2013年に公開されたディズニー映画「アナと雪の女王」
劇中歌は老若男女問わず全ての曲が人気となり、現在でも愛されている大人気超大作となっています。
そんな「アナと雪の女王」に元ネタとなっている童話や国が存在していると噂になっています。
今回は、「アナと雪の女王」の元の話はなにか、元ネタとなった国はどこなのか考察していきます。
それでは、見ていきましょう!
『アナと雪の女王』は子ども向けではなく大人も楽しめる作品ですよね!そんな大人のファンに向けて『アナ雪』ファンブックがあるのをご存じですか?(*^^*)
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結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
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アナと雪の女王の元となったお話を紹介!
まず、アナと雪の女王の元となったお話は何なのでしょうか?
それは…
『雪の女王』
です。
それでは、元となっていると噂されている「雪の女王」のお話を紹介していきます。
童話「雪の女王」のあらすじ
「国際子どもの本の日」に1日遅れで
— monaka (@monaka_mama3) April 3, 2024
一番好きなアンデルセンの童話が「雪の女王」
ソ連時代の長編アニメーションが美しいのです#nijijourney pic.twitter.com/LR9RphS9Hx
アナと雪の女王のモデルとなっている童話「雪の女王」。
雪の女王のあらすじを簡単にまとめると…
少女ゲルダと少年カイは仲の良い親友でしたが、ある日悪いトロールが作った「よこしまな鏡」が割れてしまったことで破片がカイに刺さり、カイは冷たい心を持ってしまいます。
そんな冷たい心を持ったカイは、婿探ししていた雪の女王に気に入られ、連れ去られてしまいます。
ゲルダは驚きの連発でしたが、カイを助けるために旅に出ることになります。
多数の困難が待ち受けても、ゲルダは諦めず、ついにカイを見つけ出します。
ゲルダの真実の愛により、カイは暖かい心を取り戻します。
というお話です。
童話「雪の女王」と映画「アナと雪の女王」の共通点は大きく4つありました。
- 「雪の女王」の主人公であるゲルダとカイが登場している
- エルサが作り出した雪の城
- トロールが精霊として登場している
- クリストフの相棒であるトナカイのスヴェン
①「雪の女王」の主人公であるゲルダとカイが登場している
雪の女王の主人公であるゲルダとカイは、映画ではエルサとアナの使用人の名前として登場しています。
ゲルダは、エルサを探す旅からもどったアナを優しく迎え、アナを元気づけるシーンで登場します。
カイは、アナやエルサの幼少期からアレンデール城の使用人として働いており、エルサの載冠式のシーンでは、王室の手続きを行ったり、大勢の国賓の前でエルサが新しい女王であると発表したりなど、エルサが女王になるために動いているシーンが多く見られました。
映画でのゲルダとカイは、アナとエルサにとっては大切な使用人であったでしょう。
②エルサが作り出した雪の城
映画で重要な要素となる、エルサが作り出した雪の城。
映画ではエルサはこの城で一人で住むことになりますが、童話「雪の女王」に出てくる女王も、雪の城で一人で住んでいます。
「アナ雪」では、制御できない自分の魔力に悩むエルサ、「雪の女王」では冷淡な心により人々が離れてしまうことに悩む女王。
どちらも一人で住んでいる「孤独」に悩んでいることが共通点となっています。
③トロールが精霊として登場している
「雪の女王」での重要キャラクターとなっている悪いトロールは、「アナ雪」では、エルサの魔法の力に対して両親がどうにかしてほしいと頼む際に精霊として登場しています。
また、映画では幼少期のエルサがアナを誤って傷つけてしまい、トロールがアナを救うシーンがありますが、その影響でアナはエルサが魔法を持っているという記憶が無くなってしまいます。
童話では、トロールが作った鏡の破片がカイに刺さり、その影響でカイの心は冷たくなってしまいます。
記憶を失ったアナと心を失ったカイ。
どちらも今後の展開に大きく関係しているところからトロールは重要なキャラクターであることも共通点と言えるでしょう。
④クリストフの相棒であるトナカイのスヴェン
「アナ雪」では、アナの旅の途中で出会った山男のクリストフとその相棒であるトナカイのスヴェンが登場します。
実はこのトナカイは童話の「雪の女王」にも登場しているのです。
童話では、主人公のゲルダが旅の途中に山賊に襲われる場面があります。
その山賊の娘からもらったのがトナカイです。
山という関係からクリストフの相棒であるスヴェンは、童話に出てくるトナカイがモデルとなっている可能性が高いです。
以上の4つの共通点などから、「アナと雪の女王」の元のお話は「雪の女王」でほぼ間違いないと思います。
原作と映画との違いはなにか
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— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) November 7, 2024
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❄11月29日『アナと雪の女王』
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『アナと雪の女王/家族の思い出』
『美女と野獣/ベルの素敵なプレゼント』地上波初 pic.twitter.com/WhKwPcaKd3
「アナと雪の女王」の元のお話である童話「雪の女王」。
原作と映画との違いは何なのでしょうか?
