『ホーム・アローン』のあらすじをネタバレ解説!最後の結末と皆の感想も紹介!

言わずと知れたクリスマスの名作映画『ホーム・アローン』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

一度は見たことがあるという人も、細かなシーンまでは覚えてない人もいるのではないでしょうか?

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説します♪

目次

映画『ホーム・アローン』作品情報

『ホーム・アローン』基本情報

『ホーム・アローン』の基本情報を押さえてきましょう。

  • 原題:Home Alone
  • 公開日:1990年11月16日(アメリカ、イギリス)
        1991年6月22日(日本)
  • 制作国:アメリカ
  • 上映時間:103分
  • 監督:クリス・コロンバス
  • キャスト:マコーレー・カルキン、ジョー・ペシ、
         ダニエル・スターン、ほか

家族で楽しめるコメディ映画の名作!主人公ケビンを演じたマコーレー・カルキンの出世作となりました。

『ホーム・アローン』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

舞台となるのは、アメリカの少し裕福な家庭マカリスター家。彼らはフランスのパリでクリスマスを過ごすために、親戚を連れて15人で飛行機に乗り込みます。しかし、母親はずっと大事なものを忘れているような気がしていたのでした…。そう、8歳の息子ケビンを連れてくるのを忘れたのです!

家の中に取り残されたケビンは、自由な一人の生活を楽しみますが、そんな時間も束の間、2人組の泥棒たちが家にやってきます。

ケビンは家を守るために、子どもならではの発想で、泥棒退治を始めますが――。

家族が恋しくなる、心温まる痛快コメディ傑作です。

『ホーム・アローン』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

クリスマスの旅行準備

登場するのはシカゴに住むマカリスター家。ちょうどクリスマスに向けてパリへ旅行に出かけるため、伯父フランクの一家が訪問し、総勢15人があわただしく過ごしていました。マカリスター家は7人家族で、父ピーター、母ケイト、長男バズ、次男ジェフ、長女リニー、次女ミーガン、末っ子の三男ケビンです。伯父一家と親戚を入れて8人です。

全員が慌ただしく旅行の準備をしていたため、家に訪れた警官の言葉も全く聞いていません。しかし実はこの警官は偽物で、クリスマスの旅行で家を空ける一家の下見に来ていたのでした。ニセの警官は、ケビンたちが住む住宅街を訪問し、警備のためと偽って防犯の確認をしています。ケビンはその警官がにこっと笑ったときの金歯が気になりました。

家の向かいではマーリーじいさんと呼ばれる初老の男性が、大きなシャベルで雪かきをしています。このマーリーじいさんについては、寡黙なため「1958年に家族を皆殺しにした殺人鬼だが証拠がないため野放しにされている、シカゴのシャベル殺人鬼」との噂が立っていました。また、雪かき後にまく凍結防止用の塩が入ったドラム缶は、「死体を塩漬けにしてミイラにするためのもの」と言われていました。ケビンはその話を聞いて怯えます。

慌ただしい一家にピザやが到着し、皆がこぞって食べますが、ケビンは大好きなプレーン・チーズ・ピザを兄のバズに全部食べられてしまいました。バズは食べたピザを吐いて戻してやろうとふざけたので、ケビンは怒ってバズにタックルし、食卓の飲み物を倒してぐちゃぐちゃになってしまいました。

まさかの忘れ物

暴れた罰としてケビンは屋根裏部屋で一人で寝るように言われます。いつも自分だけが怒られることが不満なケビンは「家族なんかいらない」「こんな家族消えてしまえ!」と思わず母親に言ってしまいます。

皆が寝静まったその夜、強風で電柱が倒れ、付近一帯に停電が起こり、目覚まし時計のアラームが鳴らなかったことから一家は皆で寝坊してしまいました。出発の朝、慌てて支度をして、迎えに来た車へ乗り込みます。出発前に子どもの数を数えますが、向かいに住む少年マーフィーが紛れ込んでいたため、ケビンがいないことに皆は気づきませんでした。

