グレムリンのあらすじをネタバレ解説!最後の結末と感想がヤバい!

映画『グレムリン』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

3つの約束を守らないと大変なことになる動物と主人公の物語が魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

目次

映画『グレムリン』作品情報

『グレムリン』基本情報

『グレムリン』の基本情報を押さえていきましょう。

  • 作品名:グレムリン
  • 公開日:1984年12月8日
  • 上映時間:106分
  • 監督:ジョー・ダンテ
  • 脚本:クリス・コロンバス
  • キャスト:ザック・ギャリガン、フィービー・ケイツ、
         ホイト・アクストン、フランシス・リー・マッケイン、ほか

『グレムリン』は、1984年に公開されたアメリカの映画でジョー・ダンテ監督作品です。クリスマスに贈られた珍しいペットの飼育方法にまつわる騒動を描いたSFブラックコメディです。

『グレムリン』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

チャイナタウンの骨董屋で発明家ペルツァーが手に入れた不思議な動物モグワイ。

彼はそれを息子ビリーへのクリスマスプレゼントとして贈りますが、モグワイには、水に濡らさないこと、太陽光線に当てないこと、真夜中すぎにエサを与えないことの3つの誓いが必要でした。

偶然のいたずらでこの誓いが破られた時、可愛いモグワイは恐るべき凶悪な怪物グレムリンへと増殖していきます。

かくして平和な田舎町キングストン・フォールズは悪夢のクリスマスを迎えることになりました。

『グレムリン』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

奇妙な生き物・モグワイ

今一つ役に立たず、売れない物を作る発明家のランダル・ペルツァー。

彼は発明品のセールスに訪れた街で、息子にクリスマスプレゼントを買おうと、チャイナタウンの1軒の怪しげな店を訪れます。

そこで歌が大好きな奇妙な生き物「モグワイ」を目にしたランダルは、この生き物を買おうとしますが店の主人の老人は、これは売り物ではないと断りました。

しかし店の経営が苦しいと知る老人の孫が、内緒でランダルにモグワイを売ります。そしてモグワイを飼うなら、3つの約束を必ず守るよう教えます。

1つ目は、モグワイは光を嫌うので、明るい所には出さないこと。特に太陽の光に当たると死んでしまいます。2つ目は、絶対に水に濡らさないこと。

そして一番気を付けて欲しい3つ目の約束は、どんなにモグワイがねだっても、真夜中を過ぎたら食べ物を与えないことでした。

銀行員のビリー

愛犬のバニーと暮らすランダルの息子ウィリアム、通称ビリー

彼はコミック作家になることを夢見ていましたが、今は地元の町の銀行に勤めていました。

出勤した彼は同じ職場で働く仲の良い、勤務外はパブで働くキャサリン、通称ケイトからパブ存続の嘆願書への署名を求められます。

地主で銀行のオーナー、ディーグル夫人は町の住人の憩いの場であるパブを、容赦なく取り壊そうとしています。強欲な夫人は町の嫌われ者でした。

銀行に現れた夫人は、雪ダルマ像を壊した犬のバニーを処分しろとビリーに迫り騒ぎになります。そんなビリーを取締役のジェラルドは馬鹿にします。

勤務後パブでビリーに絡んだジェラルドは、そこで働くケイトを誘いますが、彼女が気にかけているのはビリーでした。

モグワイのギズモ

帰宅したビリーを料理中の母・リンが迎えます。そこに浮かれた様子で帰ってきたランダル。

彼は息子ビリーにプレゼントを渡し、クリスマス前だが早速開けるよう言います。包まれた箱の中には、あのモグワイが入っていました。

モグワイに「ギズモ」と名付けようとランダルは提案します。そして息子に飼うために守るべき注意事項、3つの約束を伝えます。

演奏に合わせ歌う、愛くるしいギズモをすっかり気にいったビリー。

翌朝、近くに住む少年ピートが、ペルツァー家にクリスマスツリーを配達に来ました。ビリーはピートにギズモを見せました。ところがピートは、誤ってギズモに水をかけました。やがて苦しみ出したギズモの背中から、5つの毛玉が飛び出します。

