大ヒットした前作の続編として2019年11月に『アナと雪の女王2』が公開されました。
待望の続編では、エルサを呼ぶ謎の声や王国に襲いかかる災害などエルサとアナの姉妹は再び危機に直面します。
そこで今回は、
- 『アナ雪2』でエルサを呼ぶ声の正体は?
- アートハランとは何なのか?
について考察していこうと思います。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
『アナ雪2』でエルサを呼ぶ声の正体は?
『アナと雪の女王2』は本日で5周年!❄️
— どりあ@ディズニー情報 (@tdr_doria) November 21, 2024
2作そろって周年おめでとうございます🎉 pic.twitter.com/nZP7iNLrxo
『アナ雪2』の物語が始まるのは、エルサとアナがまだ子供の頃のこと。
国王である父親から『魔法の森』についての話を聞いている場面でした。
前作から3年後、エルサは立派な女王となり平和に過ごしていましたが、ある日から不思議な歌声が聞こえるようになったのです。
声の正体は母親のイドゥナだった!
北の方角からエルサを呼んでいた歌声は、エルサの母親・イドゥナです。
アナ雪のエルサとアナの母イドゥナ。
— 鬼檸檬 (@geratoni0718) May 29, 2023
出番少ないけどアナ雪2では重要な存在で、彼女の生涯で映画1本作れそう。
先住民と王国が争う中、先住民の少女だった彼女が王国の王子を助けて親も故郷も失い、夫と娘達を得て、最期は非業の死を遂げるも思いは娘達へ受け継がれる壮絶人生。#映画に出てくる母親 pic.twitter.com/pacfLSF0vF
なぜイドゥナがエルサを呼んでいたのか疑問ですが、それは人間と精霊たちの関係にあります。
歌声に導かれるようにエルサが北の大地へ赴いたことで、風、水、火、大地の精霊を目覚めさせてしまいました。
精霊たちが目覚めたことでアレンデール王国は暴風と地震に襲われ、エルサは自身が持つ魔法の力の秘密を探るためにアナやクリストフ、オラフとともに旅に出ることになったのです。
精霊と人間の関係
エルサとアナの祖父・ルナードは国王だった時代に精霊たちの力を弱めるダムを造りました。
ルナード国王は魔法の森に住んでいるノーサルドラの人々のためにダムを作ったと言いましたが、実は彼らの力を削ぐための策略だったのです。
Q.ディズニーで一番の無能王は誰ですか?
— フナバシ (@kKRxCnJXb8NJ6zu) December 20, 2023
A.アナ雪2に出る老害ことルナード
アレンデールのインフラ設備を完備させた王様なのに其を打ち消す程の無能デバフ
次期王位継承権のある息子を連れてるのに紛争勃発させる
何故か王様自ら良心的な村長暗殺
アレンデールが水害に遇う場所にダム建設 pic.twitter.com/21ckfFOiSe
さらにルナード国王はノーサルドラの人間を手にかけ、戦争を引き起こしてしまいます。
精霊たちは激怒して魔法の森を霧で包んでしまいました。
ルナード国王がなぜそんなことをしてしまったのかというと、
精霊とノーサルドラの人々が深く関わっていることで、自身の脅威となる可能性を潰すためだったのではないでしょうか?
ルナード国王の思惑通り精霊の力は弱まりましたが、孫のエルサやアナの代になってその代償が露になった感じですね。
なぜイドゥナはエルサを呼んだ?
イドゥナがエルサを呼んだのは、精霊と人間たちの間に立って欲しいという思いが強かったからでしょう。
エルサは声のする方向進み、冷たい荒波を乗り越えようとします。
アナ雪2ってめちゃめちゃアトラク向けの内容だと思うからフローズンジャーニーにアナ雪2要素も欲しかったな
— Sunny Days ☀️ (@NROOOOOOOOB_ER) June 20, 2024
ダークシーを超えてアートハランへ向かう船旅とかめちゃめちゃワクワクするやん pic.twitter.com/dP8ggLMFLD
水の精霊に何度も道をふさがれてなかなか前に進めませんでしたが、諦めないエルサの思いを認めて精霊たちの地に行きつくことができたのです。
エルサは新たな精霊になるための試験を受けていたのかもしれません。
母のイドゥナは強い魔法の力を持って生まれたエルサが、精霊たちと深い関りがあることをわかっていたのでしょう。
アートハランとは何なのか?
