ミラベルと魔法だらけの家がかわいそう!ひどいと言われるのは毒親だから?

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ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』は、圧倒的な映像美と素敵な音楽や歌に感動する作品。

しかし、一部から家族でひとりだけ魔法の力を授からなかったミラベルがかわいそうという声が上がっています。

そこで今回は、

  • ミラベルがかわいそう!
  • ミラベルと魔法だらけの家がひどいと言われる理由は?
  • ミラベルの祖母は毒親?

について解説や考察をしていこうと思います。

ネタバレを含みますので、ご注意ください。

目次

ミラベルがかわいそう!

『ミラベルと魔法だらけの家』は2021年に公開されたディズニーのアニメ映画で、魔法使いの家族のピンチを描いています。

主人公・ミラベルは、家族の中で唯一魔法(ギフト)を授かることができなかった少女。

しかし、そんな状況でも前向きで明るく生きるミラベルに心打たれた方も多かったのではないでしょうか?

ミラベルがかわいそうな理由2つ!

ミラベルと魔法だらけの家について調べると、『ミラベルがかわいそう』という声が多数ありました。

その理由は、

  1. ミラベル以外の家族が魔法の力を授かっているのに、
    ミラベルだけが魔法が使えない
  2. そんなミラベルに対し、
    祖母は『できそこないの孫』という扱いをしていた

の2つです。

自分の兄弟姉妹、親戚など優秀な人間と比べられたという経験があるという方もいるでしょう。

能力を比べられるというのは非常に辛いことですし、心に傷を負います。

ミラベルと魔法だらけの家を見て、こういった経験を思い出してしまい、『ミラベルがかわいそう』となってしまったようです。

ミラベルと魔法だらけの家がひどいと言われる理由は?

ミラベルがかわいそうという声があることがわかりましたが、『ひどい』という声も少なからず聞こえました。

それは一体どういうことなのでしょうか?

「ひどい」という意見の真相

『ひどい』という意見は映画に対してではなく、

ミラベルの祖母の態度や考え方に『ひどい』という声

があるようです。

魔法使いの一家・マドリガル家は、魔法を地域の人々のために使い、貢献してきました。『人々のために』という高いプライドを持った祖母は、世間体を重視していたのです。

そのため、マドリガル家で唯一魔法を使えなかったミラベルに対し、冷たい態度を取ってしまいました。

これらに対する嫌悪感から、ひどいという意見があったようですね。

しかし、調べてみると他にもひどいと言われる理由がありました!

家族写真でミラベルだけスルー!

ミラベルのいとこで5歳のアントニオは、魔法のギフトの儀式に臨みました。

アントニオは無事に『動物と会話できる魔法』を授かることができましたが、そのお祝いの流れで家族写真を撮るということになります。

しかし、

家族写真を撮るのに誰もミラベルに声をかけなかったのです!

ちょっとひどいなと思ってしまいませんか?私は見ていて、「え、なんで?」と驚いてしまいました。かなり人数の多い家族なのに、誰もミラベルに声をかけませんでしたよね。。。

明らかに魔法を使えないミラベルを家族全員がないがしろにしている感じがあり、不快に感じてしまうシーンかもしれません。

ブルーノの扱いもひどい?

ブルーノはミラベルのおじで、未来が見えるというギフトをもらいました。未来を予知する中に、『マドリガル家の魔法の力が宿ったロウソクの火が消える』というものがありました。これに対し、

家族は『不吉な予知をして家族を困らせた』とブルーノを邪魔者扱い

したのです。

明らかにマドリガル家は魔法を持つことのみに毒されてしまい、大事なことを忘れてしまっているのではないでしょうか。

ギフトを授からなかったミラベルと邪魔者扱いをされたブルーノが、お互いの唯一の理解者ですよね。

ミラベルの祖母は毒親?

ミラベルと魔法だらけの家について調べてくると、祖母のアルマはかなりの毒親なのではと思ってしまいます。

『魔法がすべて!』となってしまったので、ミラベルやブルーノへの仕打ちが酷く感じられてしまいました。

アルマは本当に毒親なのでしょうか?祖母アルマの過去を振り返ってみましょう。

迫害を受けた過去

ミラベルの祖父・ペドロと祖母・アルマは、かつて生まれたばかりの子供たちと幸せに暮らしていました。

しかし、

突如迫害を受け、幸せな日々が崩壊。

しかも、家族を守ろうとしたペドロは追ってきた兵士にアルマの目の前で殺害されてしまったのです。

これはかなり酷な経験だと思います。

ペドロが掲げていたロウソクに魔法の力が宿り、マドリガル家は住む家などを得ることができました。もうこうなってしまった以上、アルマにとって魔法がすべてになってしまった理由がわかりますね。

3人の子供たちは5歳になってギフトを受け取り、孫たちも…となっていきます。

夫を失った悲しみ、家族を守ってくれた魔法の力がアルマにとっては全てになり、普通であることは何の価値もないという毒親的な考えになってしまった

と言えるのではないでしょうか。しかし、夫を失ったアルマが大変な思いをしてきたのも事実です。

ミラベルへのひどい態度が許せないと思った方も多かったと思いますが、ミラベルのおかげで最後は魔法を持たなくとも価値があるということを思い出してくれたことが救いになりました。

それにしてもミラベルの性格の良さで、マドリガル家は救われたと言っても間違いではないですよね。

\『ミラベルと魔法だらけの家』/
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まとめ

ミラベルと魔法だらけの家について、ミラベルがかわいそうな理由やひどいと言われる理由を調べてきました。

結論とすると、

  • 魔法の力を持たなかったミラベルができそこない扱いでかわいそう
  • 祖母・アルマのミラベルに対する冷たい態度がひどい
  • 家族写真にミラベルに声をかけないのがひどい
  • 家族の危機を予知したブルーノを邪魔者扱いなのがひどい
  • 祖母・アルマは夫を失った悲惨な経験から、魔法がすべての毒親的な考えになってしまった

ということになります。

ミラベルのコミュニケーション能力や前向きさは本当に羨ましい限りですし、才能なんて授からなくても人間にはそれぞれ素晴らしい価値があるじゃないかと再確認できる映画だと思いました。

あえて家族で『ミラベルと魔法だらけの家』を見て、感想を語り合うのもコミュニケーションになるかもしれませんね。

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