アナ雪の戴冠式でエルサが持ってるものは王笏と宝珠!意味はどんなもの?

ディズニーアニメーションの大人気作品『アナと雪の女王』では戴冠式が行われます。

その戴冠式でエルサはティアラを載せて王笏と宝珠を持っています。

今回は、

  • 戴冠式でエルサが持っているものの、王笏と宝珠ってどんなもの?
  • 王笏と宝珠の意味って何?

といった戴冠式での疑問を調査したいと思います!

目次

『アナ雪』の戴冠式でエルサが持ってる王笏と宝珠って何?

棒状のもの・・・王笏(おうしゃく)
球体のもの・・・宝珠(ほうじゅ)

アナが戴冠式の際にティアラを頭に載せ手に持っている、2つのアイテムがあります。

キリスト教の世界では王権を表すとてもメジャーなアイテムで、王冠(またはティアラ)と王笏・宝珠と3点セットでレガリアと呼ばれています。レガリアは単なる装飾品ではなく、君主が正当な支配者であること=正統性を証明したり、世代を超えて受け継がれることで、王国や国家の歴史と伝統を象徴したりする大変重要なアイテムです。

戴冠式って何?

王・王女(映画の中ではエルサ)が即位するための儀式です。
宗教的な儀式であり、君主の即位を祝福する機会でもあります。

ちなみに今もヨーロッパで続いているのはイギリスだけだそうで、1000年以上同じ形で続いているそうです。

他にも非キリスト教文化圏でも類似の儀式は行われていて、各国で異なり、文化や宗教や民族的な要素が組み込まれていますが、共通しているのはただの儀式というだけなくとても重要で深い意味を持つ行為であることです。

王笏と宝珠の意味はどんなもの?

王笏・宝珠や王冠は、王権を表す宝飾品で、『レガリア』または『クラウン・ジュエル』と呼ばれます。

王笏

古くから権威の象徴である杖は旧約聖書にも記述がある程です。古代から様々な時代や文化で用いられてきました。
見た目はただの棒というだけでなく、装飾的な要素を含んでいてデザインや形状は時代ごとに大きく変化しています。
王笏は君主の権威を表し、時代や文化を色濃く反映されている重要なアイテムです。

王笏の小話

象形文字「尹」は王笏を表す文字で、命令をするために必要な「口」を加えた文字が、漢字文化圏の王朝でみられる君主の称号の「君」となったと言われています。

宝珠

映画の中では付いていませんが、通常、十字架が付いた球体のことです。王笏同様権威を表しますが、他にも球体部は地球や世界を表していて、球体に付いた十字架はキリストの象徴であり支配権を表しています。
自らの手でもつこと=全世界や宇宙の支配権を表しているのです。

宝珠の小話

ヴィヴィアンウエストウッドのあの有名なオーブマークは宝珠が起源となっています!

レガリアは他にもあるの?

王冠・王笏・宝珠の3点セットでレガリアと呼ばれますが、実は他にも存在します!

  • 王冠
  • カーテナと呼ばれる剣
  • 玉座
  • 指輪
  • ブレスレット
  • マント
  • 冠座

等たくさんあります!上記のものはヨーロッパで多く見られるもので、世界遺産であるロンドン塔で実物を見ることも出来るそうなので興味があれば是非チェックして頂きたいです!

日本では同じものはある?

戴冠式=即位の礼
レガリア=三種の神器

ちなみに、三種の神器は、

  • 八咫鏡(ヤタノカガミ)
  • 八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)
  • 草薙の剣(クサナギノツルギ)=天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)

日本の場合でも類似の伝統文化があります。
天皇の正式な即位を表す重要なイベントです。特に即位礼正殿の儀が中心となり行われます。

アナ雪の戴冠式 衣装が人気!

アナと雪の女王はアナとエルサの姉妹が可憐で美しいことも人気の一つですが、戴冠式の時の衣装が大変人気です!

幅広い世代の人がコスプレをして楽しんでいるこの衣装…みなさんご存知かもしれませんが…

やはり可愛いので載せておきます♪

まとめ

アナ雪の戴冠式でエルサが持ってるものは王笏と宝珠!意味はどんなもの?ということで調べました。

  • エルサの戴冠式で持っていた王笏と宝珠はレガリアと呼ばれる王権を表す宝飾品
  • 王笏=権威の象徴、宝珠=全世界の支配権を表していて、その他レガリアにはたくさんの種類があり、意味がある

こういった事が分かりました。

アレンデールの世界でもとても重要なイベントであり、重要なアイテムでった事でしょう。
似た文化があると、この世界のどこかに存在している様な気もしてきますね♪

戴冠式での宝飾品のデザインや儀式の流れなど再度チェックしながら見てみるのも楽しいかもしれませんね!

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