容疑者室井慎次の潜水艦事件とは?津田弁護士に踊る大捜査線シリーズで何があった?

映画「容疑者 室井慎次」に登場するのが津田弁護士です。映画では、容疑者となった室井を弁護するのは、津田法律事務所に勤める新米弁護士の小原久美子。

ただ、所長の津田は一度弁護を断ります。潜水艦事件で、彼はやる気を失っていました。ただ、この潜水艦事件、踊る大走査線のドラマにも映画にも出てきません。

今回は、
・『容疑者 室井慎次』で津田弁護士が話していた潜水艦事件とは何?
・踊る大捜査線の潜水艦事件についてくわしく

について考察します。

目次

『容疑者 室井慎次』で津田弁護士が話していた潜水艦事件とは何?

潜水艦事件の概要

「容疑者 室井慎次」で登場する潜水艦事件は、時系列的には、「踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!」と「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の間に発生した事件です。

2002年3月に湾岸署管轄で、潜水艦「むつしお」の乗組員である海上自衛官の殺害事件が発生

管轄の事件ということで、青島らが捜査にあたりますが、自衛隊が絡む特殊の事件ということで、捜査がうまくいかず、室井の力もあり、青島が潜水艦に身分を偽って潜入します。

犯人を捜そうとしますが、最終的に、潜水艦が乗っ取られ、東京湾内に侵入、オイルタンカーに魚雷を打ち、東京湾を火の海にしようとするかなりヤバい事件です。

青島らの活躍で、未然に防ぐことになるのですが、遺恨を残すとことになります。

潜水艦事件で津田弁護士に残した遺恨とは

潜水艦事件から一ヵ月後に、青島は、公務員職権乱用罪で告訴されます。

潜入したこともそうですが、事態解決のため、潜水艦の指揮権をとったこともあり、それが行き過ぎたということでしょうか?

ここで、登場するのが弁護士・津田誠吾です。彼は、警視庁に依頼され、見事に和解が成立、青島は無罪になります。「国の英雄を犯罪者扱いする方が間違ってる」と頑張ってくれた津田弁護士。

しかし、自衛隊と対立したことにより、さまざまな妨害を受け、津田弁護士事務所は、弁護士を失い、津田は妻や子も失うことになります。

映画「容疑者 室井慎次」の中で、津田弁護士が、青島を弁護したとき、そのあとどうなったか知っているだろうと、一度弁護を断るには、そういう理由があります。

踊る大捜査線の潜水艦事件についてくわしく

潜水艦事件は、もともとボツになった話

踊る大捜査線の潜水艦事件は、「MOVIE2」のために考えられていたもののボツになった話のようです。

「踊る大捜査線 THE MOVIE 2」のシナリオガイドブックには、青島とすみれが事件の捜査で、潜水艦に乗り込んでいて、狂った原潜の攻撃をうけ、たまたま青島が指揮を執ることになって、地上の室井の指示の下で敵を撃退するというプロットがあったことが書かれています。

ただ、この潜水艦事件は、別の形で世に出ることになります。

ニンテンドーDS「踊る大捜査線 THE GAME 潜水艦に潜入せよ!」の概要

踊る大捜査線 の潜水艦事件は、映画などでは、少し振れられる程度ですが、2010年7月発売のニンテンドーDSのゲーム「踊る大捜査線 THE GAME 潜水艦に潜入せよ!」のメインストーリーとして、登場します。

さっき書いたMOVIE2のシナリオガイドブックにあった内容とは少し違いますが、はっきり潜水艦事件のことが書かれます。

「踊る大捜査線 THE GAME 潜水艦に潜入せよ!」のあらすじ

話のスタートは、ストーカー事件。高梨潤子が同僚の岩城ありさがストーカー被害に遭っていると刑事課に相談に、ただ、ありさは警察には頼りたくないと話します。

翌日、台場1丁目海浜公園で、潜水艦「むつしお」の乗組員・清家洋二の殺害事件が発生

青島ら、湾岸署のメンバーは、清家の横浜での寄港後の足取りを追うも、警察庁官房室課長の山南により、事件の捜査は海上自衛隊の警務隊が引き継いで行うため捜査は不要であるという「上層部の決定」が室井を通して伝えられます。

捜査がストップする中、ストーカー事件に進展が・・・。盗撮写真の中に、ありさと清家が一緒の写真を発見。

絵を贈っているような写真を解析すると、それが絵でなく「潜水艦の演習場所を示した極秘の海図」であること、そして、ありさがどこかの国のスパイであることも・・・

ただ、ストーカー事件にも公安から、ストップがかかる。

捜査が中止となるなか、警視庁捜査一課・室井あてに差出人不明の荷物が届く。

荷物の中にあった、手紙、地図、カギから、犯行に使われた凶器を発見。凶器に、むつしおの船体番号が刻まれたことから、「むつしお」の乗組員の中に犯人がいる可能性が高まる。

室井は、凶器を海上自衛隊の警務隊に依頼しても、握りつぶされるからでは?と推測し、送り主を、「むつしお」の艦長の里中と判断し、青島を潜入捜査員として潜水艦に乗せて欲しいと依頼します。

青島はバレないように、コンピュータの不具合を調整するエンジニアとして、乗り込むことに。潜水艦で聞き込みを続ける青島は捜査の末を犯人を特定。

ただ、犯人が逆上、武器庫から武器を持ち出し、潜水艦をジャック。犯人は、どうせ撃沈されるなら、東京を火の海にしてやると、極秘ルート「湾岸96号線」で、東京に向かう。

絶対絶命の中、船内にいる青島は、犯人の制圧に成功も、魚雷の時限爆弾が作動。ハッキングにて、時限爆弾の解除に成功し、自爆テロを食い止めることに成功します。

まとめ

踊る大捜査線の潜水艦事件についての考察でした。

映画「容疑者 室井慎次」では、柄本明さんが演じる津田弁護士。潜水艦事件で、青島を助けたのに、自衛隊の嫌がらせで人生を狂わされました。

潜水艦事件の話は、映画の2作目でも、2年ぶりだな、潜水艦の事件以来ですね!とふれられていました。

ニンテンドーDSのゲームとして、しっかりとダイナミックなストーリーになっているので、映像化してほしいところです。

14年前の発売のゲームなので、さすがに手に入れるのは大変ですので。

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