ジブリ作品の中でも不思議な空気感を持つ「崖の上のポニョ」という作品は小さな子から大人まで楽しめる作品ですね!
母と子供の成長をテーマとした作品ですが、関わってくる大人も魅力的なストーリーですね!
大人同士の会話というのは本編の中での描写は少ないにもかかわらず、宗介のお母さん「リサ」とポニョのお母さん「グランマンマーレ」の会話のシーンはこの作品の中でも異質なシーンともいえます。
- リサとグランマンマーレの会話は何を話していた?
- おばあさんが「辛いでしょう」と言った意味は何?
といった疑問を解決していきましょう!
映画『崖の上のポニョ』を観て心が動かされた方には、
もおすすめです!

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映画鑑賞は年間100本以上・映画ブログ運営4年
中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
リサとグランマンマーレの会話は何を話していた?
ポニョを人間にするための方法を話していた!
そう言えば某映画解説動画で
— 芽吹 多肉植物 (@ibukinotaniku) September 22, 2020
グランマンマーレは
チョウチンアンコウで、
あの人間みたいなのはチョウチンアンコウの提灯の部分だってやってて
それ以来、あれが怖くてしょうがない🤣
あの下にはでかい魚が…
ちなみに、恋多き人で他の男たちは体内に吸収済みとか怖すぎやろっ🤣 pic.twitter.com/T9Gj146Xfz
本作のラストシーンで印象的なリサとグランマンマーレの会話のシーンは「なんと言っていた?」と思う方が多かったのです。
最後の会話が気になりますが、リサとはどのような人物だったか確認していきましょう!
リサの年齢は25歳です。宗介の通っている保育園の隣のデイケアセンターで働いています!
思ったことはズバズバ言ってしまうタイプの性格ですね!
夫の耕一は船乗りで家に帰ってくることは少ないようですが、帰ってくる日にはリサはとても嬉しそうでしたが、帰ってこれなくなったという連絡を受けた際には拗ねている様子で、まるで少女のような一面もあるお母さんですね!
グランマンマーレはポニョのお母さんですが不思議な雰囲気な女性ですね!海の女神のような存在ですが、正体はチョウチンアンコウというのは驚きの事実ですね!
リサとグランマンマーレが会話するシーンは物語のラストシーンに近いタイミングでのやりとりですが、そのシーンまでにポニョは魔法の力が使えるようになっていましたね!
ポニョは魔法の力を得たことで世界のパワーバランスが乱れ、月と地球が接近したことで街は海に沈みめちゃくちゃになってしまいました。
そんな世界を戻すためには
ポニョから魔法の力を取り除く=人間になる
という方法しかありませんでした。
そのための会話だったと推測できますね!
おばあさんが「辛いでしょう」と言った意味は何?
息子が受けるのは「愛の試験」
ラストシーンで悩んでいた宮崎監督に鈴木敏夫プロデューサーが「普通、海からやってきたら海へ帰るんじゃないですか」と言ったところ、監督は「いや、帰らせない」と言ってこのエンディングになったそうです。
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) May 6, 2022
#崖の上のポニョ #金曜ロードショー #スタジオジブリ pic.twitter.com/pUMFcL5uVz
ポニョを人間にする為にはある契約が必要だったのです。それは
ポニョを愛してくれる人と結婚すること
だったのです!その為には宗介の協力が必要不可欠になります。ポニョを人間にする為には本当に愛してくれる人の存在が必要、つまり生涯のパートナーが必要なのです。
5歳の宗介にとっては重大な決定をしなくてはなりません。
リサとグランマンマーレが真剣な雰囲気で会話していた理由がわかりますね!
そして宗介の気持ちを確認する時がやってきました。答えによっては地球は滅んでしまいます。そんな重要な選択を息子にさせるというのは親としては避けて通りたい、周りから見てもいたたまれない状況ということもあり老人ホームにいたおばあちゃんは「辛いでしょう」と言ったのもわかりますね。
宗介はポニョが好きだとはっきりと伝えました。
宗介の一言で地球が救われたということには変わりませんね!
答えによっては地球が崩壊していたかもしれない、それでも子供に選択を任せるというのは親として難しい判断だったと思われます。子供に任せるというのも親としての成長を感じられますね。
その後、ポニョの母親が去っていく時に「リサ、ありがとう」と感謝の言葉を述べました。そしてリサも、「あなたも!グランマーマレ!」と応えます。
この時点でリサとグランマーマレは親戚同士という立ち位置になっているというのも面白いポイントですね!
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まとめ
ポニョというストーリーは子供の成長だけではなく、親としての成長を描いている作品でもありましたね!
- リサとグランマンマーレはポニョを人間にするための方法を話していた
- 地球が滅ぶかもしれない選択を息子に答えさせるのがいたたまれなかった
ということがわかりましたね!かわいい作品ではありますが親の目線という視点で見ると同じストーリーでも見え方が変わってきますね!