風の谷のナウシカとエヴァの繋がりとパクリ説を考察!巨神兵はエヴァ?

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『風の谷のナウシカ』は人間と自然との共存を描いた壮大なスケールのアニメ映画です。

そんな『風の谷のナウシカ』に登場する「巨神兵」が新世紀エヴァンゲリオンの兵器「エヴァ」に似ているとの説があります。

調べてみるとナウシカとエヴァには深いつながりがあることが分かりました。

そこで今回は、

  • 風の谷のナウシカとエヴァの繋がりとパクリ説を考察!巨神兵はエヴァ?

について考察していきます。ネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。

目次

風の谷のナウシカとエヴァンゲリオンに繋がりはある?似すぎていてパクリ?

結論から申し上げますと、

風の谷のナウシカとエヴァンゲリオンには深いつながりがある

のです!

それは、関わったアニメーターが一緒だから、ということです。

詳しく説明していきます。

『風の谷のナウシカ』で巨神兵が王蟲の大群にビームを発射するシーンがあります。

世界を焼き尽くした巨神兵の威力がはっきりとわかる場面であり、王蟲の大群が飛び散る衝撃的なシーンになっています。

このシーンの原画を担当したのが「庵野秀明さん」であり、『新世紀エヴァンゲリオン』の監督です。

庵野秀明さんは学生時代に自分が描いた絵をもって宮崎駿監督のもとを訪ねました。

その絵を見た宮崎駿監督は、すぐに採用を決めたそうです。

ナウシカの製作途中から参加した庵野秀明さんに、宮崎駿監督は巨神兵の原画をすべて任せました。

鈴木敏夫プロデューサーは、庵野秀明さんが宮崎駿監督のもとを訪れた時の様子を、「まるで道場破りのようだった」とのちに語っています。

この時から庵野秀明さんと宮崎駿監督の師弟関係は始まっており、その後宮崎駿監督『風立ちぬ』の主人公の声優を庵野秀明さんが務めることになりました。

エヴァは巨神兵のパクリなの?

エヴァは巨神兵のパクリ?

似ているとよく言われる「巨神兵」と「エヴァ」ですが、

パクリではなく“オマージュ”

でしょう!

エヴァ初号機が巨神兵に似ている、という説はアニメ好きな方の中では有名な話です。

先ほど説明したとおり、巨神兵の原画を担当したのは庵野秀明さんです。

庵野秀明さんは「エヴァンゲリオンの原点は、ウルトラマンと巨神兵」と語っておられますので似ているのも当然ですね。

巨神兵のこぼれ話

ナウシカの原作漫画には、巨神兵に商標が刻まれていることが描かれています。

巨神兵の牙に「東亜工廠」と刻まれた商標が見られます。

工廠とは、軍隊直属の軍需工場のことで、武器や弾薬をはじめとする軍需品を開発・製造・修理・支給などするための工場だそうです。

映画ではわかりませんでしたが、なんと巨神兵は日本製だったのですね!

世界を焼き尽くし文明を崩壊させた巨神兵が、実は日本製であることがかなりの衝撃ですよね…。

人間が作ったものにより、人間が滅ぼされるという戦争の皮肉も描かれているシビアな作品です。

まとめ

今回は、「風の谷のナウシカとエヴァの繋がりとパクリ説を考察!巨神兵はエヴァ?」について考察してきました。

結論として、

  • 風の谷のナウシカと新世紀エヴァンゲリオンにはかかわったアニメーターが共通
  • 共通のアニメーターとは、庵野秀明さんで『新世紀エヴァンゲリオン』の総監督
  • 庵野秀明さんは巨神兵の原画を担当し、「エヴァンゲリオンの原点は巨神兵とウルトラマン」とコメント
  • エヴァンゲリオンは巨神兵をパクっているのではなくオマージュ

ということがわかりました。

巨神兵とエヴァンゲリオンの意外な共通点は庵野秀明さんだったのですね。たしかに巨神兵とエヴァ、シルエットが似ていますね。

庵野秀明さんと宮崎駿さんの長年にわたる師弟関係も尊く、お互いを尊敬しあっているのだなと感じることが出来ます。

今回の考察をもとに『風の谷のナウシカ』をご覧になってみてはいかがでしょうか?

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