違いは大きく3つあります。
①主人公の設定
②雪の女王とエルサ
③映画と原作のテーマ
一つずつ見ていきましょう!
①主人公の設定
「アナ雪」の主人公はアナとエルサの姉妹。
対する「雪の女王」の主人公はゲルダとカイの親友となっています。
おそらくディズニー側の事情があるとは思いますが、
アナとエルサは王族
ゲルダとカイは市民
この設定も大きな違いといえるでしょう。
②雪の女王とエルサ
2つ目の違いは、雪の女王とエルサの設定です。
原作と映画で最も重要と言える雪の女王。
エルサは雪の女王がモデルとなっているのほぼ確実なのですが、妹のアナを大切に思っているシーンが見受けられます。
対する原作の雪の女王は、冷たい心を持ってしまった買いを気に入り、連れ去ってしまうという半分ヴィランのような存在となっています。
エルサはヴィランと言えるような要素は見受けられないので、原作と映画の大きな違いとなっています。
③映画と原作のテーマ
3つ目の違いは、映画と原作のテーマです。
映画と原作でどちらも共通しているのは、最後に破片が刺さって呪われてしまったアナとカイをエルサとゲルダが解かすというシーンがあります。
「アナ雪」では、アナに刺さってしまった氷の破片を姉のエルサが溶かすというシーンがあります。
これは、アナを大切に思っている家族愛をエルサは見つけ出すことができ、アナのエルサに対する愛に応えられたことで呪いが解けたのではないかと考えられます。
対する「雪の女王」では、よこしまな鏡の破片が刺さったことで冷たい心を持ってしまったカイをゲルダの愛によって解くことが出来ています。
しかし、この愛は親友のカイに対する愛のため、友情の愛と解釈することが出来ます。
以上の点からそれぞれのテーマは…
アナと雪の女王=家族愛
雪の女王=友情
と考えることが出来るのです。
アナと雪の女王の元ネタとなった国はどこなのか
アナと雪の女王の元ネタとなった国はどこなのでしょうか?
ずばり、ヨーロッパにあるノルウェーという国が元ネタとなっています。
実際、映画のモデルとなっている建物が存在しており、次の二つではないかと言われています。
①アーケシュフース城
②スターヴ教会
一つずつ紹介していきます!
①アーケシュフース城
『アナと雪の女王』に出てくる「アレンデール王国のお城」のモデルになったと言われている「アーケシュフース城」を見てきました@オスロ。似てるかと聞かれると、そこまでそっくりじゃないけど、でも歴史の重みを感じる立派なお城でした。オスロ今23時過ぎ。白夜だから少し明るい。不思議。 pic.twitter.com/vyTg9HM8Ym
— 香港次どこパンダ (@tsugidokoblog) May 30, 2017
アナとエルサが暮らしていたアレンデール上のモデルはノルウェーの首都オスロにある古城「アーケシュフース城」がモデルと言われています。
アーケシュフース城は13世紀末から作り始めており、「要塞の城」とも言われている城です。
内装は外観とは打って変わり、映画に出てきたような装飾や家具が飾られており、要塞とは思えないほどの華やかさが魅力的です。
②スターヴ教会
アナと雪の女王の元ネタはノルウェーとなっていますが、エルサが作った氷の城のモデルはスウェーデンにあるスターヴ教会がモデルと言われています。
スターヴ教会は普通の教会では珍しく、木造で建てられているのが印象的です。
教会といえば石造りをイメージする方が多いと思いますが、10世紀ごろに伝わったキリスト教会でも初期は木造のものがほとんどと言われているそうです。
そのため、教会のほとんどは石造りに建て替えられたが、このスターヴ教会のみ木造のまま建てられているのです。
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まとめ
アナと雪の女王の元ネタの国はノルウェー
ということが分かりました。
元の話を読んでみたり、実際に行ってみたりすると、映画を見た際に見えてくるものが違ってくるのではないかと感じました。
映画をより楽しく見ることが出来るとても深い作品でした。