『なんてったってアイドル』『木枯らしに抱かれて』など多数のヒット曲を世に送り出したアイドル時代の小泉今日子さん。
当時、世の男性陣は爽やかで可愛らしさ全開の『キョンキョン』に夢中だったはず。
しかし、映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』の小泉今日子さんの恐ろしい演技でガラリとイメージが変わってしまったのではないでしょうか?
そこで今回は、
- 映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』で小泉今日子が歯科矯正をしていた理由は?
- 映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』の小泉今日子の役が怖い!
について調べていこうと思います。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
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映画鑑賞は年間100本以上・映画ブログ運営4年
中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』で小泉今日子が歯科矯正をしていた理由は?
読了。
— チャーリー (@west_matamachi) January 28, 2024
踊る大捜査線の
日向真奈美を思い出す😅 pic.twitter.com/skAlLXG8So
1998年に公開された映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』で小泉今日子さんが演じたのは日向真奈美という役です。
日向真奈美は殺人マニアのサイコパスで殺人事件の犯人。口元は歯科矯正をしており、笑顔が非常に不気味でした。
なぜ日向真奈美は歯科矯正をしていたのでしょうか?
怖さを出すためのポイント
『踊る大捜査線 THE MOVIE』の本広克行監督は、小泉今日子さんが演じた日向真奈美についての演出を明かしています。
日向真奈美について、
『何もしなくても怖いというイメージがいい。しかし、「小泉今日子」というカリスマのイメージを崩したくなかった。』
と話していました。
小泉今日子さんはドラマ『踊る大捜査線』の視聴者だったこともあり、本広克行監督はすぐに出演のオファーをしたそうです。
もちろん快諾した小泉今日子さんは、演出について『監督の希望通りすべてやらせていただきます』と伝えました。
#映画の印象に残る表情
— たか. (@t_sasakism) March 13, 2024
踊る大捜査線THE MOVIE 日向真奈美#踊る大捜査線 #小泉今日子 pic.twitter.com/74dwNheBSR
黒髪のおかっぱヘア、歯には矯正器具、似つかわしくないクマグッズ。小泉今日子さんのカリスマ的イメージを崩さないながらも異常性を見事に表現。
街中で矯正器具を付けている人はたくさんいますし、見かけても何も思いません。
しかし、『踊る大捜査線 THE MOVIE』の小泉今日子さんが矯正器具をつけていたことで怖さはアップしていたのは間違いありませんね。
どことなく映画『ハンニバル』のレクター博士を思い起こさせる風貌だと思いました。
瞳にも怖さを出す工夫
人間性を感じ取るのに『瞳』は重要なポイントではないでしょうか。小泉今日子さんが演じた日向真奈美の瞳にも工夫を凝らしています。
日向真奈美よ!いつの間に子を授かったんだい?無期懲役のはずじゃ? "獄中妊娠説"はホントなのかい?せめて娘さんまで犯罪に巻き込ませないでくれ!10・11に真実を聞かせてくれないかい? 真奈美よ!どうか生きていてくれ! pic.twitter.com/tDowvkmTLc
— 小田嶋 篤 (@Odassy3) July 27, 2024
本広克行監督は『爬虫類のような不気味さが欲しかった』と明かしていましたが、昆虫のように黒目を大きくするのは難しく、黒のコンタクトレンズで代用しました。
黒のコンタクトレンズを入れて日向真奈美の冷たい印象をアップさせています。
彼女からは『普通さ』も感じますが、『異常さ』の印象が強かったのではないでしょうか。
それはやはり監督の演出と小泉今日子さんの演技力によるものだったはずです。
映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』の小泉今日子の役が怖い!
