【ゴジラマイナスワン】ラストの典子の黒いアザはG細胞?最後を考察!

アカデミー賞を受賞した「ゴジラ マイナスワン」!世界でも絶賛され、話題の映画となりました。何度も観たという方もいるのではないでしょうか。

すでに観た方にとって、「ゴジラ-1.0」のラストシーンはとても意味深で、気になる内容でした。今回は「ゴジラ-1.0」で典子の首に見えた黒いアザの正体から、ラストシーンについて詳しく調べてみました。そして、「ゴジラ-1.0」で典子が最後どうなったのかということを深掘りしていきます。

今回の内容は「ゴジラ-1.0」のネタバレが含まれますので、ご注意ください。

映画の『ゴジラ-1.0』には小説版『ゴジラ-1.0』があるのをご存じですか?

戦後日本を舞台にゴジラを取り巻く人間模様が描かれますが、映画では、これはどうなの?なぜこの人はこんなことしたの?と疑問に思うことも、小説版では詳細に描かれていたりします!

しかも、

『小説版 ゴジラ-1.0』

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この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

目次

『ゴジラマイナスワン』のラストシーンで典子の首にあった黒いアザは何?

典子の首の黒いアザは何?

「ゴジラ-1.0」のラストシーンを振り返りましょう。

ゴジラは銀座を襲撃。この時、大石典子(浜辺美波)は、危険を顧みず敷島浩一(神木隆之介)を助け出します。しかし、その結果、典子は爆風に巻き込まれてしまうのでした。

この時、亡くなったと思われていた典子ですが、「ゴジラ-1.0」のラストシーンでは、

典子が病院で治療を受け、包帯を巻いた状態で登場

この時、痛々しい典子の首に、黒いアザのようなものが見えます。また、

  • 爆風に巻き込まれたのに顔がきれいなまま
  • 回復力が早すぎる

という点から、この典子の首に見えたアザについて、放射能による影響ではないかなど様々な意見が飛び交いました。確かにゴジラの爆風は強烈で、運良く助かったにしてはおかしいように思います。

こうした意見の中で、公開後行われたゴジラ・フェス大阪にて「ゴジラ マイナスワン」の山崎貴監督自身が

アザはG細胞である

と明言しました!意味深な終わり方だったので、あっさりとG細胞であると発言されて驚きました。

典子の首に見えたアザの正体、G細胞とは?

G細胞のGはゴジラです。これまでのゴジラシリーズでも、たびたびG細胞は注目されてきました。特に、

肉片だけでも生きることができ、自己再生能力が高い

ということが分かっています。「ゴジラマイナスワン」でも、ゴジラは顔面を吹き飛ばされてもすぐに回復して見せます。ぼこぼこと細胞が再生していますよね。

この圧倒的な再生能力はG細胞の力だったのですね!

また、G細胞は、

  • 穀物などにG細胞を組み込めば、過酷な環境下でも育つようになる
  • エネルギーとして放射能を取り込む
  • G細胞から核兵器を無力化する生物兵器を生み出すことも可能
  • 侵食性が高いため、G細胞を組み込まれた生物の組織をすばやく乗っ取り変質させる

ということが分かっています。すごい可能性を秘めたG細胞…。

なんと、1989年に公開された「ゴジラVSビオランテ」では、バラにゴジラ細胞を組み込んだ結果、怪獣ビオランテが誕生しました。

ゴジラの強さの秘密はG細胞にあるようです。これまでのゴジラとの戦いがいずれも壮絶であった理由も納得です。

ラストの典子はどうなる?

ラストで典子は、治療を受けて包帯や眼帯姿になっていました。爆風を受けた後、典子はゴジラから剥がれ落ちた肉片と接触したと考えられます。いつ、どのように接触していたのかは分かりませんでしたが、典子の体にG細胞が侵食したおかげで自己再生能力が発揮され、生還したのでしょう。

ただ、G細胞に侵食された典子がこのまま無事でいられるとは思えません…。そのため、

  • ビオランテのように怪獣化してしまう
  • 典子の体はなくなるけれど、人間の心は保ったままの状態になる

ということも考えられます。

「ゴジラマイナスワン」のラストは意味深な終わり方をしているので、続編があるのでは?とも言われています。また、物語の中では典子と同じようにG細胞に侵食された人が複数いる可能性も高いです。続編がある場合には、G細胞に侵食された人間がどうなったのかも気になるポイントです。

本当はなかった?ラストシーン裏話

ゴジラ・フェス大阪で山崎監督は、

典子の黒いアザは台本にはなかったシーンである

と明かしています。そのため、俳優陣もラストシーンに見えたアザについて気づかなかった方もいたようです。

当初は、典子は亡くなったまま終わることを考えていた山崎監督。しかし、気弱だった敷島が典子を失ったことにより変わります。監督としては、敷島が生きて帰ってきたときに典子がいてあげてほしいと、考えたそうです。そのため、典子は生還し治療を受けているというシーンが生まれたようです。

また、山崎監督はゴジラは戦争や核の象徴であることも明言。生き残った先には幸せだけが待っているわけではないとも語っています。そのため、ハッピーエンドではあるけれど、少し不安を感じる終わり方だったのですね。

「ゴジラマイナスワン」で典子が最後どうなったか疑問の声も多くありました。典子のその後の生活では、ゴジラのいた場所にいたことで周囲からの厳しい視線や、G細胞との戦いなど様々な苦難が待ち受けているでしょう。このようなラストの展開も評価が高い理由の一つかもしれません。

映画の『ゴジラ-1.0』には小説版『ゴジラ-1.0』があるのをご存じですか?

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まとめ

今回、「ゴジラマイナスワン」で典子が最後どうなったか、首の黒いアザが映ったラストシーンについて、考察してきました。

結論はというと、無事に生還して敷島と再会します。しかし、典子は吹き飛ばされた後、G細胞と接触。その結果、典子は自己回復力が働き、生還できたものの、首にはアザのようなG細胞が現れたと考えられます。

典子が生還したため、「ゴジラマイナスワン」のラストはハッピーと言えます。しかし、今後の典子の生活は決して平坦なものではないでしょう。

「ゴジラマイナスワン」で典子の首に現れたアザ、G細胞がどのような影響を与えていくかは描かれていません。続編もあるような雰囲気で終わるため、もしかしたら今後続編も制作されるかもしれませんね。その時にどのような描かれた方をするのか、とても楽しみです!

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