一家はそのまま空港に向かい、飛行機に乗って離陸してしまいました。

一人暮らしを満喫するケビン

母親ケイトは、機内で何か忘れているような気がしていました。父親のピーターはガレージの施錠を忘れたからそれではないかと言います。そして、ケイトはケビンを連れてくるのを忘れたことを思い出しました。もう後戻りはできません。

ケビンはというと、朝起きると家は無人です。ガレージには車があるので家族はまだ出発していないのだと思います。しかし、家の中には誰もいないので、「家族が消える」という自分の願いが叶ったのだと思い、一人暮らしを満喫し始めます。

例えば、兄バズの部屋でバズが隠しているもののチェックです。エロ本が出てきましたがケビンは気持ち悪いと思いぽいっと捨て、かんしゃく玉は何かに使えそうなのでもらっておきました。またバズが大事に飾っていたモデルガンももらっておきます。

すっかり悪人気分のケビンは、コーンフレークにマシュマロとアイスクリームという贅沢を満喫しながら、母親に禁止されていたマフィア映画を見ます。やはりケビンには怖くて、目を覆ってしまいました。こうしてこの一日はケビンは大満足なのでした。

一方、母親は機内から自宅に電話をしてみますが、電柱が倒壊したことから電話線が復旧せず、連絡が取れません。

空き巣たちがケビンの家を狙う

またそのころ、偽警官に扮装していた空き巣のハリーと相棒マーブは、事前に確認していたケビンの住む住宅街を車で下見に来ます。警官に扮して防犯設備を確認していたため、時間が来るとタイマーで家に電飾が灯ることを知り、ハリーは満足気です。

ハリーたちが特に狙っていたのは、ケビンが住む家でした。ここにはビデオやステレオなどが揃っており、現金や宝石、証券類もあるのではないかと期待が膨らみます。早速、ハリーとマーブはケビンの家に地下室から入ろうとしますが、ケビンが人の気配に気づき電気をつけたので、慌てて退散しました。

パリに到着した母ケイトたちはというと、一家で手分けして近所中に電話してみますが、どの家も出かけていて留守です。シカゴ警察にも電話しますが、家のことだと言うと家庭問題の課に回され、子どもの様子を確認することをお願いすると調査課に回され、たらいまわしに会います。

やっと警官を派遣して家の様子を見てもらいましたが、ベルを鳴らしても誰も応答しないため「無人で異常なし」と扱ってしまいました。ケビンは家の中にいましたが、向かいのマーリーじいさんを見てベッドの下で震えていたのでした。

母ケイトたちはアメリカ行きのチケットを取ろうとしますが、クリスマスシーズンのためどの便も満席で空きがありません。仕方なく、他の家族はホテルにチェックインし、母ケイトだけキャンセル待ちをするため空港に泊まり込みました。

家族が恋しくなってきた

ケビンは一人で風呂にも入ります。お風呂上がりに父親ピーターの真似をして、あれこれいろんあものを体に塗りますが、最後の仕上げに頬に塗った髭剃り後のローションを塗って、刺激が強いため「あー!」と悲鳴を上げるのでした。

その後ケビンは、再び兄バズの部屋を探索し、棚の上にあるお金の入った缶を取ろうと棚に登ります。すると棚が倒壊し、棚の上に置かれていたバズのペットの蜘蛛タランチュラが脱走してしまいましたが、ケビンは気づきません。

そしてケビンはふと窓の外を覗くと、向かいのマーフィーの家の前に不審な車両があるのを見つけます。マーフィーはフロリダに行っているはずなので、フロリダに行っていないのかなと考えます。実はその車両は空き巣のハリーとマーブが乗っていたものでした。

マーフィー宅に空き巣に入っていた2人は、家の留守電に残されていた、父ピーターからのメッセージを聞き、ケビン宅はやはり留守であることを知ります。マーブは、家を出る前に家中の流しにタオルを詰め、水道を流しっぱなしにするといういたずらをしました。マーブによると、「一流の犯罪者は名刺を残す」のだそうです。