毛玉はそれぞれ新たなモグワイに成長しました。その中の一匹の頭にストライプ(縦しま模様)があるモグワイに噛まれたピート。

モグワイが増えたと聞かされ、これをペットとして売れば人気になると考えたランダルに、5匹はギズモとは何かが違うと告げるビリー。穏やかな性格のギズモと異なり、きままに騒いでイタズラをする5匹のリーダーはストライプのようです。

増えてしまったモグワイ

翌朝、ビリーはピート少年の通う学校にギズモを持って行き、理科の教師ハンソン先生の前で水を1滴垂らしました。そして、1匹増えたモグワイを、研究用にハンソン先生に預けたビリー。

その夜、ビリーはケイトが働く閉店間際のバーを覗くと、そこには隣人で気は良いが、外国製品嫌いで知られるファッターマンがいました。酔ったファッターマンは、外国製の機械には故障を引き起こす妖精、「グレムリン」が潜んでいると呟きます。

ファッターマンを見送り、雪の降る中で家路についたビリーに、クリスマスは人が落ち込む時期だと語るケイト。彼女は皆が幸せな気分になる時だから、落ち込んでしまう人もいると訴えます。

その言葉に戸惑うビリーですが、彼女とのデートを約束しました。

その夜、ビリーはギズモとは会話を交わすほど仲良くなりますが、他の5匹のモグワイは餌が欲しいと騒ぎます。まだ12時前だと確認し、モグワイに餌を与えたビリー。

同じ深夜にハンソン先生に採血され、研究されていたモグワイも食べ物を口にします。

グレムリンと化したモグワイ

翌朝、5匹のモグワイは奇妙な繭に姿を変えていました。ビリーが時間を確認した時計は、何者かの手で壊されていました。そしてハンソン先生のモグワイもまた、繭になっていました。

その日、母・リンが残った家では、ギズモの目の前で5つの繭は羽化します。同じ頃ピート少年のいる教室でも、ハンソン先生の前で羽化する繭。

ハンソンから連絡を受け学校に現れたビリーが目撃したのは、注射器を突き立てられ倒れた先生の姿でした。教室に潜む何かを追うビリーが目撃したのは小さな怪物・グレムリンと化したモグワイです。

同じ頃、ペルツァー家では5匹のグレムリンがギズモを虐めて騒いでいました。その物音に気付いたリン。ビリーは家に電話をかけ、すぐ逃げるよう母に伝えますが、グレムリンは電話を壊し通話を遮ります。

母の危険を察したビリーは、学校を飛び出し家へと急ぎます。

その頃リンは、台所で食べ物を食い荒らす、醜いグレムリンの姿を目撃していました。台所を荒らされ怒ったリンは、3匹のグレムリンを退治しますが、クリスマスツリーに潜んでいた1匹に襲われました。

そこに駆け付けたビリーによって、その1匹も始末されました。しかし残る1匹、一番悪賢いグレムリンのストライプは家の外に逃れます。

『グレムリン』の最後と結末

悲惨なクリスマス

傷付いた母を医師の元に送ると、ビリーは家に戻りキズモを助け出し、雪に残されたストライプの足跡を追いました。

体育館に逃げ込むと、ビリーの前でプールに飛び込んだストライプ。プールは沸き立ち、ストライプの体から無数のグレムリンが増殖します。たまらず逃げ出したビリーは保安官の元に駆け込みます。

しかし無数のグレムリンが現れ、町の人を襲うとビリーが訴えても保安官は相手にしません。

その頃ペルツァー家の隣人、ファッターマン夫妻は機械にイタズラするグレムリンの群れに襲われていました。やがてグレムリンたちの仕業で、クリスマスイブの夜の町は大混乱に陥ります。