エルサが荒波を越えて向かった先は、精霊たちの地です。
その場所を『アートハラン』というのですが、何なのか詳しく知りたいですね!
アートハランはすべてを知る川
エルサの母・イドゥナは子供の頃に『アートハランはすべてを知っている精霊たちの母なる川』と教えられていました。
アナと雪の女王2見ました。
— Gumihai (@Gumihai_EVE) November 19, 2021
とてつもないドデカスケールで描いた愛の物語。(語彙
今回は水の描写が特に綺麗でとても引き込まれた💧
アートハランのエルサでさえも凍えてしまう絶望感の表現にはもう脱帽👏
エルサのドレスどちゃくそ似合っててもうたまらん。
総じて最高❄️#アナ雪2#アナと雪の女王2 pic.twitter.com/dbdxvSQqLZ
強い魔法の力を持って生まれたエルサについて悩んでいたイドゥナ。
国王夫妻はエルサのためにアートハランに向かおうとしましたが、そう簡単にたどり着けない場所です。
イドゥナは『子守唄』の中にアートハランのヒントがあることを知っていました。
しかし、アートハランは人間を寄せ付けないこともあり、国王夫妻が乗った船は結局難破してしまいました。
もしアートハランにたどり着いていればエルサとアナの関係ももっと早くに改善されていたはずですが、祖父のルナード国王がしてしまったことの報いを受けてしまったのかと思ってしまいます…。
エルサが第5の精霊になった理由
エルサは試練を乗り越え、アートハランにたどり着きました。アートハランに行けたということはエルサ一体何者なのとなりますよね。
アナ雪2のアートハランにて
— えな🌼🐝🍯🐻 (@eee_pooh) January 6, 2023
何度観ても号泣してしまう pic.twitter.com/6E0yCqQoNx
おそらくエルサは精霊になるために生まれたのではなく、元々精霊だったのではないでしょうか。
精霊と人間の間を取り持つために国王夫妻の子供として生まれ、魔法の力も持っていたのだと思います。
エルサがアートハランにたどり着いて第5の精霊になったことで、アレンデールとノーサルドラの争いに終止符を打てました。
『アナと雪の女王』では強い魔法の力に悩んでいたエルサでしたが、『アナと雪の女王2』では堂々として勇ましかった印象です。
自身が精霊となって国や人々を守るという新たな使命ができてエルサも本当の自分になれたのかなと感じました。
まとめ
🎊発表🎊
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) November 7, 2024
.*・゚3週連続ディズニー.゚・*.
❄11月29日『アナと雪の女王』
❄12月6日『アナと雪の女王2』
❄12月13日🎄クリスマスSP
『アナと雪の女王/家族の思い出』
『美女と野獣/ベルの素敵なプレゼント』地上波初 pic.twitter.com/WhKwPcaKd3
『アナ雪2』でエルサを呼ぶ声の正体、アートハランとは何なのか考察してきました。
結論とすると、
- エルサを呼ぶ声の正体は母・イドゥナ
- エルサは精霊と人間の仲を取り持つ存在
- アートハランは精霊たちの地にあるすべてを知る川
- エルサは第5の精霊になった
ということになります。
『アナ雪2』は前作よりも少し内容が難しく感じますが、エルサの秘密がよくわかりましたね。
物語の解釈は人それぞれなので、その分違った見方ができるはず。
みなさんも『アナ雪2』をみて物語の意味をぜひ考えてみてはいかがでしょうか。