黒鉄の魚影でベルモットはなぜ灰原を助けた?メールの「つぶせ」の意味も考察!

コナン 黒鉄の魚影 ベルモット なぜ 灰原を助けた メール つぶせ 意味 考察

『名探偵コナン/黒鉄の魚影』はコナン作品としては珍しいキスシーンなどで話題となりましたが、ストーリーの中では、『名探偵コナン』の核心に迫るような表現もあり、『名探偵コナン』シリーズの中でも重要な作品となっています。

そんな『黒鉄の魚影』から、2つの疑問をピックアップし、その疑問を考察していきたいと思います。

  • ベルモットはなぜ灰原(=シェリー)を助けたのか?
  • ベルモットに届いたメール「〇〇をつぶせ」とは何をつぶす指令だったのか?

この2つの疑問を解決すべく、さまざまな角度から考察してみましょう。

目次

ベルモットはなぜ灰原を助けた?

黒の組織が、「老若認証」の開発者である「直美・アルジェント」を誘拐し手に入れたUSBには、「灰原哀=シェリー」というデータが残されていました。このデータを確認したジンは、「灰原哀=シェリー」という情報が確定したら、灰原哀を抹殺する方針を固めます。

ベルモットはシェリー(灰原哀)の抹殺を企んでいたはずだが?

ベルモットはかつてからシェリーに執着しており、このジンの意見に反対する理由はありません。

しかし、結果的にベルモットは「老若認証」の脆弱性を証明し、灰原哀=シェリーというデータの根本を否定します。これまでのベルモットの言動から考えると、あり得ない行動ですが、なぜベルモットは灰原を助けたのか?

そこにはコナンに対するベルモットの思いがありました。

助けたかったのは灰原ではなくコナン

結果的に灰原を助けた形になったが目的は江戸川コナンを守るためだった

ベルモットは「工藤新一=江戸川コナン」という事実を知っており、老若認証のシステムがあると、いずれ工藤新一=江戸川コナンという事実が黒の組織にバレてしまい、コナンが命を狙われるということを避けたかったのでしょう。

では、なぜベルモットは黒の組織を裏切り、自身が抹殺を誓っている灰原を助けてまでコナンを守ったのか?それには深い理由があるようです。

ベルモットとコナンの関係は?

ベルモットがコナンを守る理由は、過去のTVアニメのエピソードが絡んでいます。それはニューヨークで変装の名人ベルモットが、通り魔に扮し蘭と新一を襲った時のこと。突如非常階段の手すりが壊れ、ベルモットは階段から落下してしまいます。

この時蘭が咄嗟に手を伸ばし、さらに新一も駆けつけて2人でこの通り魔の命を助けました。

自分たちの命を狙った男を身を挺して助けた2人は、ベルモットの命の恩人ということになります。それがベルモットがコナンを守る理由とされています。

ベルモットにとってコナンは命の恩人だった!
さらにそれ以上の理由も……!?

さらにベルモットの言動を見ると、単なる命の恩人というだけではないような描写も少なくありません。ベルモットはコナンを「Sliver Bullet(銀の弾丸)」と呼んでいます。

英語の「Silver Bullet」に含まれる意味は2つ。1つは「難題に対する解決策」、もう1つは「特別な存在を殺すための武器」です。

過去のベルモットの言動を見ていると、コナンに対する「Silver Bullet」は、後者の意味のように思われます。自身も所属する黒の組織を壊滅させるための最終兵器。それがコナンであると思っているようです。

ベルモットが受け取ったメールの「〇〇をつぶせ」とは?