『踊る大捜査線 THE MOVIE』で小泉今日子さんが演じた日向真奈美は『殺人マニアのサイコパス』という設定です。
説明だけでも十分ですが、日向真奈美の犯行はかなり異常で恐怖を感じました。
腹部にぬいぐるみを詰めるという凶行
映画の冒頭、
湾岸署管内で腹部にぬいぐるみが詰められた男性の遺体が発見されます。
日向真奈美は仮想殺人のサイトを運営しており、ネット上ではテディと名乗っていました。
青島たちは被害者男性がその仮想殺人サイトによくアクセスしていたことを知り、『テディ』という管理人と関わっていたことを突き止め、テディが何らかの事情を知っていると考えたのです。
青島はどうにかしてテディと接触を図ったものの、逃げられてしまいました。
青島きたよ😍
— n (@mokkrock) August 28, 2024
OD1で日向真奈美と接触した場所 pic.twitter.com/3Fi2jYTHSt
しかし、
その接触で青島はテディが女性だということを知ります。
統計上、猟奇的殺人事件の犯人は大半が男性ですが、この事件においては美しい女性が犯人だということが驚かせたポイント。
そして被害者男性の腹を裂いてテディベアのぬいぐるみを詰め込み、閉腹までしている点がさらに驚きと恐怖を与えますよね。
自ら湾岸署に現れる
#女優と拳銃
— かー (@MiFnQCgu4skIb3l) June 11, 2024
小泉今日子
踊る大捜査線 THE MOVIE (1988)
湾岸署を急襲した日向真奈美。
いや、素晴らしいよね。本気で震えたもの。
「……どうして私を捕まえに来ない。」 pic.twitter.com/eSEUHZOHdS
青島が逃したテディこと日向真奈美でしたが、自ら湾岸署に現れたのです。そして『私が殺した。死刑台へ連れていけ。』と犯行を自供。口元は不敵な笑みを浮かべていました。
日向真奈美は元看護士で人間の体に詳しかったことも猟奇的犯行が可能だったことがわかりますね。
しかし、
彼女の恐ろしさはネット上で『神格化』されていたことでした。
『踊る大捜査線 THE MOVIE』では警視庁副総監が誘拐される事件も発生していますが、この犯人たちはネット上で日向真奈美に感化された若者たち。
誘拐事件の手がかりがまったく掴めなかった青島は、日向真奈美に助言を求めます。
日向真奈美は誘拐事件の詳細を聞くとすぐに『幼稚な人間の犯行だ』と断言し、警視庁副総監誘拐事件の解決に一役買ったのでした。
犯罪心理に詳しくカリスマ性を誇る日向真奈美。頭の回転の速さ、起こした事件の残虐性を踏まえると本当に怖いですし、小泉今日子さんの演技力の高さに脱帽ですね。
『踊る大捜査線』シリーズは、テレビドラマ時代から大人気なので、テレビドラマ版から映画版までのノベライズがあるのをご存じですか?しかも電子書籍で読めるんです!
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まとめ
今回の映画踊る大捜査線the Movie 3奴らを解放せよ。2010年日本🇯🇵
— 目玉焼き🍳卵かけご飯 (@yositaka20251) August 14, 2024
映画シリーズ第3弾 湾岸署の引っ越し中に拳銃紛失事件が起きてしまう。スリーアミーゴスが責任逃れする気持ちはよくわかる笑 pic.twitter.com/6qInJm7Pce
映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』の小泉今日子さんが歯科矯正をしていた理由、役が怖いということについて考察してきました!
結論とすると、
- 何もしてなくても怖いというイメージにしたかった
- おかっぱヘア、矯正器具、クマグッズで異常性を表現
- 小泉今日子さんが演じた日向真奈美は殺人マニアのサイコパス
- 日向真奈美は仮想殺人サイトを運営していて神格化されていた
ということになります。
小泉今日子さん演じる日向真奈美の不敵な笑みは思わずゾッとしますが、カリスマ性を感じました。
普段の小泉今日子さんとは全く違うイメージですが、彼女の女優としてのすごさがわかる演技だったと思います。