実写映画『翔んで埼玉』のあらすじをネタバレ解説!最後の結末と感想がヤバい!

映画『翔んで埼玉』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

埼玉を中心に都県のコメディー要素満載の争いが魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

目次

映画『翔んで埼玉』作品情報

『翔んで埼玉』基本情報

『翔んで埼玉』の基本情報を押さえてきましょう。

  • 作品名:翔んで埼玉
  • 公開日:2019年2月22日
  • 上映時間:106分
  • 監督:武内英樹
  • 脚本:徳永友一
  • キャスト:二階堂ふみ、GACKT、
         伊勢谷友介、ブラザートム、ほか

『翔んで埼玉』は、2019年2月22日公開しました。二階堂ふみとGACKTのダブル主演で、壇ノ浦百美役の二階堂ふみは初めての男役を演じています。

『翔んで埼玉』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

娘の結納のため一路東京へと向う、埼玉在住の菅原家。

その道中、車内のラジオで、ある伝説の物語が流れ始めました。

それは、東京屈指の名門校・白鵬堂学院を舞台に、生徒会長・壇ノ浦百美と、アメリカ帰りの転校生・麻実麗の出会いから語られます。

見るからに東京都民の麗は、実は手形制度の撤廃を求める埼玉解放戦線のメンバーでした。

埼玉県人を庇い立てする麗を怪訝に思っていた百美だが、何故か麗に心を惹かれていき、次第に東京と埼玉、そして千葉までも巻き込んだ抗争に巻き込まれていきます。

『翔んで埼玉』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

埼玉にまつわる都市伝説

埼玉で生まれ育った菅原愛海は、何も無い埼玉を毛嫌いしており、恋人の春翔と結婚して東京に引っ越すことを楽しみにしていました。

愛海と春翔の結納の日、愛海は両親が運転するワンボックスカーで、春翔の元へ向かいます。BGM代わりに聞いていたカーラジオ、そこからは、埼玉にまつわる都市伝説が流れます。

19XX年。東京都民から、迫害を受けていた埼玉県民は、繁栄している東京都とは対象的に、埼玉県は荒廃した地域となっています。

東京へ渡るには通行手形が必要となり、通行手形を持てない身分の埼玉県民は、ヒッソリと暮らしていくしか道がありませんでした。

アメリカから帰国してきた麻実麗は、そんな東京にある超名門校、白鵬堂学院へ入学します。

白鵬堂学院では出身地でランク付けされており、親の転勤で東京へ移住した埼玉県民は「Zクラス」で、掘っ建て小屋の中で毎日自習をするしかない、辛い環境に追いやられていました。

麗に惚れる百美

白鵬堂学院の酷い実態を目の当たりにした麗は、白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美に気に入られますが、埼玉県民を馬鹿にする百美に麗は挑戦的な態度を取ります。

激怒した百美は、麗を白鵬堂学院から追い出す為に、瓶に入れられた空気だけで東京の地名を当てる「東京テイスティング」を挑みますが惨敗します。

これまで完璧を貫いてきた百美は、ショックで意識が朦朧とします。麗に助けられ、百美は保健室へ運ばれます。そして、麗から「挨拶代わり」のキスをされた百美は、麗に特別な感情を抱くようになりました。

百美に自宅へ招待された麗は、東京都知事で百美の父親である、壇ノ浦建造と対面します。

麗はトイレに行くふりをして、東京都知事室に入ろうとしますが、壇ノ浦家の執事、阿久津翔に止められます。そして、阿久津は麗に「貴様、埼玉だな?」と探りを入れますが、麗は聞き流して立ち去ります。

麗の出身地

麗と百美は、2人で買い物に出かけますが、そこで突然「埼玉警報」が発令します。麗の屋敷の家政婦・おかよが、強制送還部隊に追われていました。

おかよを助けようとした麗も埼玉出身疑惑をかけられ、その証明に草加せんべいを踏む事を強要されますが、麗は体が動きません。

おかよはその間に逃げようとしますが、強制送還部隊に捕まってしまい、麗は百美に助けられ、その場を立ち去りました。

実は、麗は埼玉出身であり、父親の意向で次の東京都知事になる為、一度アメリカへ渡り埼玉臭さを消し去って東京へ戻って来た、埼玉を救う事を託された者でした。

麗の正体に百美はショックを受けますが、麗と一緒に逃げる事を選択し、2人は追われる立場となってしまいました。

埼玉デュークの登場

麗と百美は埼玉県へ逃げようとしますが、途中で通った千葉県で、阿久津に捕まってしまいます

阿久津の正体は千葉解放戦線の構成員で、麗が所属する埼玉解放戦線とは東京都への手形を撤廃する為の争いをしており、敵対関係にありました。

阿久津は警察に麗と百美を引き渡そうとしますが、そこへ白馬に乗った男が現れ、麗と百美を救出します。その男は埼玉解放戦線の伝説、埼玉デュークでした。

埼玉デュークは、阿久津の父親で千葉解放戦線のトップだった男、エンペラー千葉との戦いで片目を負傷していましたが、姿を消しながらも、埼玉開放の為に影で動いていました。

