人類滅亡の危機に立ち向かう映画『アルマゲドン』。
感動アクション大作なのですが、実はネットでの評価が「つまらない」「面白くない」などネガティブなものが多いことをご存じでしょうか?興行的には大ヒットでしたが、映画としての評価は散々なものだそうです。
本当に『アルマゲドン』はつまらない作品なのでしょうか?
そこで今回は、
- アルマゲドンの評価が低い理由は?
- 映画アルマゲドンはひどい?
について考察していきます。ネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。
アルマゲドンの評価が低い理由は
ツッコミどころが多すぎるから!
めっちゃ久しぶりに鑑賞🥺
— はる (@mirucho18) February 13, 2023
会社でアルマゲドンの話になってみたくなったからみてんけど改めて名作やなって思う…泣いた😭 pic.twitter.com/w7XRvlINpW
ズバリ、『アルマゲドン』の評価が低い理由は
ストーリーが荒唐無稽すぎるし、ツッコミどころが多い!
からだと思います。
では、詳しく解説していく前に『アルマゲドン』のストーリーについて触れていきます。
アルマゲドンのストーリー(簡単に)
作品名:アルマゲドン
公開:1998年12月12日
監督:マイケル・ベイ
20世紀末、巨大小惑星が18日後に地球に衝突することが発覚します。
それにより、地球はバクテリアすら生存することが出来ない“死の星”となってしまうことが判明し、NASAは状況を打開すべく、小惑星を核爆弾で破壊する計画を打ち立てます。
そのミッションに任命されたのが石油発掘のプロ「ハリー」率いる採掘のスペシャリストが招集され、宇宙に行くことになります。
果たして彼らは迫りくる隕石の脅威から、ミッションを成功させ地球を救うことが出来るのでしょうか?
映画アルマゲドンが評価が低いしひどいと言われる理由
アルマゲドンの評価が低く酷いと言われる理由について、詳しくあげていきます。
理由①:なぜ、石油採掘人が宇宙にいくのか
ブルース・ウィリスさん
— シンさん 節約系投資家 (@mastey1202) February 17, 2023
認知症を公表されました。『ダイハード』『アルマゲドン』は大好きでビデオを何回も見ました。医療の発展があれば治療法も。 pic.twitter.com/sGYReqbkbY
やはり、一番の理由は
なぜ、石油を採掘している普通の男たちが宇宙に行くのか
につきます。
地球滅亡まで18日間しか期間がないのに、なぜ宇宙に関してど素人のハリーたちが任命されたのかが謎です!
たった7日間の訓練で宇宙に行けちゃうの?そんなにみんな優秀なの?と驚きを隠せません。だったらプロの宇宙飛行士に採掘技術を訓練した方が、ミッション確実な気がしますが…。
このように思ったのは、きっと私だけではないと思います。
理由②:NASAが小惑星に気づくのが遅すぎ
公開当時バカにして見てなかった『アルマゲドン』を初めて見た。荒唐無稽であることは構わない。しかし何て品のない映画だろうか。爆発とカメラの無駄な動き、冒頭のNY破壊シークエンス何よ。豪華キャストでも演技じゃなくて顔のアップでつなぐだけ。それでも最後にちょっと泣かされる。悔しい! pic.twitter.com/xFyrX35eB2
— 吉太郎 (@fritzng4) November 19, 2022
小惑星が衝突するまでの18日なのに、
それまでNASAが気が付かないっておかしくないですか?
あまりに急な出来事すぎますし、この映画のNASAは(申し訳ないが)無能すぎるような気がします。
ニューヨークに隕石が落下したのに、全国民に緊急事態を内緒にできているのも不思議です。
実際はどこにも逃げ場がない、まさに未曾有の出来事なのでパニックに陥らせないように内緒にしていたのでしょうが、隠し通せるはずもないですね。
理由③:ほかにもツッコミどころが満載
「アルマゲドン」1998年
— REX (@siverrexxyz) May 30, 2019
隕石を爆発させる為に娘の婚約者が捨て身の覚悟で死ぬつもりだったのに、親父が騙して死ぬのは自分だけで良いと言ってから息子と呼んで逃がしたシーン。
爆発させる直前に宇宙船のクルーと娘との連絡の話の所は本気で泣いた記憶が有ります。 #映画で印象に残っている死 pic.twitter.com/pyqHaq4LQv
『アルマゲドン』には科学的にありえない!と突っ込みどころが満載なのです。
まず、
- 宇宙船の中でみんな普通に歩けている、無重力空間はないの?
- 無酸素状態で隕石が炎に包まれている
- 小惑星に着陸は不可能では?
など、細かいことを挙げたらかなりの矛盾点がありそうです。
場面を盛り上げるための爆発シーンなどは映画にとっては必要ですよね。
細かい設定を無視してもストーリーを進めることが必要なので、エンターテイメントと割り切って鑑賞するのがいいかもしれませんね。
ここまで説明してくると、本当にひどい映画のように思えてきますが、実際はそうではありません。
地球の滅亡を救うという表面上の命題はありますが、『アルマゲドン』は親子愛を描いた名作です。
ハリーと娘のグレース、チック親子など家族の絆が描かれており、特にも武骨なハリーが誰よりもグレースのことを愛しており、自分を犠牲にしてミッションを遂行させるなど、二人の別れのシーンは涙無くしては観ることが出来ません。
また監督はハリウッドきっての爆破王マイケル・ベイです。
マイケル・ベイ作品と言えば派手なアクションと爆破シーンが見所の一つです。最後まで手に汗握るシーンの連続で、ハラハラしながらの150分となるでしょう。
またエアロスミスが手掛けた主題歌である「ミス・ア・シング」も映画と共に大ヒットし、グレース演じるリブ・タイラーとの親子共演も話題となりました。
『アルマゲドン』
関連記事はこちら
まとめ
挨拶というか、シーンだけどアルマゲドンの爆弾爆発させるところは涙腺崩壊どころか鼻も崩壊するくらい顔ぐちゃぐちゃに泣く。
— 遊人( ꕹ )❤️💙💛🦉&🌈•*¨*•.¸¸♬︎ (@CR5g24) January 23, 2018
ブルース・ウィリスずるい。
この画像見るだけでも涙出る。
#映画で印象に残ってる別れの挨拶 pic.twitter.com/or1hkcwY79
今回は「アルマゲドンの評価が低い理由は?映画がひどいと言われるのはなぜ?」について考察してきました。
結論として、
- 『アルマゲドン』の評価が低い理由は色々とツッコミどころが多い作品だから
- ひどいと言われる理由は
・石油採掘人という宇宙の素人が行くのがおかしい
・NASAが無能
・科学的な矛盾点が多い - エンターテイメントとして十分に感動する作品
ということがわかりました。
色々言われてはいますが、見始めると途中でやめることが出来ないエンターテイメント作品で、ラストでは号泣必至です。
今回の考察をもとに、是非『アルマゲドン』をご覧になってみてはいかがでしょうか?