大人気映画シリーズのファンタビ1作目、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に登場する、アメリカ魔法議会(マクーザ)のグレイブス長官の本物は生きてるのか?について、調べました!
また、映画の結末でグリンデルバルドと入れ替わっていることが明らかになるという衝撃展開でしたが、いつからグリンデルバルドはグレイブスに変身していたのでしょうか?
最後はさらさらっと終わってしまったのであまり説明がなかったグレイブス長官にまつわる疑問について、考察します!
本物のグレイブス長官は生きてる?
< グレイブス長官ハピバ!!
今日は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で、魔法保安局長官パーシバル・グレイブズ役でお馴染みのコリン・ファレルが41歳の誕生日を迎えました!劇中でクリーデンス役のエズラー・ミラーとの、どこか微妙な距離感を持った不気味な演技は必見です…! pic.twitter.com/BUdfegw9Ea
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) May 31, 2017
パーシバル・グレイブスとは
そもそも、大前提として、マクーザのパーシバル・グレイブス長官という人物は実在していたのか、という点を押さえておきたいと思います。グリンデルバルドが最初からパーシバル・グレイブスとしてマクーザに潜入していたことも考えられるからです。
しかし、この点に関しては、パーシバル・グレイブスは実在した、というのが答えになります。
アメリカ魔法議会(マクーザ)の議長からも一目置かれている様子が映画からもうかがえたように、非常に優秀な魔法使いであったことがわかります。グレイブスは、
- マクーザの魔法保安局長官
- 最強の闇払い
- 杖なしでも魔法が使えるほど優秀
- マクーザの初代闇払いとして活躍した
ゴンダルファス・グレイブスの子孫
といった人物です。
グレイブス家という家系がそもそもアメリカの魔法界ではかなり有力な家柄で、多くの魔法使いから尊敬される存在なのだそうです。
本物のグレイブスは生きている?
映画の最後に、グリンデルバルドがグレイブスに化けていたことが明らかになり、本物のグレイブス長官の生死が気になるところですよね。結論を先に申し上げると、
本物のグレイブスは死んでいる可能性が高い
と言えます。もっと正直に言うと、安否は不明、です。
グレイブスの生死を考えるにあたり、グリンデルバルドは何の魔法を使ってグレイブスに変身していたのかを考えなければなりません。一番に考えられるのは、ポリジュース薬です。ハリポタ―ファンにとってはお馴染みですね。
例えば、2作目『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で、ハーマイオニーが調合したポリジュース薬をハリーとロンが飲んで、マルフォイの友だちであるクラッブとゴイルに変身しました。また、4作目『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、バーティ・クラウチ・Jrがマッドアイ・ムーディーに変身するのに使われていましたね。
ということです。
仮に、グリンデルバルドがポリジュース薬を使ってグレイブスに化けていたのなら、グレイブスは生きていたと考えられるでしょう。グレイブス役を演じたコリン・ファレルがアメリカMTVニュースのインタビューで「コピーされる人間はどこかで生きてなきゃいけない」と語っていることもそのせいです。
ポリジュース薬ではなく変身術で化けていた?
しかし、ポリジュース薬ではつじつまが合わないことがあります。
ポリジュース薬は時間が経てば効果が切れるものなので、
「レベリオ(現れよ)」の呪文では解除されない
のです。
このポリジュース薬の特徴については、バーティ・クラウチ・Jrの正体がバレるときに、皆でダンブルドアはじめ、皆で時間切れになるのを待っていたことからもわかります。
ということは、ニュートの「レベリオ」で正体が現れてしまったグリンデルバルドは、ポリジュース薬を使用して変身していたのではありません。脚本を書いたJ・K・ローリングがファンからの質問に答えるか形で、
ポリジュース薬ではなく、
グリンデルバルドの変身術は多くの魔法使いを超えているので、
薬ではなく呪文を使ってグレイブスに化けていた
とはっきり明言しています。
自分が唱える呪文でグレイブスの外見を手に入れられるのだとしたら、本物のグレイブスを生かしておく必要性はありませんよね。むしろ生かしておくのはリスクです。
グリンデルバルドの冷酷さを考えると、グレイブス長官は、グリンデルバルドに化けられた時からすでに亡くなっている可能性が高いのではないかと考察されます。
いつからグリンデルバルドが変身していた?
グレイブス長官とグリンデルバルドのこのシーン好きなの私だけじゃない pic.twitter.com/M7CLatrUsf
— ル・シュ (@ulBC7dsiaszFxuJ) May 23, 2019
グレイブス長官についてもう一つ気になる点があります。それは、いつからグリンデルバルドがグレイブス長官に変身していたのか、ということです。これについては、はっきりと、
1926年12月6日以前からグリンデルバルドだった
ということがわかっています。
はっきりと名言はされていないため、正確な時期は不明です。ファンタビの時代設定が、1926年頃のアメリカとされていますから、ニュートがグレイブスに出会ったときにはすでにグリンデルバルドだった可能性が高いです。
それにしても、ずいぶん長い間別人になりすますことができたグリンデルバルドの魔法の力と、目的を果たすための徹底した実行力と計画の綿密さは、敵ながらあっぱれと思います。
まとめ
大人気映画作品『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に登場するグレイブス長官は生きてるのか、いつからグリンデルバルドが変身していたのか、について調べてきました。結論としては、
- グレイブス長官はすでに亡くなっている可能性が高い
- グリンデルバルドは1926年12月6日以前には
すでにグレイブスに変身していた
というふうに考察できました。
考え方は人それぞれですし、ハリポタもファンタビも多くの謎が散りばめられていますので、いろいろ考えを巡らせて楽しみたいですね♪