もう1つの疑問、ベルモットが受け取ったメールの「〇〇をつぶせ」とはどんな指示だったのか?劇中では〇〇の部分がベルモットの手に隠れており、最後までその種明かしはされていませんが、ここで考察していきたいと思います。

①シンプルに考えれば「老若認証」をつぶしたかった

映画のストーリーをシンプルに信じるのであれば、「あの方」からの指令は

「老若認証をつぶせ」であった可能性が高い

かと思います。実際に老若認証の開発者である直美を誘拐するなど、ほかのメンバーの動きから考えてもこれが一番しっくりくる指示でしょう。というのも、

「あの方」にとって老若認証のシステムは恐怖の対象だと思われるから

です。

ただし、その当たり前の指示であれば、わざわざベルモット個人にメールで伝える必要があるのか?という疑問は残ります。ジンなどほかのメンバーに聞かれても問題のない指示ですので、隠す意味はありません。

好意的に考えれば、ジンなどほかのメンバーには、「パシフィック・ブイ」にある組織の人間のデータを抹消する、もしくは改ざんするように指示し、パシフィック・ブイおよび老若認証に関してはそのまま運用させてもいいという指示を出していながら、ベルモットには老若認証をつぶせと別の指示を出したという風に考えることもできます。

②パシフィック・ブイの計画自体をつぶしたかった可能性も

さらに踏み込んでで考察すると、「あの方」はパシフィック・ブイの計画自体をつぶすことを指示した可能性も考えられます。ジンたちほかのメンバーには上記のような指示を出し、ベルモットに老若認証の脆弱性をつくことを指示。

老若認証が信用できないシステムだと知ったジンは、せっかく手にした「灰原哀=シェリー」という情報が架空の情報であったことに腹を立て直美を殺害、さらにパシフィック・ブイの施設自体を破壊するまで暴走すると見込んでの指示だったのかもしれません。

「あの方」がパシフィック・ブイと老若認証を恐れているのは間違いなさそう

「あの方」が老若認証をつぶしたかった理由

黒の組織を束ねる「あの方」は、すでに半世紀前に99歳で死亡したとされている烏丸蓮耶です。仮に亡くなったというのが偽装行為だとしても、今現在組織を束ねるほど活発に行動しているのは不自然です。そう考えると、烏丸蓮耶自体がコナンが打たれた薬と同じものを使い、若返っている可能性は非常に高いといえます。

烏丸蓮耶は自身が若返っていることを知られることを恐れている。もしくは若返りの薬を烏丸蓮耶の組織が持っていることが世間に知られることを恐れていると考えられます。

不老不死は多くの人類の願いであり、到底かなわない願いでもあります。それが叶う薬が存在することがバレれば、世界中から命を狙われる危険があるのは明白です。

そのためたとえ組織内の人間にも、自分の正体は晒さない。そう考えると、パシフィック・ブイおよび老若認証を極端に恐れた理由も理解できるような気がします。

ベルモットの行動とメールの秘密の考察まとめ

ベルモットが救いたかったのは灰原ではなくコナン!
烏丸蓮耶は意外とコナンの身近に潜んでいる可能性も!!

『名探偵コナン/黒鉄の魚影』において、ベルモットが憎き相手でもある灰原哀をなぜ救ったのかという疑問の答えは、コナンの命を救うことが最大の目的だったと考えられます。結果的に灰原を救う形になりましたが、ベルモットからすれば、灰原の命を狙うことはいつでもできるという自信の表れなのかもしれません。

そのベルモットは、コナンに対し命の恩人以上の何かを感じているようです。黒の組織を壊滅させるために必要な人材だからこそ、その正体を組織にも報告しませんし、コナンと蘭を守っているのでしょう。なぜ黒の組織の壊滅を望んでいるのか?その点は今後明らかにされていくかと思います。

謎のメールの内容を考察すると、「あの方」が自身の正体がバレることを極端に恐れていることもわかります。なぜそこまで恐れるのか?

どこにでもいる人間に紛れているのであれば、そこまで恐れる理由もないでしょう。ひょっとしたら、意外とコナンの近くにいる人物に紛れ込んでいるのかもしれません。

『名探偵コナン/黒鉄の魚影』にはコナンシリーズの核心に触れるような描写が多い作品です。今後どのようにストーリーが展開していくのか?名探偵コナンシリーズの今後の展開が非常に気になるところです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次