2023年に公開された映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」。
映画公開が発表された際はかなり驚きましたね!
そんな「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」にルマリーという青い星のキャラクターが登場しましたが、何者なのか気になる方が多かったようです。
今回は、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に登場したルマリーが何者なのか、映画ではどのような役割を持っていたのか考察していきます。
それでは、見ていきましょう!
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ルマリーは何者なのか?
喋り方が原作準拠のルマリー(よろずやチコ) pic.twitter.com/8JVPdlyexI
— ことの₍ᐢ- ̫-ᐢ₎ (@Heavenly_harpe) March 10, 2023
まず、映画に登場したのルマリーは何者なのでしょうか?
正体は…
よろずやチコ
となります。
では、よろずやチコとはどんなキャラクターなのか見ていきましょう。
よろずやチコについて
では、よろずやチコについて紹介していきます。
よろずやチコが初登場したのは、2007年に発売されたWii専用ソフト「スーパーマリオギャラクシー」にとなっています。
「スーパーマリオギャラクシー」に登場した「よろずやチコ」と言われていたりしますね! pic.twitter.com/JjGA2BEQTT
— タッキー (@takicube) January 4, 2024
かわいいですね(^▽^)
チコとは、マリオの世界で「星の子」と呼ばれており、たくさんの仲間たちやロゼッタという星の魔女とともに宇宙を旅しています。
しかしその途中、クッパによる災難に見舞われ、クッパに奪われてしまったスターを取り戻すべく、マリオに力を貸すことになります。
というのが「スーパーマリオギャラクシー」のあらすじとなっています。
ゲーム内でのよろずやチコは、宇宙をテーマに冒険するマリオをサポートする役割を持っており、主にボス戦の前に現れることが多いです。
話しかけると、宇宙のお金のような役割を持つ「スターピース」という星と交換を条件に、1UPキノコ(画像では緑のキノコ)もしくはライフUPキノコ(画像では赤のキノコ)をくれます。
なお、ゲーム内でもよろずやチコは関西弁でしゃべっており、映画で登場したルマリーも同じ関西弁でしゃべっています。
また、よろずやチコを英語名に表記すると「Lumalee」となっており、海外と合わせるように日本でも「ルマリー」と名乗っていたのではないかと考えられます。
今回映画に登場したルマリーは、このよろずやチコがモデルとなっているのほぼ間違いないと思います。
ルマリーのセリフの意味は?
マリオの映画に出てきたこのキャラ、完全に初見だったので調べて見ました。
— 智蔵 (@dero339) April 28, 2023
よろずやチコ aka ルマリーというらしいです
映画「スーパーマリオブラザーズ」に出てきた青い星みたいな奴ことルマリーは何者か? – 蔵ログ https://t.co/vsOeJdIDgY pic.twitter.com/d4FEG85q1y
映画ではクッパ城に捕らわれたルイージが出会った青い星の子「ルマリー」。
そんなルマリーがルイージに言ったセリフにかなり印象を受けた方はかなり多いと思います。
ルマリーがルイージに言ったセリフの意味は何だったのでしょうか?
ルマリーがルイージにかけた言葉は…
「逃げ道はあるよ。唯一の希望、それは死による解放さ!」
という言葉でした。
普通に聞くととても恐怖を覚えるセリフで、実際にルイージもこの言葉を聞いて恐怖に襲われていましたね。
ルマリーがこのセリフを言ったのはとても深い意味があったのです。
ルマリーのセリフの意味は「スーパーマリオギャラクシー」に隠されている!
ルマリーのセリフの意味はモデルとなっている「スーポーマリオギャラクシー」のゲーム内に大きく関わっています。
チコが初登場した「スーパーマリオギャラクシー」にて、すべてのチコの種族がブラックホールに飛び込んで世界を救うという場面が登場します。
その後次回作である「スーパーマリオギャラクシー2」で戻ってきているのです。
つまりチコ達は、ライフサイクルを終えると星や銀河へと生まれ変わるようになっているのではないかと考えられています。
以上の可能性から…
ルマリーはもし死んでしまっても星や銀河全体へ生まれ変わることが出来るため、自殺願望を持つことも、死ぬこともなんとも思っていない。
と考えられます。
それにしても、子供も見る映画なので意味を理解すると私も怖くなってしまいますね…。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ルマリーは映画ではどのような役割を持っていたのか?
映画スーパーマリオに出てくる
— K3(ケイ) (@K3Euphemia) May 1, 2023
青い星型のオバケっぽいの
スーパーマリオギャラクシーの、よろずやチコ(英語名はルマリー)
このネガティブ発言、何処かで聴いたような
そうそう!猫みたいな神さまがそんな感じだったよね〜
案の定、山根あんちゃんでダイジンだったw
こんな役どころ多いのかなw pic.twitter.com/ijmuYKTPdg
謎のセリフで視聴者に印象付けたルマリーですが、映画ではどのような役割を持っていたのでしょうか?
視聴者の中には、ルマリーは映画に必要なかったのではないかという声も上がっています。
しかし、一部の視聴者の声には…
次回作に登場する伏線ではないか
マリオワールドで生きる者たちの人生のキーワードではないか
という声もあります。
本作においてマリオをはじめとする「物語内部のキャラクター」が、より高みを目指して何度も挑戦したり、前進していく人生を歩んでいます。
一方でルマリーは、死によって自分の世界から切り離し、星や銀河に生まれ変わってすべてをリセットすることを目指す「物語外部のキャラクター」という役割だったのではないかと思われます。
映画のモデルであるゲームで例えると、もしかしたらルマリーは私たちと同じ「ゲームプレイヤー」の立ち位置だったのかもしれません。
まとめ
今回は、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に登場する青い星「ルマリー」について考察していきました。
結論としては…
青い星の正体はよろずやチコであること
ルマリーは生まれ変われるなら死をもいとわないこと
ルマリーの役割は「物語外部のキャラクター」の可能性があること
ということでしたね。
最後まで謎の多いキャラクターではありますが、もし次回作があったら登場するのではないかと期待が膨らみます。