2016年に公開された3Dアニメ映画『ペット』は、その年のアメリカの映画興行収入で第4位にランクインしたヒット作です。
日本でも興行収入40億円超えという人気ぶりでしたが、みなさんは『ペット』の製作会社がどこかご存じでしょうか?
アニメーションで有名なディズニーやピクサーが浮かんでくるという方が多いかもしれません。
そこで今回は、
- ペットの製作会社はディズニー?ピクサー?
- ペットの製作会社はどんな点が違う?
について調べていきたいと思います。
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結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
▼製作会社イルミネーションの映画最新作はこちらです!面白そうですよ~
ペットの制作会社はディズニー?ピクサー?
イルミネーション・エンターテインメントの創設者であるクリス・メレダンドリさん👤は本作の制作をスタートさせるにあたり2つの目標を掲げたそう😌
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) October 6, 2023
1つはファンが愛してやまない要素を大切にする事😊。2つ目は、新鮮な体験やキャラクターを作り出し、映画にメリハリを与えることだったのだそうです🤩 pic.twitter.com/P10AlFXdYN
ペットの製作会社ですが、ディズニーでもピクサーでもありません!
『イルミネーション・エンターテインメント』という会社が製作しました。
3Dアニメといったら世界的にもディズニーやピクサーが有名なので、真っ先に思い浮かぶのは両者だと思います。
劇場に見に行く側としては、面白ければ製作会社がどこであろうが気にならないかもしれません。
しかし、アニメ界では新進気鋭の製作会社なので、ダークフォース的な存在なのは確かです!
それでは、『イルミネーション・エンターテインメント』について詳しく調べていきたいと思います。
イルミネーション設立は2007年
イルミネーション・エンターテインメントが設立したのは2007年なので、ディズニーやピクサーに比べると歴史は浅い企業といえます。
また、イルミネーション・エンターテインメントはユニバーサルスタジオの子会社でもあります。
しかし、設立からまだ17年ほどしか経っていないにもかかわらず、
発表した長編アニメーション映画・13作品中8作品が歴代アニメーション映画ランキングで50位以内に入っているのです!
これはかなり凄いことだと思いませんか?
ライバルはディズニーやピクサーなので、イルミネーション・エンターテインメントもかなりのクオリティーを誇るということでしょう。
代表作はあの人気映画!
ちなみにモンスターズインクだけでなく、ミニオンズでも歯の矯正をしているキャラが登場します。
— 勝浦雅彦 新著「ひと言でまとめる技術」ツアー開催 (@katsufootball) August 23, 2023
オットーです。
こう考えるとアメリカのキャラ造形においては、帽子とかメガネと同じくらい、矯正をしているのは普通なのかも。
©️イルミネーション・エンターテインメント#大人の歯列矯正日記 119 pic.twitter.com/uaEvbR1mmC
イルミネーション・エンターテインメントが製作したアニメーション映画にはどんな作品があるのでしょうか?
代表作は『怪盗グルー』シリーズ、『ペット』シリーズ、『SING/シング』、『ミニオンズ』、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』などなど。
普通に超有名作品ばかり。
『怪盗グルー』においては、登場する人気キャラクター『ミニオンズ』のスピンオフ映画まで制作されました。
ほとんどの作品は続編が製作されているので、人気の高さが伺えますね。
イルミネーション・エンターテインメントの作品がなぜ人気なのか、気になってきました!
どんな点に重点を置き、作品を作っているのか調べてみたいと思います。
ペットの製作会社はどんな点が違う?
【決定】『ペット』&『SING/シング』、「金ロー」で放送!短編アニメ『ビルビー』は日本初放送https://t.co/K2l9hq9r8H
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 19, 2024
2月16日に映画『ペット』、23日に映画『SING/シング』を放送。2週連続でイルミネーション・スタジオのアニメーション作品を届ける。どちらの作品にも豪華声優陣が出演。 pic.twitter.com/MJ5HJoVv49
ペットを製作した『イルミネーション・エンターテインメント』ですが、
幅広く優秀な人材を求めた結果、フランスのアニメーション会社『マック・ガフ』を買収して『イルミネーション・マック・ガフ』を誕生させました。
本拠地がフランスのパリにあり、超優秀なフランス人クリエーターたちを抱えることに成功。
アメリカ人やフランス人のみならず、様々な国のスタッフを引き入れて作品を作っていることが、色んな感性の融合に繋がっているのかもしれません。
映画の中で『笑える』部分というのは、国によって違うと思うので、なるべく万国共通な『笑える』部分を作っていきたいはず。
ペットのレビューをチェックしていくと、『ずっと面白い』という感想がありました。
映画の時間は90分ほどですが、休みなく面白くて笑っているうちに映画が終了したとのこと。
近年、アニメ作品にも社会的な内容が盛り込まれていることが多く、少し考えさせられることのほうが多い気がします。
それが全くないということは、製作側の意図として『ただただ観客を楽しませよう』という映画本来の目的を感じました。
万国共通の『カワイイ』を重視?
映画『ペット』に出てくるこの子めちゃくちゃかわいいのに、グッズになるとめちゃくちゃホラーで草 pic.twitter.com/Ufn6zLDxys
— アンズ卍100%🐰💓@8bitBRAIN (@anz_8bit) February 13, 2021
少し映画『ペット』のネタバレですが、
『ペット』のキャラクターをとってみてもマックスやデューク、ギジェットはもちろん、どのキャラもかわいくて個性的なのが魅力的です。
キャラクターデザインに関しても妥協しない『カワイイ』を追求したのだと思えますね。
イルミネーション・エンターテインメントの代表的キャラクター・ミニオンズのかわいさも衝撃的。
あの姿、飽きの来ない動き方を見ると、
色んな国のスタッフがそれぞれの『カワイイ』を追求していった結果だと思われます。
色んな要素を取り入れるのも映画としては重要なのかもしれませんが、『面白い』『カワイイ』だけを盛り込んで作っていくことも興行的な成功の鍵なのかもしれませんね。
まとめ
「ペット」やりたい放題の新入りデュークにマックスが反撃開始 劇中クリップ到着 https://t.co/2JlMsA9MoL pic.twitter.com/gcVBY7eUlp
— アニメ!アニメ! (@AnimeAnime_jp) July 25, 2016
映画ペットの製作会社はディズニーやピクサーなのか、製作会社はどんなところが違うのか調べてきました。
結論とすると、
- ペットを製作したのはイルミネーション・エンターテインメント
- 様々な国のスタッフで製作していることが色んな感性の融合に繋がった
- 社会的な要素を排除して『面白さ』『カワイイ』を追求している
ということになります。
キャラクターの個性や魅力を追求していって製作された映画『ペット』。
それぞれの『カワイイ』に注目して、ぜひご覧にみてはいかがでしょうか?