「おみやげみっつたこみっつ」の意味と元ネタ!地方のおまじないなの?(おおかみこどもの雨と雪)

細田守監督の映画『おおかみこどもの雨と雪』で、おおかみこどもの雪がオオカミになってしまいそうなときに、オオカミにならないように「おみやげみっつたこみっつ」と唱えていました。

花が雪に教えたおまじないなのですが、全く意味がわからず、どういう意味なのか、元ネタはあるのか、気になった人は多いと思います!

調べて見ると、地方でのおまじないが元ネタではないか、ということもわかってきました。

早速確認してきましょう!

目次

「おみやげみっつたこみっつ」の意味は地方のおまじない?

「おみやげみっつたこみっつ」の意味について、細田守監督が舞台挨拶のときに、このように答えています。

約束をする時の歌『指切りげんまん、うそついたら針千本飲ます』に続く言葉として

“おみやげ みっつ たこみっつ”と言う地方があるそうで、

それに由来しています

ということで、一体どこの地方で言われているのかまでは調べきれなかったのですが、

約束を破らないためのおまじない『指切りげんまん』の続きの言葉として「おみやげみっつたこみっつ」と言われているということがわかりましたね。

ですので、「おみやげみっつたこみっつ」の意味としては、

約束を守ろう

ということになりますね。

雪は皆の前ではオオカミにはならないと母親の花と約束しましたから、その約束をしっかり守るためのおまじないなのですね!

「おみやげみっつたこみっつ」の元ネタは童謡?

それにしても、「針千本飲ます」の意味はわかりますが、「おみやげみっつたこみっつ」そのものの意味は未だ謎です。

しかし、実はこの「おみやげみっつたこみっつ」の歌があるそうなんですね。それがこちら。

1.おみやげ 三つに たこ三つ おみやげ 三つ だれにやろ

 さようなら いう子に わけてやろ せなかを たたいて ぽんぽんぽん

2.おみやげ 三つに たこ三つ たこは たこでも いたいたこ

 せなかに しょわせる いたいたこ そらそら あげるよ ぽんぽんぽん

3.おみやげ 三つに たこ三つ もらって にっこり さようなら

 夕焼け 小焼けの よつ辻で あの子も この子も ぽんぽんぽん

西條八十が作詞、中山晋平が作曲した「おみやげ三つ」という歌です。

この歌の意味もまた難しいのですが、たこは痛いほうのたこだそうなので、

約束破ったら「たこをわけてやる」という意味なのではないか、という意味になるのではないか、と思います。

まとめ

映画『おおかみこどもの雨と雪』で雪がオオカミにならないために唱えるおまじない「おみやげみっつたこみっつ」の意味と元ネタについて、調べてきました。

  • 『指切りげんまん、うそついたら針千本飲ます』に続く言葉として
    “おみやげ みっつ たこみっつ”と言う地方がある
  • 約束を破らないという意味のおまじない
  • 元ネタは童謡

ということがわかりましたね!

何度観ても感動してしまう『おおかみこどもの雨と雪』は、何度でも観たくなります。

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