【テルマエ・ロマエ】クラシックとオペラの挿入曲の曲名一覧!

テルマエ・ロマエ クラシック オペラ 挿入曲 曲名 一覧 まとめ

古代ローマ時代と現代日本のお風呂をテーマにしたコメディ映画『テルマエ・ロマエ』。
原作を映画化するに当たり、同じように古代ローマを舞台としたオペラ曲がたくさん使われています。

今回は

  • 『テルマエ・ロマエ』のオペラの曲名は何?
  • 『テルマエ・ロマエ』の挿入曲が知りたい!

について一覧形式で書いていきたいと思います!

目次

『テルマエ・ロマエ』の挿入曲の曲名一覧

『テルマエ・ロマエ』の中で流れるオペラ曲を一覧にしました。

  • 裏切り者め!(歌劇「アイーダ」第3幕より)
  • 女心の歌(歌劇「リゴレット」第3幕より)
  • ラシーヌ讃歌
  • 急いで、起きて、マーリオ!マーリオ!(歌劇「トスカ」第3幕より)
  • 怒りの日(レクイエム 第2曲より)
  • 私の苦しみをお憐れみください(歌劇「アイーダ」第2幕より)
  • みいつの大王(レクイエム 第2曲より)
  • 星は光りぬ(歌劇「トスカ」第3幕より)
  • 幼い黒人奴隷たちの踊り(歌劇「アイーダ」第2幕より)
  • きたれ、なんじの髪に月桂冠を(歌劇「アイーダ」第2幕より)
  • やがて来る自由の日(歌劇「西部の娘」第3幕より)
  • ある晴れた日に(歌劇「蝶々夫人」第2幕より)
  • 誰も寝てはならぬ(歌劇「トゥーランドット」第3幕より)
  • 歓喜の日が明けた(歌劇「ドン・カルロ」第3幕より)
  • 祖国とこの聖なる地を(歌劇「アイーダ」第2幕より)
  • 祖国に栄光あれ(歌劇「アイーダ」第2幕より)

では、一曲ずつ簡単に紹介していきます。

【シーン別解説】
テルマエ・ロマエのオペラ・クラシックの挿入曲・歌

裏切り者め!(歌劇「アイーダ」第3幕より)

歌劇「アイーダ」はイタリアの作曲家「ヴェルディ」後期の大作で、1871年にスエズ運河開通を記念し建設されたカイロ歌劇場で初演されました。

古代エジプトの戦士ラダメスと、敵国エチオピアの王女アイーダの一途な愛を描いた物語です。

作中では、主人公のルシウスがお風呂の中の排水溝の渦に吸い込まれ、現代の日本にタイムトラベルしてしまうときに流れていますね。

女心の歌(歌劇「リゴレット」第3幕より)

歌劇「リゴレット」はイタリアの作曲家「ヴェルディ」中期の作品です。1851年に初演されました。

「道化師として公爵に媚びを売る顔」と「娘を愛する父」というふたつの顔をもつリゴレット、その娘で純粋一途なジルダ、無法な行いをするマントヴァ公爵、という3人の主要人物を軸に愛・呪い・復讐の悲劇が繰り広げられる物語です。

作中では、ルシウスが最初に日本からローマへ戻って革新的な浴場を作り皆から大反響を得ているときに流れています。

ラシーヌ讃歌

別名「ラシーヌの雅歌」といい、フランスの作曲家「フォーレ」が1865年に音楽学校の卒業作品として作曲したものです。

美しいメロディが特徴で、合唱曲として人気が高いです。

急いで、起きて、マーリオ!マーリオ!(歌劇「トスカ」第3幕より)

歌劇「トスカ」はイタリアの作曲家「プッチーニ」の作品で、1900年に初演されました。

その一曲である「急いで、起きて、マーリオ!マーリオ!」は特に人気の高いオペラです。

怒りの日(レクイエム 第2曲より)

「レクイエム」はイタリアの作曲家「ヴェルディ」が手掛けた宗教曲です。初演は1874年。死者の安息を神に願うカトリック教会のミサで用いられる楽曲です。

そしてこの「怒りの日」は、誰もが1度は聴いたことのあるとても有名な曲。

「モーツァルトのレクイエム」「フォーレのレクイエム」と並んで「三大レクイエム」の一つとして評されています。

作中では、ルシウスが日本でバナナに出会ったシーンで、そのバナナを猿に取られてしまい捕まえようと追いかけるときに流れています。

私の苦しみをお憐れみください(歌劇「アイーダ」第2幕より)

