【余命10年(映画)】最後のシーンの意味を考察!花束の意味や電話の相手は誰?

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『余命10年』の最後のシーンでは桜並木を歩く和人と、すでにこの世を去った茉莉が登場します。そして和人は誰かと電話をしているシーンが描かれているのですが、最後に2人が登場した意味とは一体何だったのでしょうか。

また和人は誰と電話をしていたのかについても見ていきたいと思います。

今回は、

  • 映画「余命10年」の最後のシーンの意味は?
  • 和人が持っていた最後の花束は何?
  • 和人の最後の電話の相手は誰?

について考察していきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

映画「余命10年」の最後のシーンの意味は?

映画の最後のシーンは茉莉(小松菜奈)がこの世を去り、茉莉の恋人である和人(坂口健太郎)が桜並木を誰かと電話しながら歩いているシーンでした。そして桜が舞う中で、茉莉と和人が登場します。

ですが茉莉はこの時点でこの世を去っていたので、最後に2人が登場したこのシーンに疑問を持つ方も多くいたように感じます。憶測ではありますがおそらくこのシーンは、

茉莉と和人が思い描いていた未来の姿

だと思われます。

実話を元に制作された今作ですが、実は恋人である和人の存在については触れられていませんでした。なので作者である小坂先生が実際にこういった恋愛をしていたかどうかは分かりませんが、小説でこのような恋愛ものを綴りたかったという意図はあったそうです。

和人が持っていた最後の花束は何?

最後のシーンで和人は誰かに電話をしながら手には花束を持っていましたよね。あの花束は一体何の意味があったのでしょうか。調べてみたところ、

茉莉の墓参りに行くために、花束を持っていた

茉莉の葬式に向かう途中ではないかという考察もありましたが、葬式に向かうにしては和人の表情や声が明るかったので考えられにくいです。茉莉の墓参りに行くために花束を持っていたと考えるのが自然です。

何かを噛み締めるような和人の表情も描かれており、この世を去ってしまった茉莉ですが、和人の心の中にはずっと生き続けているんだなと感じるシーンでした。

和人の最後の電話の相手は誰?

和人には新しい恋人ができた?

和人は最後に誰かと電話をしていましたよね。このシーンから和人は誰と電話をしているのか、もしかすると新しい彼女ができたのではないか、という意見が多くありました。ですが、

和人と茉莉の未来を想像できるシーンが描写されていることから、和人が新しい恋人と電話をしているとは考えにくい

では電話の相手は誰なのか、見ていきましょう。

電話の相手は誰?

和人の電話の相手はおそらく、

同郷のタケル(山田裕貴)や茉莉の親友である沙苗(奈緒)ではないか

上記でも考察した通り、最後のシーンは和人が茉莉の墓参りに向かう途中のシーンで、一緒に向かうのは茉莉とも親交があったタケルや沙苗の可能性が高いです。

和人のセリフには「もうすぐ着くよ」というセリフもありました。待ち合わせをして一緒に向かう約束だったのではないかと思います。

和人が新しい恋人と電話をしているシーンをわざわざ入れる必要もないと感じるので、タケルや沙苗と電話をしていると考えた方が妥当ではないかと感じます。

\『余命10年』/
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まとめ

今回は「【余命10年(映画)】最後のシーンの意味を考察!花束の意味や電話の相手は誰?」について考察してきました。結果として、

  • 最後に茉莉と和人が登場するシーンは2人の理想の未来が描かれているのではないか
  • 和人が持っていた花束はおそらく茉莉の墓参りのため
  • 茉莉と親交のあったタケルや沙苗と一緒に墓参りに向かうため、和人は2人のどちらかと電話をしていたと考えられる

という結果でした。

多くの考察がありますので、考察を踏まえたうえでもう一度作品を観てみると、違う感じ方ができるかもしれませんね。

皆さまも『余命10年』をご覧になってみてはいかがでしょうか。

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