映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!
組織に対する正義感を問う社会的なストーリーが魅力の本作は、何度観ても楽しめます。
今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪
『踊る大捜査線』シリーズは、テレビドラマ時代から大人気なので、テレビドラマ版から映画版までのノベライズがあるのをご存じですか?しかも電子書籍で読めるんです!
最新の『踊る大捜査線 THE FINAL』まで全四巻あって、読み応えばっちりですよ!どうしてもドラマや映画だと細かいところ(警察組織の部署名や役職、ちょい役の動きなど…)は飛ばしがちですが、電子書籍だと小ネタ含めてしっかり拾って踊る大捜査線の世界観を余すところなく満喫できます♪
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映画鑑賞は年間100本以上・映画ブログ運営4年
中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
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『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!
国際環境エネルギーサミット
踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望公開12周年おめでとうございます。#踊る大捜査線 #東宝 #織田裕二 #深津絵里 #柳葉敏郎 #香取慎吾 #小栗旬 #伊藤淳史 #ユースケサンタマリア #小泉孝太郎 #内田有紀 #滝藤賢一 #水野美紀 #真矢みき#筧利夫 #邦画 #映画 #えいが #映画好き #映画が好き pic.twitter.com/DJJlyjQqT0
— Aokiji Tatsuya (@EigafanL) September 6, 2024
2012年12月21日。湾岸署の刑事たちは、日々発生する事件に対応するため、様々な現場に赴いていました。
湾岸署の刑事として長年勤めている青島とすみれは、長時間の張り込み捜査を終えて湾岸署へと戻ります。
2人は湾岸署の様子が普段と違うことに気付きます。湾岸署は、国際環境エネルギーサミットの開催にむけて賑やかなムードになっており、警備体制が整えられているところでした。
さらに真下署長の指揮のもと、署内の業務体制の統一化が進められていました。
青島たちが所属する刑事課の者たちも、交通課や鑑識課、機動隊など他の部署の業務を行うことになります。青島たちは真下の指揮に従い、各部署を回って様々な業務を担当しました。
誘拐事件の発生
「余計な情報は、捜査の混乱を招く。」by鳥飼誠一 踊る大捜査線 THE FINAL pic.twitter.com/hIgb3fEQqU
— アネモネ (@anemone501) July 5, 2013
そんな中、サミット会場内で誘拐事件が発生します。被害者は銃で撃たれ、後ほど遺体となって発見されました。
突然の事件発生で署内は慌ただしく緊張したムードに一変します。
鳥飼管理官を本部長として、緊急の捜査会議が開かれました。
調査の末、被害者の銃撃に使われたのは、6年前に起きた少女誘拐事件で警察が証拠品として押収した拳銃だとわかりました。少女は当時の事件で亡くなっています。
今回の事件には内部の刑事が関わっている可能性があるとわかり、捜査内容についての情報公開と伝達には大きな制限が加えられることになりました。
全ての情報は書面を通じて鳥飼のみに伝えられるように取り決められ、他の職員たちには一切情報開示されないという異例の捜査体制がとられました。
捜査責任者には室井が任命され、青島は担当刑事を任されました。
上層部の不穏な企み
踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 https://t.co/YmUKp3fCMy
— Tak.K△🍜🍺🍶 (@Lt_Tak3) March 28, 2020
そういえば踊るシリーズに間桐臓硯出てたねw
津嘉山さんいい声だわ pic.twitter.com/YyV7JXYyxz
青島と室井が捜査に励む中、警察上層部は不穏な企みを働かせます。
やがて捜査本部は一人の男性を容疑者として特定しました。上層部は早急に事件を収束させるため、この男を事件の犯人に仕立て上げようと急ぎます。
上層部は刑事課に対して、男を任意同行させて自白を強要する方針をほのめかします。青島は、そのような上層部の動きに違和感を感じました。
そんな中、2つ目の事件が発生してしまいます。2つ目の事件の被害者も、6年前の少女誘拐事件に関係している人物でした。
被害者は少女誘拐事件の容疑者とされていた人物でした。しかし、最終的に無罪放免となった過去がありました。
当時の事件には、交渉課時代の真下も関わっていました。
警察内部の事件関係者
「小池課長、あなたを聴取する。」by鳥飼誠一 踊る大捜査線 THE FINAL pic.twitter.com/O0iC2jy16G
— アネモネ (@anemone501) July 3, 2013
今回の事件の容疑者として特定された男にはアリバイがあることが分かりました。捜査は振り出しに戻ります。
青島と室井は、警察内部の人間が関わっているという事実に焦点を当てて捜査を方針付けます。
内部調査の末、交渉課の小池と、捜査第一課の久瀬が事件に関わっているということが分かりました。
小池は、6年前の少女誘拐事件をあと一歩のところで解決に導けなかったことで、痛ましい気持ちを持ち続けていました。
事件の結果は警察組織の至らなさによるものだと嘆き、理不尽な組織体制の中で、犠牲になった少女への悔やみを晴らそうとしていました。
久瀬もまた、親族のケアとして公私にわたって事件に関わり続けていた一人でした。
青島への退職勧告
「組織の中で生きる人間こそ、信念が必要だと。‥‥なんてな」
— 榎田信衛門@IBB独立放送旅団 (@enokidas) June 3, 2023
※映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』での室井警視監(柳葉敏郎)の台詞。
信念が足りないまま人の上に立ってしまったダメ指揮官が居座る組織は、簡単に箍(たが)が外れていくってことでしょうな。 pic.twitter.com/j0buKhzEFZ
今回の事件には、警察上層部のかなり上位の立場の人間が関わっていることが分かりました。さらに上層部は、事件を隠蔽するために無実な人間を犯人に仕立て上げようと画策もしていました。
このことが世間に知れ渡れば、警察は市民からの非難を逃れられません。窮地に追い込まれた池神長官に対して、鳥飼が助け舟を出します。