麗と百美は埼玉デュークから、東京都知事が裏通行手形を発行させ賄賂を得ており、その金塊を何処かに隠している事を教えられます。その賄賂がある限り、手形制度は永遠に無くなりません

隠された賄賂の金塊

麗と百美は真相を暴き出す事を決意しますが、百美が突然、高熱を出して倒れます。百美は埼玉県特有の病気「サイタマラリア」に感染し、治療が遅れると重症化してしまう危険な状況となっていました。

一刻を争う事態ですが、埼玉県に医者がいるはずもなく、祈祷師しかいません。埼玉デュークが百美を東京に連れて行き、病院で治療をさせる事になります。

山道を馬で疾走する埼玉デュークですが、何者かの銃弾に倒れます。百美は悪夢にうなされ目を覚ますと、自宅のベッドで寝ていました。

埼玉デュークからの情報を元に、屋敷内に隠されている賄賂の金塊を探す百美は、隠し扉を探し出し、ある地図を見つけます。地図に示された場所は、謎の巨大生物が生息する、関東の秘境である群馬県赤城山でした。

『翔んで埼玉』の最後と結末

全面戦争開始

一方、麗は百美が無事に自宅へ送り届けられた事と、埼玉デュークが狙撃され倒れたという情報を聞かされます。更に、このタイミングで千葉解放戦線が埼玉に攻め込んで来るという情報も得ます。

絶対絶命の事態ですが、麗は父親からビデオメッセージで、自身が埼玉デュークの子どもである事を聞かされます。父である埼玉デュークの後継者として、千葉解放戦線との全面戦争に向け、麗はバラバラの埼玉県民をまとめ上げます。

阿久津もまた、埼玉解放戦線を殲滅させようと気合をいれますが、阿久津の前にある男が現れます。

翌日、千葉解放戦線と埼玉解放戦線は全面戦争を開始、壇ノ浦建造は神奈川県知事とその様子を笑いながら見ていました。東京都と癒着関係にある神奈川県は、埼玉デュークの動きを察知し、銃撃していました。

そこへ、群馬県から戻って来た百美が現れます。群馬県は、東京都から金を受け取り、県民総出で秘境を演出、都知事が隠していた金塊を守っていました。

都知事の不正を暴いた百美

この事実を世間に公表としようとする百美ですが、建造は百美個人の力ではどうする事もできないと鼻で笑います。しかし、建造の予想を超えた事態が起きます。争っていたはずの千葉解放戦線と埼玉解放戦線が同盟を組み、都庁に押しかけて来ました。

実は、埼玉デュークは生きており、阿久津にも裏通行手形の情報を流し、麗と阿久津は休戦協定を結ぼうとしていました。そこへ群馬県に眠る金塊の謎を解いた百美が現れ、都知事である自分の父親の不正を公表する為に、一連の計画を考えたのです。

都庁に押しかける千葉と埼玉同盟軍は、マスコミや民衆が押しかけ、大騒ぎになっている所に、百美は都知事の一連の不正を告発する文書をばらまきます。

不正が暴かれ、建造は連行されます。そして、騒動の首謀者である麗と阿久津、埼玉デュークも連行されます。埼玉デュークは、百美に新たな計画の文書を渡します。そこには「日本全国埼玉化」計画の詳細が記されていました

カーラジオで都市伝説を聞いていた愛海の両親は号泣し、呆れた愛海は春翔に会いますが、春翔も同じカーラジオを聞いて感動しており、東京ではなく春日部に住む事を決断します。愛海の東京への夢は儚く消え去ってしまいました。

『翔んで埼玉』感想まとめ

映画『翔んで埼玉』の感想をまとめました!

しょーもないんだけど面白い作品!
キャストがこれに全力でのっかっているのが最高に笑えます!

笑いっぱなしの106分!
最後の日本埼玉化計画はかなり衝撃でした!

埼玉が最高です!
大真面目に不真面目を演じる大人たちも素敵!

まとめ

映画『翔んで埼玉』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、作品にしっかりとテーマも盛り込まれていたり、百美の作品内での成長も見られるとても面白い映画でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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