この日も、ケビンは相変わらず一人暮らしを満喫します。一人で歯ブラシを買いに出かけますが、出かけた先でマーリーじいさんに遭遇し、驚いて歯ブラシを持ったまま店を出てしまいました。万引き扱いされ、警官に追われますが、ケビンはスケート場を尻もちをつきながら逃げ切ります。すっかり犯罪者になってしまったと落ち込みながら帰宅するケビンは、途中、空き巣のハリーたちの車に轢かれそうになりました。

その時にみたハリーの光る金歯で、ケビンはあのときの警官と気づき、逃げました。しかし、空き巣たちもケビンに見覚えがあり尾行してきます。ケビンはなんとか教会に逃げ込み、空き巣たちもあきらめたのでした。

その夜、ケビンはピザの出前を頼みます。マフィア映画のセリフをうまく流しながらピザの宅配人と会話し、会計を済ませました。大好きなプレーン・チーズ・ピザを堪能できたものの、家族が恋しくなってきたケビンは、家族写真を見ながら眠りにつくのでした。

ケビンの決意

翌日、ケビンは初めて一人で洗濯にチャレンジします。今まで苦手だった洗濯機がある地下室にも行けるようになり、怖かった暖炉も克服しました。そしてお風呂に入ったら、ローションを顔に塗って「あー!」と叫ぶのでした。

一方、空き巣のハリーたちは懲りずにケビンの家に下見にやってきました。家にいるのはケビンだけだと確認した2人は、夜21時に戻ってきて侵入しようと企てます。その2人の会話をケビンは盗み聞きしていました。

母親のケイトは空港でなんとかダラス行きのチケットを老夫婦から譲ってもらい、その後ペンシルバニア空港まで移動はできましたが、シカゴ行きの空席がなく困ってしまいました。すると、空港でポルカの音楽隊のリーダーが、ミルウォーキーまで行くために車をレンタルしたので、途中のシカゴで降ろしてあげると声をかけてくれたのでした。ケイトは喜んで車に乗せてもらい出発します。

ケビンはというと、教会で再びマーリーじいさんに出会いました。そこで話してみると、マーリーじいさんは怖い人ではなく、息子と絶縁状態のため、こっそり孫娘が聖歌隊の練習をしているのを見に来ているのだということがわかりました。

ケビンは、マーリーじいさんに、息子と話をするように助言します。マーリーじいさんは、息子から拒否されるのを恐れていると答えますが、ケビンは「少なくとも物事をはっきりさせれば、怖くはなくなる」と伝えるのでした。

そしてケビンは、家を空き巣たちから守ることを決意します。「戦闘プラン」という計画を立て、空き巣対策として、子どもならではのトラップをたくさん仕掛けます。

『ホーム・アローン』の最後と結末

空き巣退治

夜の21時になり、空き巣2人組がやってきました。ハリーは玄関から、マーブは地下室から侵入する作戦でしたが、ケビンが昼間のうちに階段に水を撒いておいたので、2人とも凍結した階段に手こずってしまいます。

ハリーはなんとか這いつくばりながら手すりにすがって玄関まで到着できましたが、玄関のドアノブはケビンが高温に暖めていたため、ハリーは手を火傷し、再び玄関の階段の下まで転倒してしまいます。玄関をあきらめ、裏口に回って扉を開けると、火炎放射器が発射される仕組みで、頭に火を浴びてしまいました。さらに、ドアを開けると、接着剤付きの食品用ラップが顔に貼りつき、そのあと、扇風機で羽毛が飛ばされてきたので、顔に羽毛がたくさんついてしまいました。

地下室から侵入したマーブは、暗い室内を照らすために裸電球を引っ張ると、アイロンにつながっていて、アイロンを額に打ち付けました。さらに、地上に上がる階段にはタールが塗りつけられていたため、マーブの靴は脱げ、靴下も取られ、裸足になっていました。それでも地下室の外の窓から侵入したマーブでしたが、窓の下に並べられたクリスマスツリー用の飾りつけを踏みつけ、あまりの痛さに悶えるのでした。

