感動大作映画『タイタニック』は豪華客船が沈没する様を描いた作品ですが、実際の事故をもとに製作されています。
タイタニック号は1912年に沈没してから、いまなお海底に沈んだまま引き上げられていません。
どうしてタイタニック号は引き上げられないままなんでしょうか?
そこで今回は、
- タイタニック号も引き上げない理由は?
- タイタニック号は現在どうなっている?
- タイタニック号の沈没場所と当時の航路は?
について考察していきます。ネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。
タイタニック号を引き上げない理由は?
リクエスト企画第4弾#タイタニック(前編)
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) May 5, 2021
🌊金曜よる9時🌊
舞台は豪華客船タイタニック号🚢
船内で出会った
画家を目指す青年ジャック🚹
上流階級の娘ローズ🚺
身分の差を超え
恋に落ちた2人を襲う
あまりにも切ない悲劇💥
ジャックとローズの運命は⁉️ pic.twitter.com/6OBqQU0M6S
タイタニック号を引き上げない理由は以下の通りと考えられます。
理由①:船の損傷・腐敗がひどいため
タイタニック号は金属を食べるバクテリアや塩分による侵食作用によって2030年には完全に消え去ってしまうらしい#タイタニック#金曜ロードショー#金曜ロードSHOW pic.twitter.com/52kjgc8nn9
— SAYJOY@えんじょい (@sayjoy_enjoy) May 14, 2021
タイタニック号は1912年4月15日に沈没していますが、沈没した船が発見されたのは1985年のことです。
発見された時点で、すでに70年以上経過しており海底に深く沈んだ船は腐食や損傷が著しかったそうです。
その結果、タイタニック号はとてももろくなっていました。
もろくなった船体を引き揚げると、船がバラバラになってしまう恐れ
があります。タイタニック号は海の底で原型を保っているため、そのままにしておく判断がされたようです。
理由②:タイタニック号が巨大すぎる
長い間海中に沈んでいたことにより、船体は風化してすぐに瓦解してしまうため、引き揚げなどが行えないのです。 また、タイタニック号が沈んでいる海底までの深さは3,600m以上もあり、富士山の標高とほぼ同じ。2030年には消滅😲😲#タイタニック号 pic.twitter.com/WQ4KakSh1F
— りょう (@ashash06210621) March 30, 2023
タイタニック号は全長269.1m、総トン数46,328トンある巨大な客船です。また、タイタニック号が沈んでいるのは海底3,600m以上のところです。
そのような巨大な船を引き上げるのは技術的に不可能に近い
と考えます。
また、引き揚げにかかる費用は莫大であり、一個人では用意するのは難しいでしょう。
引き揚げた船体部分などを保管しておく場所の確保も難しいとされています。
タイタニック号は現在どうなっている?
ベルちゃんがタイタニックに関する記憶があるらしいので・・・
— 元ボブ (@oretenpada) April 23, 2018
現在タイタニックにはハロモナス・ティタニカエと言うバクテリアが付着しており、このバクテリアは鉄を食べる性質で更には沈没場所がバクテリアの活動が活発な事から2100年には船体を維持出来ず崩壊する可能性が高いとか pic.twitter.com/Kn5NKOEydb
タイタニック号の現在の姿は、錆びて”つらら”のようなもので覆われている
と言われています。
1991年に行われた調査で、水深約3780メートルの海底に眠るタイタニック号には、つららや鍾乳石に似た形状の錆びがその巨大な船体からぶら下がるように形成されていることが確認されました。
このつらら状の錆びは通常、鍛鉄(たんてつ)が水中で酸化することによって生じます。
カナダ・ハリファクスのダルハウジー大学のヘンリエッタ・マン博士がこの現象を詳しく研究したところ、新種のバクテリアが発見されたそうです。
「ハロモナス・ティタ二カエ」と名付けられたこのバクテリアは、船体の鉄を少しずつサビに変え、さびつららを形成しているそうです。
博士によると、「20~30年後には、船体はサビの塊になるかもしれない」と言われているそうです。
タイタニック号は時間と共に無くなってしまうかもしれませんが、悲惨な事故のあったことだけは風化させてはいけないですね。
タイタニック号の沈没場所と当時の航路は?
おはょぉございます💫🫧✨
— 癸之助•*¨*•.🎸kinosuke•*¨*•.🎸 (@_itsuka0) June 20, 2023
いつもありがとうございます😊
気になったニュースがあったので調べてみた
豪華客船タイタニック号の現在
カナダの東海岸に位置する大西洋のニューファンドランド島の海底3,650メートルのところで今も眠っている。 pic.twitter.com/CJzLuCUhEh
タイタニック号が沈んだ場所は、大西洋のニューファンドランド島の沖合いです。
タイタニック号の事故はイギリスのサウサンプトンからアメリカのニューヨークまでの航海中に起こりました。
タイタニック号は処女航海でした。
事故が起こったのは1912年4月14日午後11時40分、北大西洋上で氷山に衝突し、その翌日未明4月15日午前2時20分に沈没しました。
タイタニック号の航路
1912年4月15日午前2時20分。沈没場所はカナダ北東部ニューファンドランド島沖の大西洋。海洋性気候だが寒流のラブラドル海流が島の東岸を南下したあと南岸を西へ流れている為、気温は低めで4月でもタイタニック乗員が投げ出された海は海水温度が零下2度くらい…
— K.i.r.a.・ Tomato exーΩ@.Eφ.OPERATION:Project. V. (@XXXG_00W0666) March 8, 2023
カルパチア号来るまで4時間は無理ゲー pic.twitter.com/UuNqRM1pLz
タイタニック号の航路は、
サウサンプトン(イギリス)→シェルブール(フランス北西部)→クイーンズタウン(アイルランド)→ニューヨーク
の予定となっていました。
タイタニック号の最後の寄港地はアイルランドのクイーンズタウンとなりました。
『タイタニック』
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まとめ
#映画好きと繋がりたい #タイタニック
— あお (@402ryunosuke) June 18, 2023
「タイタニック」
観る時の年齢によって感動の妙味が違ってくる不思議な映画です。 pic.twitter.com/zEM1eDfjt1
今回は、「タイタニック号を現在も引き上げない理由はバクテリア?沈没場所や航路も解説」について考察してきました。
結論として、
- タイタニック号を引き上げない理由は
・引き上げにより船体が崩壊する恐れがある
・巨大なタイタニック号を引き上げる技術、費用がない - タイタニック号は現在はバクテリアにより浸食されておりつららのようなものに覆われている
- 近い将来、タイタニック号は完全に崩壊してしまう可能性がある
- タイタニック号が沈んだ場所は、大西洋のニューファンドランド島の沖合で、イギリスからニューヨークまでの航路であった
ということがわかりました。
100年以上海底に沈んでいた巨大なタイタニック号が近い将来崩壊してしまうかもしれないなんて、信じられないですね。
今回の考察をもとに『タイタニック』をご覧になってみてはいかがでしょうか?