ナウシカが言う「あの人」は王蟲の子?昔の記憶との関連を考察!

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不朽の名作ともいわれる「風の谷のナウシカ」の人気は映画だけにとどまることなく、原作でも多くの人気を集めています。

映画と原作では物語の内容に少し違いがあるそうで、映画を観た方がその後が気になり原作を見る方が多いようです。

そんな人気作の「風の谷のナウシカ」でナウシカが「あの人が生きてるの?」と言うセリフがあるのですが、この「あの人」について物語で言及されることはありませんでした。

「あの人」が誰なのか気になりますよね!

そこで今回は、

  • ナウシカの「あの人が生きてるの」のセリフのあの人は王蟲の子?アスベルではない?
  • ナウシカはなぜ王蟲の子供を隠した?

について考察していきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

ナウシカの「あの人が生きてるの」のあの人は王蟲の子?

映画を観た方からはナウシカが言った「あの人が生きてるの」というセリフの「あの人」について多くの憶測が出ました。結論から言いますと「あの人」とは、

ナウシカが子供の頃に飼っていた子供の王蟲のこと

だったのです。

「あの人」とはアスベルではないか?という声が多くありましたが違うようです。ではなぜ「あの人」が子供の王蟲のことだったのか、アスベルではなかったのか見ていきましょう。

なぜ昔に飼っていた王蟲の子が「あの人」なのか?

ナウシカのセリフが発せられる場面展開から振り返ります。

アスベルがトルメキア船を攻撃するところからです。ナウシカが止めに入ったことでアスベルは攻撃を躊躇し、その隙にトルメキア軍に攻撃されてしまいますが、ナウシカはクシャナらとともに脱出します。

腐海に水上着陸したナウシカたちを王蟲は調査しますが、ここでナウシカの子供の頃の回想シーンが流れます。この時にナウシカが「あの人は生きてるの?」といいますが、王蟲はそのまま去っていきます。そんな王蟲にナウシカは「待って、王蟲!」といいます。

流砂にのまれたナウシカは腐海の底に落ち、子供の頃の夢を見ます。その内容は、ナウシカは子供の頃に隠れて王蟲を飼っていたのですが、父親のジルに見つかり取り上げられてしまいます。ナウシカは「殺さないで!」といい思いっきり号泣するという夢でした。

この夢とナウシカの子供の頃の回想シーンには繋がりがあると考えられています。というのも、

  • 夢で見た映像が子供の頃の回想シーンと同じ色だった
  • 流れていたBGMが同じだった

からです。

この繋がりから回想シーンと腐海の底で見た夢が同じ内容だったことが分かり、回想シーンは夢の伏線になっていると考えられます。

ナウシカは王蟲が殺されてしまったのではないかとずっと気になっていたのですね。だから「あの人(王蟲)は生きてるの?待って、王蟲!」と叫んだのです。

アスベルではない理由は?

「あの人」がアスベルではない理由として以下の理由があげられます。

  • 回想シーンの意味がなくなるから
  • ナウシカは王蟲のことを原作で「あのひと」と呼んでいる

回想シーンと腐海の底で見た夢の繋がりを考えると、アスベルの可能性は低いと考えられます。そして、実は原作漫画でのナウシカの王蟲に対する呼び方が「あのひと」なので、やはり「あの人」とは王蟲である可能性が高いです。

ナウシカはなぜ王蟲の子供を隠した?

ナウシカが王蟲の子供隠していた理由は、

父親のジルに見つかると王蟲を処分すると思ったから

という理由でした。

ナウシカの母親には蟲と心を通い合わせることができるDNDがありました。つまりナウシカはそのDNDを引き継いでおり、幼いながら虫の心が理解できていたのです。

ジルは腐海や王蟲がどれだけ危険なのかを知っている人物なので、ナウシカはジルが王蟲を見つけたら処分すると思ったのです。なのでジルに見つかってしまったとき「殺さないで!」と泣いていたのですね。

まとめ

今回は「ナウシカが言う「あの人」は王蟲の子?昔の記憶との関連を考察!」について考察してきました。結果として、

  • ナウシカの言う「あの人」とは子供の頃に飼っていた王蟲のこと

という結果でした。

実際に作中で言及されていないことから、真実が気になりますよね。ですがこのようにいろいろな憶測や考察を見てみると、違う発見ができてもっと面白いと思います!

皆さまも「風の谷のナウシカ」をご覧になってみてはいかがでしょうか。

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