ハリーとマーブはなんとか階段下までたどり着きましたが、足元のミニカーに足を取られ派手に転倒し、天井から吊られたペンキ缶で頭を打ちます。ハリーは金歯が取れて怒り心頭です。この隙に、ケビンは空き巣被害を警察に通報し、向かいのマーフィー宅を名乗って電話を切りました。

2階でケビンは空き巣2人に追い詰められ、マーブに足をつかまれますが、ふと見上げると目の前に逃げていたバズのタランチュラを見つけたので、それを捕まえ、マーブの顔に乗せます。マーブは絶叫して振り落とすと、今度はハリーのお腹の上に落ち、マーブはタランチュラを退治しようとハリーのお腹を思い切りバールで叩きつけるのでした。

ケビンは2階から張っていたロープを使って、自転車のハンドルをかけて、ツリーハウスに逃げます。空き巣2人もケビンを追いかけてロープを伝ってきますが、ケビンは2人の目の前でロープを植木ばさみで切り落としました。2人は地面に落ちます。

ケビンは向かいのマーフィー宅に逃げ込みますが、マーブが「名刺」代わりとして残していたので、水浸しです。ケビンは2人についに捕まりますが、ちょうどマーリーじいさんがやってきて、背後から2人の頭をシャベルで叩き、空き巣を退治したのでした。警察も到着し、ハリーとマーブは手配犯として逮捕されました。

家族が戻ってきたクリスマス

家を守り切ったケビンですが、家族が消えてほしいと願ったことを反省し、サンタに家族を返してほしいと祈ります

翌日のクリスマス、朝から雪が降っていました。そこへ、ケビンは家族分の靴下を暖炉に飾り、寂しく感じます。そこへ、ようやく母親ケイトが家に到着し、ケビンを見つけて抱きしめます。その直後、空きの便が出たため、残りの家族も皆家に帰ってきました。

家族は、留守中にケビンが一人で買い物に行けたことに驚きます。さらに何かなかったか父親ピーターが尋ねると、ケビンは「特に何も」と謙遜するのでした。兄バズは、ケビンに「留守番ご苦労」と労います。父親ピーターは、ハリーの金歯を家の中で発見し、不思議に思うのでした。

ケビンがふと窓の外を見ると、マーリーじいさんが息子夫婦と和解し、孫娘を抱き上げる姿が目に入りました。マーリーじいさんに手を振るケビンでしたが、後ろから「俺の部屋に入ったな!」という兄バズの怒声が聞こえます。ケビンはしまったという顔をするのでした。

ホーム・アローンの感想まとめ

30代女性

とにかくケビンがかわいい!
くるくる変わる表情や、空き巣退治の仕掛けが上手くいって、純粋に喜ぶ姿もとても無邪気で
心を鷲掴みにされます♪

40代女性

少年と間抜けな泥棒たちの攻防戦が本当に面白い!
落ち込んでいるときでもこれを観たら元気が出てくるはず。

20代女性

クリスマスといえば、という作品。
クリスマスは恋人たちのイベントと思われがちで、恋愛系の映画も多いけど、この作品は家族に会いたいなと思わせてくれる!将来家族ができたらみんなで観たいな

『ホームアローン』関連記事はこちら

『ホームアローン』
▼『ホームアローン』のあらすじを結末までネタバレ解説!

▼ひどすぎる家族⁉ケビンの家族構成を調査

▼転落人生!?ケビン役マコーレー・カルキンの現在!

▼ハリーとマーブは大活躍!泥棒役の現在!

▼裏ネタ!ケビンがシャワー後に叫ぶのはなぜ?

『ホームアローン2』
▼『ホームアローン2』のあらすじを結末までネタバレ解説!

▼自己破産!?鳩おばさんの現在とその後!

▼大豪遊?ケビンが使ったお金967ドルは日本円でいくら?


▼受付女性はあのマクゴナガル先生⁉真相を調査

▼超高額⁉ケビンが泊まったホテルは一泊いくら?トランプがオーナーだったらしい!

まとめ

ホームコメディの名作映画『ホーム・アローン』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、感動あり、ワクワクドキドキするシーンもありで、家族皆で観ることができる映画とわかりましたね♪

クリスマスには一度は見たくなる映画です!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次