歌劇「アイーダ」の一曲である「私の苦しみをお憐れみください」。イタリアの作曲家「ヴェルディ」の作品となります。

みいつの大王(レクイエム 第2曲より)

「レクイエム」の一曲である「みいつの大王」。イタリアの作曲家「ヴェルディ」の作品となります。

作中では、ハドリアヌス皇帝がルシウスに「二度と私の前に現れるな!」と言い放つシーンで流れています。

星は光りぬ(歌劇「トスカ」第3幕より)

歌劇「トスカ」の一曲である「星は光りぬ」。イタリアの作曲家「プッチーニ」の作品となります。

作中では、雨の中で濡れながら落ち込んでいるルシウスを真実が見つけるときに流れています。

幼い黒人奴隷たちの踊り(歌劇「アイーダ」第2幕より)

歌劇「アイーダ」の一曲である「幼い黒人奴隷たちの踊り」。イタリアの作曲家「ヴェルディ」の作品となります。

作中では、日本からやってきた真実や真実の父親たちとルシウスがローマの戦場にお風呂を作っているときに流れています。

きたれ、なんじの髪に月桂冠を(歌劇「アイーダ」第2幕より)

歌劇「アイーダ」の一曲である「きたれ、なんじの髪に月桂冠を」。イタリアの作曲家「ヴェルディ」の作品となります。

作中では、日本からやってきた真実や真実の父親たちとルシウスがローマの戦場にお風呂を作っているときに流れています。

やがて来る自由の日(歌劇「西部の娘」第3幕より)

歌劇「西部の娘」はイタリアの作曲家「プッチーニ」の作品で、1910年に初演されました。

物語の舞台はゴールドラッシュに沸くカリフォルニア。曲にはジャズの要素も含まれています。

作中では、戦場のお風呂が完成し、兵士や真実の父親たちが喜びあっているシーンで流れています。

ある晴れた日に(歌劇「蝶々夫人」第2幕より)

歌劇「西部の娘」はイタリアの作曲家「プッチーニ」の作品で、アメリカの弁護士ジョン・ルーサー・ロングの短編小説とアメリカの劇作家デーヴィッド・ベラスコの戯曲を元に制作されました。初演は1904年です。

物語は明治時代の長崎を舞台となっています。

作中では、古代ローマにいる真実が現代日本に戻るシーンで流れています。

誰も寝てはならぬ(歌劇「トゥーランドット」第3幕より)

歌劇「トゥーランドット」はイタリアの作曲家「プッチーニ」の作品で、彼の遺作にして超人気オペラです。1809年に初演されました。

歌劇製作途中でプッチーニは亡くなってしまい、それ以降は友人のフランコ・アルファーノによって書き加えられました。

作中では、終盤のシーンでルシウスやアントニウスの功績が称えられるときに流れます。

歓喜の日が明けた(歌劇「ドン・カルロ」第3幕より)

歌劇「ドン・カルロ」は作曲家「ヴェルディ」中期の作品で、1867年に初演されました。

王子カルロと王妃エリザベッタの許されざる恋と、そのカルロと父王フィリッポ二世の相克、嫉妬と裏切り、友情などを重厚な音楽で描いた壮大な歴史劇となっています。

作中では、ハドリアヌス皇帝がルシウスの功績を讃えるシーンで流れています。

祖国とこの聖なる地を(歌劇「アイーダ」第2幕より)

歌劇「アイーダ」の一曲である「祖国とこの聖なる地を」。イタリアの作曲家「ヴェルディ」の作品となります。

作中では、エンドロールで流れていますね。

祖国に栄光あれ(歌劇「アイーダ」第2幕より)

歌劇「アイーダ」の一曲である「祖国に栄光あれ」。イタリアの作曲家「ヴェルディ」の作品となります。

こちらも作中ではエンドロールで流れていますね。

『テルマエ・ロマエ』
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まとめ

今回は、『テルマエ・ロマエ』のオペラの挿入曲を一覧にて紹介しました!

壮大なオペラ曲が古代ローマの雰囲気に合っていますね。感情やシーンの盛り上がりの場面でタイミングよく流れるため、映画に入り込むことができます。

このように『テルマエ・ロマエ』はサウンドトラックもとても素晴らしいため、皆さんもご覧になってはいかがでしょうか。

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