ディズニー映画『アナと雪の女王』は日本で大ヒットし、社会現象を巻き起こしました。
もちろん作品や音楽が素晴らしかったのでヒットしたのはわかりますが、それ以上に私たちの心に響いたものがあったからではないでしょうか?
そこで今回は、
- アナ雪が伝えたいこととは?
- アナ雪の見どころが知りたい!
- アナ雪が人気の理由は?
について考察や解説をしていこうと思います。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
映画鑑賞は年間100本以上・映画ブログ運営4年
中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
アナ雪が伝えたいこととは?
🎊発表🎊
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) November 7, 2024
.*・゚3週連続ディズニー.゚・*.
❄11月29日『アナと雪の女王』
❄12月6日『アナと雪の女王2』
❄12月13日🎄クリスマスSP
『アナと雪の女王/家族の思い出』
『美女と野獣/ベルの素敵なプレゼント』地上波初 pic.twitter.com/WhKwPcaKd3
みなさんは『アナと雪の女王』を鑑賞して何かメッセージが伝わってきたでしょうか?
映画はどんなことを伝えたかったのか考察していこうと思います。
自分らしさを大切に
【特別上映】
— ْ (@_fantasysprings) October 30, 2024
11月1日より、シネマイクスピアリでは、ディズニー映画『アナと雪の女王』が毎日5〜6回上映されます。(11月14日まで)
映画館の大スクリーンでアナとエルサの心温まる物語が楽しめます☆https://t.co/hB7ciaI12e pic.twitter.com/ApgDn7CSyE
エルサがアナと口論の末、城を飛び出し雪山に逃げてきます。主題歌『Let it go』を歌いながら自分らしさを解放していくシーン。
長年、自分の存在価値が見いだせず、自分らしく生きることを封じ込めていたエルサが、初めてやりたい放題をしてスッキリした顔をしていたシーンが印象的でした。
近年、『自分らしさ』とは何なのかを問いかける映画やドラマなどが多い気がします。
世界的に人々を性別や人種・国籍で区切るということせず、どんな人でも自分らしくいられるような世の中を作っていくという風潮からでしょう。
エルサは自分の力を封印するために城に閉じこもって隠れるように生活してきましたが、雪山で自分の力を存分に使い、自分を認めることができたのではないでしょうか。
城にいた頃のエルサと表情が真逆で自信に満ち溢れていたのが素敵でした。
自分らしさを受け入れて自信を持って生きてきたいですね。
第一印象で判断しては危険
『アナと雪の女王』、
— 諾威 (@6orijinal19) January 18, 2024
アナはちゃんとラストで「ハンス王子は悪い奴なんや」って学ぶ。
何がおもろいって、アナはちゃんとこれができるのに、お前らと来たら盲目のガイジ拗らせたまま学ばずに、色々取り返しつかんとこまで終える御陀仏が定期便。
(完) pic.twitter.com/KFCMpu6zID
アナは初対面だったハンス王子と結婚の約束までしてしまいます。運命的な出会いだったことが、アナの気持ちを最高潮に盛り上げてしまったのでしょう。
それが原因でエルサと口論してしまうのですが…。
このシーンからは第一印象で判断すると後々後悔することがあるというメッセージが感じ取れます。
アナはエルサが城を飛び出した後、クリストフに出会うのですがお互い憎まれ口ばかり。
しかし、何度も窮地からアナを救い出してくれたのはクリストフでした。物語の最後にアナとクリストフはお互いの存在の大切さに気づき、恋人同士になります。
結局ハンス王子はアナとエルサを苦しめただけの存在だったというところも勉強になったポイントですね。
昔から日本では『高身長・高収入・高学歴』が重要視されてきましたが、そういった価値観も古いということなのではないでしょうか。
一緒にいて楽しい、自分のことを本気で考えてくれるという部分を重視する方が幸せにつながりそうです。
女性らしさを求めることを否定
東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」
— DtimesDeparture (@DtimesDeparture) December 6, 2023
『アナと雪の女王』の監督/脚本を担当したジェニファー・リー氏からのメッセージが到着☆
詳細→https://t.co/R0LfcwTMg7 pic.twitter.com/CVXmubgmwu
エルサはすごい魔力の持ち主で両親は魔力の暴走を恐れてエルサを部屋に閉じ込めました。エルサが普通の女の子ではないという否定的な行動といえます。
女性に『女性らしさ』を求めるのは、世界中でみられる古い価値観です。
会社で突出した能力のある女性がいても女性だからという理由で、ある程度までしか出世できない日本の社会の仕組みを嘆いているよう。
女性に限らず『男性なのに』という価値観も私たちは捨てなければなりませんね。
『アナと雪の女王』の監督を務めたのは、ジェニファー・リーさんです。こういったメッセージは女性監督だからこそなのかなと思いました。
アナ雪の見どころが知りたい!
【真実の愛】本日3月14日で映画『アナと雪の女王』日本公開10周年
— ライブドアニュース (@livedoornews) March 13, 2024
アレンデール王国の王女エルサを救うため、妹のアナが奮闘するストーリー。『レット・イット・ゴー』などの楽曲も話題となり、興収254.7億円の大ヒットを記録した。2026年には『アナと雪の女王3』が全米公開予定。 pic.twitter.com/6DtqoyWjmb
『アナと雪の女王』をまだ見ていないという方は、どこが見どころなのか知っておきたいですよね!
