もののけ姫の舞台設定はどこの場所?いつの時代の話?

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ジブリ界を代表するともいえる宮崎駿監督はファンタジー要素の多い作品が特徴ですが、『もののけ姫』は一風変わった異色の作品として視聴者に強い印象を残しました。

ではこの作品はいつの時代が描かれているのでしょうか。また舞台となった場所がどこなのか気になる方も多いと思います。どこかモデルになったような場所はあったのでしょうか。

そこで今回は、

  • もののけ姫の時代の設定はいつ?
  • もののけ姫の舞台設定は?場所はどこ?

について考察していきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

もののけ姫の時代の設定はいつ?

いつの時代が描かれたの?

結論から言いますと、

『もののけ姫』の時代設定は室町時代

室町時代といってもこの時代は237年とかなり長く続いた時代ですので、その中のいつ頃が描かれているのかまでは明らかになっていません。ですがなぜ室町時代だと解釈できるのかといいますと、物語冒頭でのエミシ村のおばさまのセリフに「大和との戦に破れてこの地に潜んでから五百十余年」というセリフがありました。

大和というのは近畿地方の政権、そして蝦夷では関東や東北の人々のことを指すそうです。この二つの間で戦いがあった年代を考えると、『もののけ姫』の舞台は1570年ごろの室町時代ではないかと予測ができます。

なぜその時代を描いたのか?

ではなぜ宮崎駿監督は室町時代を背景にしたのでしょうか。宮崎駿監督は時代劇に対してかなり強いこだわりも持つ方だそうで、今回の室町時代を背景にした『もののけ姫』の制作もかなりこだわりがあったそうです。

宮崎駿監督は室町時代を「おもしろい時代」、そして「女性たちが自由でかっこいい」とおっしゃっていました。またこの室町時代はとにかく変化が多い時代ですよね。作品を通して多くのメッセージを伝えたかったからこそ、この変化が多くあらゆることに柔軟に対応していかなければならない室町時代を選択したのではないでしょうか。

もののけ姫の舞台設定は?場所はどこ?

空想の世界のように感じる『もののけ姫』の舞台ですが、実は日本のある二つの場所がモデルになっているそうです。

屋久島

「こだま」という木の精霊がいましたよね!「こだま」たちとアシタカが出会った森林の描写は屋久島の「白谷雲水挟」という場所がモデルにされているそうです。

宮崎駿監督が構想に行き詰まり、一度すべてリセットするため向かった場所が屋久島だったという噂もあるそうです。つまり『もののけ姫』の誕生のきっかけは屋久島ともいえますね!

白神山地

エミシの里山の舞台となった場所は秋田県北西部と青森県南西部にまたがる山岳地帯です。この場所はファンからすると一目見ただけで「もののけ姫だ!」と分かるほど雰囲気が作品とぴったりです!

世界遺産にも登録されているため沢山の方が観光で足を運ぶそうで、今もなおさまざまな特別天然記念物が存在し生息しているそうです。

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?もののけ姫の舞台設定とモデルになった場所



まとめ

今回は「もののけ姫の舞台設定はどこの場所?いつの時代の話?」について考察してきました。結果として、

  • 『もののけ姫』の時代設定は室町時代
  • 作品に登場する場所は屋久島や世界遺産である白神山地がモデルになっている

という結果でした。

ファンの中では聖地巡礼も人気だそうで、観光客だけでなく『もののけ姫』のファンの方も足を運ぶ方が多いそうです。作品に出てくる描写が実際に目で見れるととても興奮しますよね!

皆さまも『もののけ姫』をご覧になってみて、機会があれば実際に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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