【ハウル考察】かかしのカブは誰に呪いをかけられた?なぜ呪われた?

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「ハウルの動く城」で山を登っている途中でソフィーを助けたカカシのカブ。ソフィーを助けたことをきっかけにその後はソフィーたちと行動を共にし、ピンチの時は体を張ってソフィーたちを助けてくれるカブですが、一体何者なのでしょうか。そしてカブに呪いをかけたのは誰で、なぜ呪われたのでしょうか。今回は、

  • かかしのカブの正体は?王子って誰?
  • かかしの呪いは誰がかけたのか?
  • かかしのカブはなぜ呪われたのか?

について考察をしていきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

かかしのカブの正体は?

死神や悪魔などと思われていたカブですが実際は、

呪いによってカブ頭にされてしまった隣国の美しい王子様

だったのです。

カブにかけられた呪いは愛する人のキスによって呪いが解けると言われています。カブは後にソフィーをかばった際に壊れてしまいますが、ソフィーのキスによって呪いが解けます。本当の姿を現したカブはソフィーとハウルの仲を知っていたので、ソフィーが心変わりするまで待つと告げ自分の国に戻っていきます。

自国は戦争の真っ最中で、カブは国の王子として戦争を止めに戻りました。カブという名前はソフィーがつけた名前ですが、本当の名前は最後まで明らかになりませんでしたね。

かかしの呪いは誰がかけたのか?

直接的に呪いをかけたという決定的な場面はありませんでしたが、カブをカカシの姿にしてしまったのはおそらく

魔法使いのサリマン

ではないかと言われています。

サリマンは王宮付き魔法使いとして、王宮の安全確保や隣国との戦争支援の業務を行っていました。サリマンはハウルに対して異常な執着があり、サリマンにとってハウルはとても有能な愛弟子でした。やっと後継者を任せられる弟子に出会えたと思ったサリマンは、必ずハウルに後を継がせたいと考えていました。

サリマンがそこまでハウルに執着する理由として、ハウルの母親なのではないか、ハウルに恋をしているからなのではないか、という声もありました。ですが、どちらも根拠がなく可能性としては低いと考えられます。

サリマンがハウルに執着するのは、やはり後継者として有能なハウルを後に継がせたかったからという理由が一番濃厚だと思います。

かかしのカブはなぜ呪われたのか?

サリマンがカブに呪いをかけた理由として、

戦争を起こしハウルを呼び戻すためだった

のではないかと言われています。

上記でも述べたように、カブの正体は隣国の王子様です。カブはカカシになってしまったため国に戻ることができません。また王子が国に戻らず行方不明という事が原因で、自国では隣国との激しい戦争が起こってしまいます。

実際にハウルは戦争のためにサリマンに召集されます。戦争を起こせばハウルが自分の元に戻ってきてくれると考えたサリマンですが、ハウルはサリマンを恐れていたためサリマンを避けるようになっていたので戦争に行くことはありませんでした。

そして物語の最後にサリマンが言った「このバカげた戦争を終わらせましょう」という台詞から考えてみても、やはり戦争を計画していた黒幕はサリマンの可能性が高いですね。

『ハウルの動く城』
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まとめ

今回は、「【ハウル考察】かかしのカブは誰に呪いをかけられた?なぜ呪われた?」について考察してきました。結果として、

  • カブは隣国の王子様だった
  • カブに呪いをかけたのはおそらく魔法使いのサリマン
  • 戦争の計画をしていたためカブが自国に戻れないように呪いをかけた

と考察ができました。

ジブリ作品の中でも特に人気を集める「ハウルの動く城」。描かれる独特の世界観や久石譲さんが演奏する壮大な音楽、そして愛の力強さも感じ、子供から大人まで楽しめる作品です。二回目、三回目を観てみると、一回目とはまた違った発見ができると思います!

皆様もぜひ一度、観てみてはいかがでしょうか。

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