そんな方のために私なりの見どころを紹介したいと思います。
アナの勇気ある行動
「アナと雪の女王」(2013)
— 映画.com (@eigacom) March 14, 2024
▶https://t.co/TNEQiLo6Pm
10年前のきょう日本公開!両親を亡くした王家の姉妹が、凍てついた世界を救うため冒険を繰り広げる姿を描いた。第86回米アカデミー長編アニメーション賞を受賞。主題歌賞を受賞した「Let It Go」が世界的大ヒットを記録した。#AllTimeBest1200
アナは寒さに苦しむ国民を助けて欲しいとエルサに頼みにいくのですが、エルサに会うまでかなり困難な状況をクリアしてきました。
アナも国の王女という身分でありながら、危険な状況に不慣れでも国のためや姉のためを思い危険を顧みず前に進む姿は、大事な見どころではないでしょうか。
クリストフの助けがなかったら成し遂げられなかったとは思いますが、アナの強い気持ちが光る大事な部分ですね。
姉妹愛
ディズニー史上初の女性監督であり『アナと雪の女王』シリーズを手がけたジェニファー・リー、『アナと雪の女王3』では監督を務めないと発表!
— matsu (@ladybird23a24) June 17, 2023
現在ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのトップとして多忙な彼女だが、「いつか監督として復帰したい」とのこと。https://t.co/p5uaAQlBbU
ディズニー映画といえば美しい王子様との恋愛模様が描かれていることが多いですが、アナと雪の女王は美しい姉妹愛が描かれています。
アナはラストに凍り付いてしまうのですが、凍ったアナをエルサは涙を流しながら抱きしめました。
するとアナは元の姿に戻り、姉妹は無事に生還。
スタンダードな話なら王子様のキスだと思いますが、姉妹愛なところが素敵です。
主題歌や挿入歌がすごい!
【写真追加📸】松たか子・山寺宏一、ミッキーマウス&ミニーマウスとともにイベント出席🎞🪄
— モデルプレス (@modelpress) September 24, 2023
❄松たか子、エルサ風ドレスで登場
⛄「アナと雪の女王」での印象的なセリフは?
🔻フォトギャラリーhttps://t.co/Eu8gEuuDjO#ディズニー100 #松たか子 #山寺宏一 https://t.co/XCzWzwbcVT pic.twitter.com/TH8abjsNC4
『アナと雪の女王』は主題歌や挿入歌が見どころでしょう。
『Let it go』や『生まれてはじめて』など素晴らしい曲が映画を彩っています。
英語版ももちろん素晴らしかったですが、日本語版の主題歌を担当した女優の松たか子さんや故・神田沙也加さんの歌声も素晴らしかったですね。
音楽が素晴らしかったことも映画がヒットした理由のひとつではないでしょうか。
アナ雪が人気の理由は?
“一緒に歌いながら楽しむ映画”ジャンルを復活させた作品『アナと雪の女王』10周年(2013年11月27日米国公開)https://t.co/319RgfDhm7
— ゆきまさかずよし (@Kyukimasa) November 24, 2023
昔からミュージカル映画の大ヒットなどを機会に流行するシンガロング。Let It Goは子供の合唱の定番だけでなくSNSの“歌ってみた”などネットでも広がったという話
『アナと雪の女王』は最もディズニー映画を見るであろう子供たちから根強い人気を誇っています。
しかし、
アナ雪は『自分らしく生きる』というところにフォーカスしているので、若い女性たちからも支持されているのではないでしょうか。
子供がいる母親たちは一緒に映画を見ることが多いと思いますが、アナ雪のようなダブルヒロインがそれぞれの幸せや生き方を見つける姿に胸を打たれたはず。
もちろん、女性に限らず男性も『自分らしく生きる』という映画のテーマに共感したという方は多いでしょう。
そういった部分では、老若男女問わず『アナと雪の女王』は人気だと言えます。
まとめ
今日はジーダット触ったけど利益出たと思ったらまぼろしーになってからまた利益出てジェットコースターすぎた😅💦ジーダットの利益をサンバイオで減らして、ウィルソンは早売り😇
— まろ (@MAROchanVT) September 6, 2024
トレード上手くなりたいな🥺
子供とアナと雪の女王見ながらまったり❄️☃️音楽も内容も好き✨ pic.twitter.com/WSt3sZ9Ktg
『アナと雪の女王』が伝えたいこと、映画の見どころ、人気の理由について考察や解説をしてきました。
結論とすると、
- アナ雪は自分らしく生きることの大切さや女性らしさを求めることを否定
- アナ雪は第一印象での判断は危険というメッセージが込められている
- アナ雪はアナの勇気、姉妹愛、主題歌や挿入歌が見どころ
- アナ雪は『自分らしく生きる』というテーマが若い女性たちから人気
ということになります。
エルサとアナというダブルヒロインの活躍はディズニー史上初でしたが、多くの人々の心を打ったことがわかりました。
まだ『アナと雪の女王』を見ていないという方は、ぜひ一度鑑賞することをおすすめします(^^♪