思い出のマーニーのあらすじをネタバレ解説!最後の結末と感想がヤバい!

映画『思い出のマーニー』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

マーニーとの不思議な出会いや物語が進むにつれて判明するマーニーの正体が魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

目次

映画『思い出のマーニー』作品情報

『思い出のマーニー』基本情報

『思い出のマーニー』の基本情報を押さえていきましょう。

  • 作品名:思い出のマーニー
  • 公開日:2014年7月19日
  • 上映時間:103分
  • 監督:米林宏昌
  • 脚本:丹羽圭子
  • キャスト:高月彩良、有村架純、松嶋菜々子、寺島進、ほか

米林宏昌にとっては2010年公開の『借りぐらしのアリエッティ』以来4年ぶりの監督作品となります。アニメ版では舞台を現代日本に置き換え、主人公のアンナは日本人少女の杏奈に改変されたが、マーニーの外見は金髪に青い目の白人少女のままで映画化されました。

『思い出のマーニー』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

この世には目に見えない魔法の輪があります。海辺の村の誰も住んでいない湿っ地屋敷。

心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、青い窓に閉じ込められた金髪の少女・マーニーでした。

「わたしたちのことは秘密よ、永久に。」 と言い、杏奈の身に次々と不思議な出来事が起こります。

時を越えた舞踏会、告白の森、崖の上のサイロの夜、 ふたりの少女のひと夏の思い出が結ばれるとき、杏奈は思いがけない「まるごとの愛」に包まれていくのです。

『思い出のマーニー』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

親戚の家で過ごすことになる杏奈

幼少期に親を失ってしまった少女・佐々木杏奈は、親戚の佐々木頼子のもとで育てられていました。

感情をあまりに表に出さない杏奈は学校でも周囲に馴染めず、その日も写生の授業の時間を一人で過ごしていました。そんな矢先、持病の喘息の発作をきっかけに早退することになります。

後から鞄を届けてくれた同級生の様子を見た頼子は、杏奈が学校で孤立していないかを心配するのです。主治医は環境の良い場所での療養を提案しました。こうして、杏奈は夏休みの間だけ親戚の大岩夫妻のもとで過ごすことになります。

寛大な態度で杏奈を迎え入れる大岩夫妻ですが、相変わらず杏奈は心を開かずにいます。そんな中、杏奈は荷物の中に、頼子からの手紙とハガキを見つけます。なんでも良いのであったことを書いて欲しいという内容に仕方なく杏奈はハガキを書きます。

しかし、ハガキを出しに郵便局へ行った際、人を避けて去った先で偶然に古い屋敷を発見します。なぜだか懐かしく感じた杏奈だったが、それを機に廃屋のような屋敷の窓に金髪の少女が居る夢を見ました。

マーニーとの出会い

杏奈は近所に住む信子らとともにお祭りに参加することになるが、気さくに接してくる信子を鬱陶しく感じてしまった杏奈は、些細なことから喧嘩をしてしまいます。

思わずその場を逃げ出した杏奈は、いつの間にか湿っ地屋敷にたどり着いていました。ボートに乗って屋敷を目指す杏奈は、途中で止まるボートに困りますが、そこへ夢に出てきた金髪の少女が現れました。

次の日も屋敷へやってきた杏奈は、ボートで少女は迎えにきていました。なぜか杏奈のことを知るマーニーと名乗るその少女は、杏奈のことをもっと知りたいと語るのでした。

二人は1日に3回お互いを知っていくゲームをはじめ、2人は徐々に互いのことを知っていくことになります。

杏奈をパーティーに誘うマーニー

質問を交わし合い、帰ろうとした頃に突如、マーニーは自分の家のパーティーに杏奈を誘います。屋敷では盛大なパーティーが開かれており、そこには大勢の人々が集まっていました。

ドレス姿のマーニーは、ばあやと呼ぶ世話役のショールを杏奈に被せて屋敷に招き入れます。ばあやに見つかる2人でしたが、マーニーの機転でばあやを部屋に閉じ込めることに成功します。

マーニーの父親に可愛い花売り娘が来ていると、杏奈のことを大勢の客人たちに紹介してもらいました。

杏奈はそのパーティーで、マーニーと踊る和彦と言う幼馴染の存在を知ります。嫉妬して不機嫌な杏奈とマーニーは一緒に踊るのですが、気づくと杏奈は郵便局の前で倒れていました。

マーニーの日記

翌日再びマーニーの屋敷へやってきた杏奈だったが、屋敷には誰も住んでいないのを見つけます。

それ以来、しばらく杏奈はマーニーに会えずにいました。そしてマーニーの屋敷には、新たなに別の人たちが引っ越して来ようとしていました。

その様子を見ていた杏奈にメガネの少女・彩香が杏奈のことを「マーニーではないか?」と声をかけてきました。驚く杏奈に対して屋敷まで案内する彩香は、引き出しからマーニーの日記を見つけたことを教えてもらいます。

サイロに向かうマーニーと杏奈

マーニーのことを自分の空想だと思っていた杏奈は驚きますが、その夜に夢の中でついにマーニーと再会します。

杏奈は自分の境遇や義母への思いをマーニーに打ち明け、マーニーも自分の境遇やばあやに意地悪をされていたことを語ります。

それをきっかけに、2人はマーニーのトラウマの場所であるサイロへ共に足を運びます。しかし、マーニーは自分のことを和彦と度々呼んで、ついには迎えに来た和彦と共にサイロを出て行ってしまいました。

気づくと杏奈は雨に打たれて倒れており、彩香とその兄の武に助けられます。杏奈は夢の中でマーニーと別れの挨拶を交わしていました。

サイロでの出来事を覚えていない杏奈は、彩香に日記の切れ端を見せてもらい久子と言う女性の存在を教えてもらいます。実は久子とは近所で屋敷の絵を書いている女性でした。

『思い出のマーニー』の最後と結末

マーニーの生涯

久子に直接話を聞きにいく杏奈たちは、ついに久子とマーニーが友人であったこと、そしてマーニーがその後どう行った生涯を歩んでいったのかを教えてもらいました。

そして杏奈は、頼子から見せてもらった自身の写真からマーニーこそ杏奈の実の祖母であり、幼い頃にマーニーの境遇を聞かされていたことを知りました。

不思議と明るくなった杏奈は頼子とわだかまりについて話し合い、和解します。頼子のことを母と呼べるようになった杏奈は、町の人たちに別れを告げながら元いた町へ帰っていくのでした。

『思い出のマーニー』感想まとめ

映画『思い出のマーニー』の感想をまとめました!

暖かい気持ちなれる!
音楽もBGMも全部大好きです!

マーニーって呼ぶ声が好き過ぎる!
嬉しい時とか悲しい時の温度感がエモい!

マーニーとアンナの少女性、関係性が美しくて可愛いです!
素敵なお話だった!

『思い出のマーニー』
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まとめ

映画『思い出のマーニー』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、マーニーの正体が分かったり、孤独を感じていた杏奈がマーニーとの出会いで成長する素敵な映画でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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