ハリポタの第4弾の映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で、疑問になったまま終わった点があります。
それは、
- なぜハリーは炎のゴブレットに選手として選ばれたのか?
という疑問です。映画では誰も説明してくれませんでしたよね。
原作を読むとどうやらちゃんと解説がされているらしいです。それでは、
- ハリーの名前がなぜ選ばれたのか
- ハリーの紙は誰がどうやって入れたのか
を調査して解説していきます!
ハリーがなぜ選ばれたのか?
【#炎のゴブレット】
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) November 26, 2021
青白い炎に包まれた木のゴブレット(盃)で、#三大魔法学校対抗試合 の代表選手を決める公正なる選者。#金曜ロードショー#ハリー・ポッターと炎のゴブレット#ハリー・ポッター pic.twitter.com/oaYF01Rml3
炎のゴブレットのルール
炎のゴブレットのルールをおさらいしましょう。炎のゴブレットは、三大魔法学校対抗試合の選手を選ぶためのものです。さて、その炎のゴブレットは、
- 1校に1人の代表者を選ぶ
というルールでしたね。
さらに、今回は、昨今の危険性を鑑み、17歳未満は参加不可という年齢制限が設けられました。これは、炎のゴブレットの魔法ではなく、校長のダンブルドアが炎のゴブレットの周りに「年齢制限」の魔法を設けたのですね。
ハリーは4校目の代表になった?
それではなぜ14歳のハリー・ポッターが選ばれたのか、それについては原作には、おおよそ次の通りの説明がされています。
- 何者かが強烈な錯乱の呪文を炎のゴブレットにかけた
- 錯乱の呪文によって、炎のゴブレットが「参加するのは3校だけ」という事実を忘れてしまった
つまり、何者かがハリー・ポッターの名前を架空のもう一校に所属する学生としてハリーの紙を炎のゴブレットに投入し、1人しか立候補者がいないため、
ハリー・ポッターが4校目の代表者になった
ということなのです。
ちなみに、ダンブルドアが設けた年齢制限については、
しかしこれは、投票する人が年齢制限をクリアしていれば、17歳未満の他人の名前を書いて入れることも可能であったと思われます。
17歳以上の何者かがハリーの名前を書いて炎のゴブレットに入れたのですね。
それにしても見事な細工です。
ハリーの紙は誰が入れたのか?
今日は、炎のゴブレット……。
え、いきなり⁉️せめて、ワンクッション置いてくれない⁉️心の準備が……。
全編通して、よくも悪くも「しんどい」作品。でも、その分、エモいよ!
#炎のゴブレット #ハリーポッター #ハリポタ #金ロー #金曜ロードショー pic.twitter.com/hzKgzWREcG— YODORI (@DrJTori) November 26, 2021
それでは、ハリーの紙はいったい誰が入れたのか、ということが謎ですが、
本作の黒幕であるバーティ・クラウチ・ジュニアがハリーの紙を入れた
と考えるのが自然でしょう。
その目的は、
- ハリーを代表者にして、対抗試合に参加させる
↓ - ハリーを優勝させて、「移動キー」の優勝カップに触れさせる
↓ - ハリーをヴォルデモートの元に移動させて、ヴォルデモート復活のためにハリーの血を手に入れる
という筋書きです。なかなか道のりの遠い作戦ですが、ハリー・ポッターをダンブルドアの監視の目から避けて、人気のないところでの儀式まで連れてくるには、この方法が打ってつけだったんでしょうね。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
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まとめ
ハリポタ映画第4弾の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で、ハリーの名前はなぜ選ばれたのか、誰がハリーの紙を入れたのか、という謎について調べてきましたが、
- ハリーの紙を入れたのは、バーティ・クラウチ・ジュニア
- クラウチ・ジュニアが炎のゴブレットに錯乱の呪文をかけて、
ハリーを4校目の代表者として選ばせた
ということでしたね!2時間半ほどの映画ではなかなかすべてを説明しきれず、「あれ?」と思うことが多いハリー・ポッター作品は、原作を読んでみると合点のいくことも結構ありますね。