ギズモを見せられても事態を信じない保安官も、ファッターマン家の騒ぎの通報にビリーを残して出動します。

家の前でクリスマス・キャロルを歌う人々を追い払おうとする、嫌われ者のディーグル夫人。扉を開けた彼女が目撃したのは、歌うグレムリンたちでした。ストライプ率いるグレムリンの仕業で、夫人は家の外に吹き飛ばされました。

その光景を見た保安官は逃げ出しますが、イタズラされたパトカーは横転し、騒ぎはさらに大きくなります。

パブに集まり乱痴気騒ぎを起こす、タチの悪いグレムリンの群れを1人で相手し追い詰められたケイトを、ギズモと車に乗って現れたビリーが助け出しました。しかし車が動かなくなり、2人はギズモと共に大混乱の夜の町を走って逃げ出します。

惨状を目撃してクリスマスは大嫌い、と思わず口にするケイト。彼女が9歳のクリスマスイブの夜、娘を喜ばせようとした父は、思わぬ事故で亡くなっていました。それ以来彼女には、サンタクロースとクリスマスは辛いものになったと告白します。

グレムリンを退治したビリー達

ビリーたちが外に出ると、町は静まり返っていました。スプライトに率いられグレムリンは映画館に集まっていました。そこで上映されるアニメ映画、『白雪姫』に夢中になったグレムリンたち。

ビリーはケイトとギズモと共にボイラー室に忍び込み、グレムリンを一気に始末しようと試みます。

ガスを充満させると火を放ち逃げたビリーたちを、群れを成して追ってくるグレムリン。間一髪逃れたビリーの前で映画館は爆発し、グレムリンたちは始末されました。しかしストライプはデパートに逃れたとケイトは気づきます。

スプライトが水に触れれば、またグレムリンは増殖します。ギズモをケイトに預け、彼女にキスするとビリーはその後を追います。しかし悪賢いスプライトに追い詰められ、傷付けられて絶体絶命のビリー。

そこにオモチャの車に乗り込み、運転して助けに向かうギズモは、ケイトも店内の照明を点灯させ、苦手な光でストライプを怯ませました。

ようやく町に帰ってきたビリーの父ランダルも異変に気付き、愛犬のバニーと共にデパートに入ります。

スプライトは店内の噴水を見つけました。手に入れた拳銃をビリーに向け発砲し、そして水に触れたストライプ。またしてもグレムリンが増殖しようとした時、飛び込んできたギズモがカーテンを開け、ストライプに朝日を浴びせます。

もう夜は明けていて、日の光を浴びたスプライトの体は溶けてゆき、こうして全てのグレムリンが退治されました。

クリスマスの日、ケイトと共に前夜の大騒動を伝えるニュースをTVで見つめるペルツァー家の人々。

そこにあのチャイナタウンの店の老人が現れます。彼は売る意志の無かったモグワイを引き取りにやって来ました。飼育するための3つのルールを守らなかった、とランダルを叱った老人は、ギズモを元の箱に入れ連れ帰ろうとします。

しかしモグワイの心を理解する老人は、ビリーを呼んで箱を開けました。ビリーに「サヨナラ」を伝えたギズモを眺め、君にもいつかモグワイが飼える日が来る、と告げる老人。

ペルツァー家の人々とケイトは、クリスマスの夜に去ってゆく老人とギズモの姿を見送ります。

『グレムリン』感想まとめ

映画『グレムリン』の感想をまとめました!

なんか引っかかるところが多いけど、間違いなく誰でも楽しめる映画だった!
クリスマスにみんなで見るのも楽しいかも!

ギズモかわいい!
ダーツの的にされているギズモがかわいそうだけど一番可愛かった!

動物を飼う大切さを学べるいい作品だと思った!
凶暴化したモグワイのタバコとかお酒飲んでるところ凄くクズ人間味があって好き!

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まとめ

映画『グレムリン』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、クリスマスは楽しいと思う反面、こんな時期だからこそ寂しさが募り、苦しく感じるという人に共感でき、動物を飼う責任を考えらせられる素敵な作品でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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