ゴジラ70周年記念作品として制作公開された『ゴジラ-1.0』の主人公である敷島浩一。
特攻隊として零戦に乗り出撃したものの機体の故障と嘘をつき、不時着した大戸島で呉爾羅(ゴジラ)と対峙します。
特攻機の20ミリ機銃による攻撃を指示された敷島ですが、呉爾羅を打てませんでした。
この記事では『ゴジラ-1.0』で
- 敷島がゴジラを打てなかった理由は何か?
- 敷島とはどんな人物か?低評価なのか?
を調べていきます。
映画の『ゴジラ-1.0』には小説版『ゴジラ-1.0』があるのをご存じですか?
戦後日本を舞台にゴジラを取り巻く人間模様が描かれますが、映画では、これはどうなの?なぜこの人はこんなことしたの?と疑問に思うことも、小説版では詳細に描かれていたりします!
しかも、
は、監督の山崎貴さんが書いているので映画の内容に忠実になっています。
映画の内容を保管するような形で物語が進むので、映画鑑賞後におすすめです♪
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映画鑑賞は年間100本以上・映画ブログ運営4年
中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
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結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
『ゴジラ-1.0』敷島が大戸島でゴジラを打てなかった理由は?
『ゴジラ-1.0』#大ヒット上映中
— 『ゴジラ-1.0』【11月1日金曜ロードショー】 (@godzilla231103) December 8, 2023
敷島浩一(#神木隆之介)
皆さんの印象に残った敷島のセリフを
リプライや引用RPで教えてください!#ゴジラ#ゴジラマイナスワン#生きて抗え#GodzillaMinusOne#Godzilla pic.twitter.com/xniUC1kKmP
生きたいという強い気持ちを持っていた事や、恐怖心から打てなかったと思われます。
呉爾羅(ゴジラ)が大戸島に上陸し飛行場を次々に破壊し始めた時、唯一のパイロットである敷島に、飛行場整備班長の橘が特攻機の20ミリ機銃による攻撃を提案・依頼されます。
機体へ乗り込むものの、敷島は打てずにいます。
①恐怖心
呉爾羅を目の前に恐怖心から体が震えている様子が伺えます。やはり打てなかった一番の理由は、純粋に怖いからだと思います。
加えて、20ミリ機銃で攻撃したところで、倒せる相手には見えませんでした。
こちらが下手に攻撃する事で相手を刺激してしまうのではないか…という考えもあると思います。(意外と冷静なのかもしれませんね。)
②生きたいという強い気持ち
敷島は、神風特攻隊として戦場に出たものの零戦の故障を理由に(故障個所は見つかりません)、大戸島守備隊の不時着場へ緊急着陸します。終戦までやり過ごそうと考えていた所だったのです。
必死になって嘘をつき特攻機から降りたのに、倒せるか分からない呉爾羅相手に簡単に攻撃は出来ません。
恐怖心もさることながら、生きたいという強い気持ちがあるからこそ打てなかったのだと思います。
亡き両親の手紙に向かって「生きて帰って来いって…そういいましたよね…」と呟くシーンがあります。その約束を果たすため盲目に生きてきたのかもしれません。
敷島はどんな人?うざいと低評価?
目の前で典子が消えてしまい、ようやく手にしかけた幸せが指からこぼれるように消えてしまって茫然自失の敷島、振り返るとゴジラは自分が作ったきのこ雲を見上げて悲しみ怒っている。そこに向かって無力に慟哭するしかない敷島……。
— カノー (@KaNou_xxx) October 9, 2024
この一連のシーン、何度見ても凄すぎる。#ゴジラマイナスワン pic.twitter.com/nVN0CiMADe
戦争を経験している敷島に同情するものの、人間的に共感し難い部分はあります。
敷島はこの国の為に死を選ぶことが美徳とされていた時代には珍しい『生きたい人』なのです。特攻隊としての役割を果たさない程に生きたい、死にたくないのです。
そして戦争からもゴジラからも逃げた結果、大戸島の整備士達を見殺しにしてしまったと心に深い傷を負いトラウマを抱えてしまいます。
この事に関しては共感出来るし同情の気持ちも沸きます。むしろ『弱さ』も人間味を感じて主人公らしい主人公だと言えます。
ただ、敷島はちょっと珍しいタイプの主人公で、観客を感情移入させるのかイライラさせるかの境界線のギリギリにいるキャラクターです。
その点では『うざい』と感じて嫌悪感を抱く人が一定数いる事も納得です。