鳥飼はマスコミ対策として、誤認逮捕や自白強要についての謝罪会見を開くように提案しました。そして会見の場で、青島と室井に全ての捜査責任を押しつけるように助言します。
鳥飼は池神に、責任を感じているなら自ら辞職するように、とも伝えます。しかし池神は、青島と室井の退職で責任を取らせて保身を図ることを選びました。
青島は上層部に警察手帳を奪われ、室井もまた事件の責任を取る形で辞職が決定しました。
『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』の最後と結末
事件の犯人
#コロナばっかりで気が滅入るからカッコいい悪役貼ろうぜ #香取慎吾 【踊る大捜査線・久瀬智則】 pic.twitter.com/zeuQly0y01
— minase0124 💚🎤🎨りんとごしか🍺🍟 🐻🍡🥞ごゆるりと 🐱🍩小確幸 (@minase0124_405) January 10, 2021
警察内部で責任の押し付け合いが起こっている最中、3つ目の事件が発生します。事件の被害者は、署長である真下の息子でした。
そして、事件の犯人は久瀬でした。久瀬は6年前の誘拐事件を模倣して、真下の息子を誘拐したのでした。
青島は警察手帳を失っていましたが、事件発生を知り室井と共に捜査に乗り出します。その結果、無事に真下の子供を救うことができました。
捜査での功績が認められ、青島と室井への辞職勧告は白紙となりました。翻って、2人に責任を押し付けようとした池上に辞職勧告が言い渡されます。
刑事たちへの責任転嫁を提案した張本人である鳥飼は、池上が追い詰められたのを見計らったタイミングで、マスコミに対して隠蔽の事実を公表しました。
本当の黒幕
「昨今の警察機構、とりわけ上層部の警察官僚たちは、自らの地位や名声に固執するばかりに至っている。私は、地に落ちた警察機構の再生を図るため、その関係者らをここに告発する。」by鳥飼誠一 踊る大捜査線 THE FINAL pic.twitter.com/KAuzqDHYkN
— アネモネ (@anemone501) October 4, 2013
一連の事件は鳥飼によって画策されたものでした。鳥飼の真の目的は、上層部の失権と警察署内の汚濁を世間に公表することでした。
6年前に誘拐されて亡くなった少女は鳥飼の姪でした。鳥飼は警察に復讐をするために、機会を伺っていたのでした。
青島は、そんな鳥飼の行動を否定します。青島は、正義心からくる行動であっても、他者を傷つけるのはよくないと主張します。
事件は解決に至りましたが、警察上層部の不信感が露呈し、世間からのイメージは大きく損なわれました。警察組織を根本から立て直すため、室井らが指揮を執って内部体制の立て直し運動が始まります。
青島は室井に運動を任せ、自身は新たな捜査現場へと駆け出していきました。
映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』作品情報
『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』
— 法と秩序 (@lawandorder_jp) March 7, 2024
今までも描かれていた警察上層部の不正義が本作では腐敗の域に達しており、起こる事件もそれに関係。
最終作だけありテーマの総括をしてきた事を評価したい。
事件の性格上 シリアス度高め、突飛さ低めの作風で、シリーズの中でも面白いほうだと思う。 pic.twitter.com/UvZGBR6XgZ
『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』基本情報
『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』の基本情報を押さえてきましょう。
- 作品名:踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
- 公開日:2012/9/7
- 上映時間:126分
- 監督:本広克行
- 脚本:君塚良一
- キャスト:織田裕二、深津絵里、柳葉敏郎、ユースケ・サンタマリア、ほか
TVドラマ「踊る大捜査線」のシリーズ完結編となる映画作品です。
同シリーズのスピンオフ作品「容疑者 室井慎次」で監督を務めた君塚良一が再びメガホンを取ります。
『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)
2012年12月。湾岸署は国際環境エネルギーサミットの開催に向けて署内の警備を強化しました。
しかしそんな中、サミット会場で誘拐事件が発生してしまいます。その後、事件の被害者は撃たれて亡くなりました。
調査の結果、銃撃に使用されたのは6年前の少女誘拐事件で用いられた拳銃だと分かりました。その拳銃は警察署内で保管されていたはずのものでした。
今回の事件には警察内部の者が関係しているとして、緊急の捜査会議が開かれます。鳥飼管理官が全ての指揮を執り、捜査に関する情報は全て鳥飼のみに伝えられることになりました。
鳥飼以外には情報が開示されないという異例の捜査体制の中、青島は事件の担当刑事を任されました。
一方その頃、警察上層部、内部の各所で数々の不穏な企みが働いていました。
事件の裏に潜む大きな闇に翻弄されながら、湾岸署の刑事たちは捜査活動に挑みます。
『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』感想まとめ
「踊る大捜査線 THEFINAL 新たなる希望」
— ぢろ痴 (@jirochi_neko) December 4, 2021
決して広い舞台設定ではないけれどスケールが大きく奥深い内容はシリーズを通じて一貫していて、本作でも最後まで緊迫感とユーモアが程よく融合し楽しませてくれた。多分この作品から刑事ドラマが激変する、足掛け15年に渡るシリーズの完結編。 pic.twitter.com/NSzxALcdaD
映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』の感想をまとめました!
お馴染みのキャストで安定感があった
深津絵里さんがずっと美しかった!
組織のあり方について考えさせられる作品だった
室井さんのような上司がほしい
シリーズが完結してしまうのは寂しい!
青島の情熱をずっと見ていたいと思った
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まとめ
映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!
最後の結末までご紹介してきましたが、シリーズの集大成となる見ごたえのある映画でしたね♪
何度も見たくなってしまう映画です!