ゴジラ-1.0で敷島がゴジラを打てなかった理由は?うざいと低評価?

ゴジラ70周年記念作品として制作公開された『ゴジラ-1.0』の主人公である敷島浩一。

特攻隊として零戦に乗り出撃したものの機体の故障と嘘をつき、不時着した大戸島で呉爾羅(ゴジラ)と対峙します。

特攻機の20ミリ機銃による攻撃を指示された敷島ですが、呉爾羅を打てませんでした。

この記事では『ゴジラ-1.0』で

  • 敷島がゴジラを打てなかった理由は何か?
  • 敷島とはどんな人物か?低評価なのか?

を調べていきます。

目次

『ゴジラ-1.0』敷島が大戸島でゴジラを打てなかった理由は?

生きたいという強い気持ちを持っていた事や、恐怖心から打てなかったと思われます

呉爾羅(ゴジラ)が大戸島に上陸し飛行場を次々に破壊し始めた時、唯一のパイロットである敷島に、飛行場整備班長の橘が特攻機の20ミリ機銃による攻撃を提案・依頼されます。

機体へ乗り込むものの、敷島は打てずにいます。

①恐怖心

呉爾羅を目の前に恐怖心から体が震えている様子が伺えます。やはり打てなかった一番の理由は、純粋に怖いからだと思います。

加えて、20ミリ機銃で攻撃したところで、倒せる相手には見えませんでした。

こちらが下手に攻撃する事で相手を刺激してしまうのではないか…という考えもあると思います。(意外と冷静なのかもしれませんね。)

②生きたいという強い気持ち

敷島は、神風特攻隊として戦場に出たものの零戦の故障を理由に(故障個所は見つかりません)、大戸島守備隊の不時着場へ緊急着陸します。終戦までやり過ごそうと考えていた所だったのです。

必死になって嘘をつき特攻機から降りたのに、倒せるか分からない呉爾羅相手に簡単に攻撃は出来ません。

恐怖心もさることながら、生きたいという強い気持ちがあるからこそ打てなかったのだと思います。

亡き両親の手紙に向かって「生きて帰って来いって…そういいましたよね…」と呟くシーンがあります。その約束を果たすため盲目に生きてきたのかもしれません。

敷島はどんな人?うざいと低評価?

戦争を経験している敷島に同情するものの、人間的に共感し難い部分はあります。

敷島はこの国の為に死を選ぶことが美徳とされていた時代には珍しい『生きたい人』なのです。特攻隊としての役割を果たさない程に生きたい、死にたくないのです。

そして戦争からもゴジラからも逃げた結果、大戸島の整備士達を見殺しにしてしまったと心に深い傷を負いトラウマを抱えてしまいます。

この事に関しては共感出来るし同情の気持ちも沸きます。むしろ『弱さ』も人間味を感じて主人公らしい主人公だと言えます。

ただ、敷島はちょっと珍しいタイプの主人公で、観客を感情移入させるのかイライラさせるかの境界線のギリギリにいるキャラクターです。

その点では『うざい』と感じて嫌悪感を抱く人が一定数いる事も納得です。

・生きたいという理由で、特攻やゴジラへの発砲から逃げる(ここは賛同できます)
・帰還後、典子と明子を最終的に住居へ受け入れ生活を共にするけど籍は入れず、アキコへ「父親じゃないよ」と言う
・ゴジラが再び銀座来ることを想定した会議の最中に「絶対に殺せるんですか!?」と何度も詰め寄る
・『震電』の整備を頼むために橘を呼び出す手段として書いた手紙の内容があまりにも酷い

低評価の声

特徴的な性格をしている分、やはり苦手意識を持つ人もいますね。

無意識のうちに悪気なくとっている言動なのかと思うと何とも言えない感情になりますね。

高評価の声

真面目な性格の敷島ですから、良い面ももちろんあります

見ず知らずの典子と明子を受け入れる程に寛大な部分や、強い意志を持っている逞しさもありますね。

まとめ

ゴジラ-1.0で敷島がゴジラを打てなかった理由は?うざいと低評価?を調べました。まとめると…

  • ゴジラ-1.0で敷島が打てなかったのは恐怖心と生きたいという強い気持ちを持っていたから
  • ゴジラ-1.0の敷島は、特徴的な性格なので『うざい』と感じる人もいる

主人公の敷島がゴジラを打てなかった事自体は、恐怖心等から起こる事なので理解しやすい部分だと思います。

ただ、突然キレたりと時折見せる表情から『曲者感』はありますよね。

弱い人なのかと思えば、凄腕の操縦を見せたりと多様な印象を与える敷島の、
ただのかっこいいだけの主人公じゃないところも『ゴジラ-1.0』の魅力の一つなのかもしれません!

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