紅の豚のあらすじをネタバレ解説!最後の結末から深い感想まで

スタジオジブリの映画『紅の豚』のあらすじをネタバレ含めて解説します!

名作中の名作といっても過言ではない『紅の豚』の最後と結末も、いろいろ考えさせられますよね。

観た人もそれぞれにさまざまな感想を持っていますが、どれも皆考察が深くてヤバい!

ネタバレなしで完結にまとめたあらすじも用意したので、早速見ていきましょう!

目次

映画『紅の豚』作品情報

『紅の豚』の基本情報を押さえてきましょう。

  • 作品名(英語):Porco Rosso
  • 公開日:1992年7月18日
  • 上映時間:93分
  • 制作国:日本
  • 制作会社:スタジオジブリ
  • 監督:宮崎駿
  • キャスト:森山周一郎、加藤登紀子、
         岡村明美、大塚明夫、ほか
         

前作の『魔女の宅急便』に続き、劇場用アニメ映画の興行成績日本記録を更新しました。ファンの多い作品です。

『紅の豚』のあらすじ(ネタバレなし/簡潔版)

スタジオジブリと宮崎駿が贈る、男たちの空への情熱を描くアニメーション映画です。

主人公の賞金稼ぎのポルコは、魔法によって豚の姿になっています。そのポルコは、ある日空賊たちに襲撃され、飛行艇を撃ち落されてしまうのですが――。

『紅の豚』のあらすじをネタバレ解説!

紅の豚ポルコ・ロッソ

舞台は第一次世界大戦後のイタリアです。終戦後、世界情勢は不安定で、飛行艇に乗り、富裕層の客船を狙う空賊が暴れまわっていました。

主人公のポルコ・ロッソは、かつてはイタリア空軍のエースとして活躍しましたが、現在は空賊を狙った賞金稼ぎとして生活しています。また、彼は魔法により、豚の姿になっていました。

深紅の飛行艇に乗っていたマルコは、空賊たちからは「紅の豚」と呼ばれ目の敵にされていました。

ある日、そんなポルコ・ロッソのもとに、依頼がやってきます。その内容とは、旅行ツアー中の子どもたちの奪還でした。彼女たちは空賊に襲われ人質に取られ、身代金を要求されていました。ポルコは難なく空賊を撃退し、子どもたちを解放します。

フィオとの出会い

仕事を終えたポルコ・ロッソは、馴染みのマダム・ジーナの店である「ホテル・アドリアーノ」で酒を飲んでいました。そこで、アメリカ人の若い飛行艇乗りのドナルド・カーチスに出会います。カーチスは、空賊たちの用心棒として雇われていました。カーチス自身もポルコの存在を疎ましく思っていました。

ポルコは空賊たちから挑発されますが、さらりと無視します。ポルコの飛行艇の調子が悪かったため、ミラノまで行きエンジンを見てもらおうと移動します。しかしそこへ、カーチスがやってきてポルコは奇襲を受けました。エンジンの調子の悪さから、ポルコは撃墜され、そのまま敗北してしまいます。

ポルコは大破した飛行艇をミラノの工房「ピッコロ社」を持ちこみ、修理を依頼します。そこには、工房の主のピッコロと、彼の孫のフィオが待っていました。

若干17歳のフィオはポルコの飛行艇を見て、自分に修理させてほしいと頼みます。ポルコはフィオが女性で年齢も若いことから反対していましたが、フィオの腕が確かなことを認めて任せることになりました。

修理費用は高くつきましたが、飛行艇は無事に修理されましたが、テスト飛行をする間もなく、秘密警察がポルコたちのもとにやってきます。

ポルコはそのまま出発してしまおうとしますが、フィオが自分も連れて行ってほしいと頼み、ポルコは渋々フィオを連れて飛び立ちました。

ポルコとカーチスの決戦

ポルコに勝ったカーチスは、そのことを自慢しながらジーナにプロポーズをするものの断られてしまいました。ジーナは、ポルコがまだ生きていると信じていたのです。

一方で、ポルコとフィオはポルコの隠れ家までなんとか帰ってきましたが、そこでは空賊たちがポルコを待ち構えていました。空賊たちがポルコの飛行艇を壊そうとするので、フィオが一喝してそれを止めます。フィオが飛行艇乗りとはどういうものなのかを説くと、空賊たちは何も言えなくなりました

そこへカーチスがやってきて、ポルコに勝負を申し出ます。ポルコが勝てば修理代を支払い、カーチスが勝てばフィオを嫁にもらうという条件をカーチスは申し出ました。

そして、ポルコとカーチスの最終決戦が始まりました。

2人はお互いの飛行艇で激しい空中戦を繰り広げますが、どちらも銃弾が切れてしまいました。すると、彼らは飛行艇を降りて、殴り合いで決着をつけようとします。2人が戦っている中、ジーナがやってきて、イタリア空軍がこちらに向かっていることを知らせました。

ポルコとカーチスは激しい殴り合いの末、どちらも倒れてしまいますが、ポルコがなんとか立ち上がり勝利宣言をします。ジーナが勝ったポルコにキスをすると、ポルコは再び倒れこみました。

イタリア空軍から逃げるために、見物客や空賊たちはみんな散り散りに逃げ始めます。ポルコはジーナに、フィオを家に帰らせるよう頼みました。やがてカーチスは目を覚ましますが、空軍が近くまで来ていることに気づきました。そして、カーチスが声をかけようとポルコの方を向くと、ポルコの顔が変化していることに気づき、驚きます。

『紅の豚』の最後・結末

ポルコとカーチスの決戦から数年後。

フィオは工房を継いで、ジーナと仲良くなっていました。カーチスはアメリカに戻り、ハリウッドスターになったようです。

ポルコについては触れられていませんが、深紅の飛行艇が、ホテル・アドリアーノのそばに浮かんでいるのが見えるのでした――。

『紅の豚』の感想

40代女性

ジーナは私の一生の憧れの女性。
ポルコとは、互いに愛し合っていながら、無理に繋ぎ止めたりなどせず尊重し合っている関係が、切なくて、同時に美しく描かれている。

40代男性

なによりポルコがかっこいい!
言葉の言い回しや、渋い声が味を出している。
文句のつけようのない、とても良い作品。

30代男性

とにかく作画のクオリティが尋常じゃないくらい高い。
ジブリだからこその鮮やかな色合いや、素材の質感の出し方が、
ぴったりと作品に合っていた。

まとめ

スタジオジブリの映画『紅の豚』のあらすじをネタバレありとネタバレなしで解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、かなり見応えのある映画であることがわかりましたね♪

見る年齢によって、持つ感想が変わる映画ですので、何度でも観たいですね!

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