・生きたいという理由で、特攻やゴジラへの発砲から逃げる(ここは賛同できます)
・帰還後、典子と明子を最終的に住居へ受け入れ生活を共にするけど籍は入れず、アキコへ「父親じゃないよ」と言う
・ゴジラが再び銀座来ることを想定した会議の最中に「絶対に殺せるんですか!?」と何度も詰め寄る
・『震電』の整備を頼むために橘を呼び出す手段として書いた手紙の内容があまりにも酷い
#ゴジラマイナスワン
— SAIKING (@saiking319) May 7, 2024
敷島が書いていた手紙の内容を見ると橘さんがブチ切れるのも納得
私は大戸島で橘宗作と一緒にいた者です。
大戸島玉砕は米軍の攻撃によるものとされていますが、真相は全く違います。
実は橘は沖を通る米軍艦艇に対し、無謀にも銃撃を加えたのです… pic.twitter.com/ekIoZSt0ns
低評価の声
特徴的な性格をしている分、やはり苦手意識を持つ人もいますね。
無意識のうちに悪気なくとっている言動なのかと思うと何とも言えない感情になりますね。
ゴジラ-1.0の人物造形は嫌いじゃなくて、敷島が、子が死んで詰め寄ってる隣人に即座に自分の親の安否を聞いたり、無理やり子を託すとき添えたのが「お金はアキコの為に使ってください」って一文でお礼も無かったのは、一貫して自己中を描けてると思いました。
— 太郎 (@__A__Taro) January 7, 2024
敷島自体が特攻から逃げたことや整備員を見殺しにしたことを劇中で散々悩んでるのに、ゴジラと戦う覚悟は典子さんが死なないと決まらないのが嫌いなんよな。
— 笹木さきち (@sakichi_sasaki2) May 15, 2024
どうやっても天秤にかけてるように見えちゃうから。
その整備員の死の責任も敷島が背負うものでもないし。
ゴジラ-1.0の敷島、ちょいとでもいじられたらすぐブチ切れるからふつうに嫌い 周りに起きたくないタイプ
— ひかのしん (@shinojun3746) May 15, 2024
高評価の声
真面目な性格の敷島ですから、良い面ももちろんあります!
見ず知らずの典子と明子を受け入れる程に寛大な部分や、強い意志を持っている逞しさもありますね。
ゴジラ-1.0を観た。よかった…。映像も話も良くてまさかゴジラ映画で泣くとは思わなかった。神木君の演じる弱い男も素晴らしいし、血の繋がらない男女と子供の一家に強い絆を感じさせるのも良かったしラストも良かった。シンゴジラも嫌いじゃないけどそれより10倍面白かった。敷島家をずっと見てたい
— エイジ (@ei_hito) October 9, 2024
ゴジラ-1.0では物語の主人公である敷島さんがとにかく「弱い人」としてきっちり描かれてるのが良かった
— エディオ (@itaitaitaita70) December 11, 2023
決して弱くて良い訳でもなく強くなる訳でもなく、ただひたすらに敷島は「弱い人」としてゴジラと向き合う、というよりは自分の運命に向き合う、決断する話なのがとても良かった
ゴジラ-1.0を観た。よかった…。映像も話も良くてまさかゴジラ映画で泣くとは思わなかった。神木君の演じる弱い男も素晴らしいし、血の繋がらない男女と子供の一家に強い絆を感じさせるのも良かったしラストも良かった。シンゴジラも嫌いじゃないけどそれより10倍面白かった。敷島家をずっと見てたい
— エイジ (@ei_hito) October 9, 2024
映画の『ゴジラ-1.0』には小説版『ゴジラ-1.0』があるのをご存じですか?
戦後日本を舞台にゴジラを取り巻く人間模様が描かれますが、映画では、これはどうなの?なぜこの人はこんなことしたの?と疑問に思うことも、小説版では詳細に描かれていたりします!
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は、監督の山崎貴さんが書いているので映画の内容に忠実になっています。
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まとめ
ゴジラ-1.0で敷島がゴジラを打てなかった理由は?うざいと低評価?を調べました。まとめると…
- ゴジラ-1.0で敷島が打てなかったのは恐怖心と生きたいという強い気持ちを持っていたから
- ゴジラ-1.0の敷島は、特徴的な性格なので『うざい』と感じる人もいる
主人公の敷島がゴジラを打てなかった事自体は、恐怖心等から起こる事なので理解しやすい部分だと思います。
ただ、突然キレたりと時折見せる表情から『曲者感』はありますよね。
弱い人なのかと思えば、凄腕の操縦を見せたりと多様な印象を与える敷島の、
ただのかっこいいだけの主人公じゃないところも『ゴジラ-1.0』の魅力の一つなのかもしれません!