【すずめの戸締まり】行ってきますとおかえりの意味を考察!

すずめの戸締まり 行ってきます おかえり 意味 考察

すずめの戸締まりの作中では「行ってきます」と「おかえり」という言葉が非常に大きな意味を持っています。

作中でもさまざまな形でこの二つの言葉が使われていますが、今回はすずめが終盤で発した「行ってきます」と「おかえり」の言葉の意味を考察していきます。

今回は

  • 『すずめの戸締まり』ですずめが言った「行ってきます」の意味は?
  • 最後のシーンですずめが「おかえり」と言った意味は?

について考察していきます。

すずめの戸締まりのネタバレを含みますのでご注意ください。

過去作見るならU-NEXTがお得!

【U-NEXT ユーネクスト】※商品リンクあり

U-NEXTなら31日間無料体験できて、見放題作品が豊富だから過去の作品もお得におさらいできます!

>U-NEXTで早速無料で過去作を観る!
>使わないと損!U-NEXT無料期間のポイントで映画を無料で見る

最新公開映画を映画館でお得に観るならauスマパスプレミアム!

auスマートパスプレミアムなら、500円で映画館で映画を観ることができたり、auマンデイやauシネマ割など、映画館で映画を観たい人にはお得なサービスが満載!

>映画を格安で見るためにauスマパスを確認!
>全部知ってる?映画館で映画を格安で見る方法まとめ

この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

目次

『すずめの戸締まり』ですずめが言った「行ってきます」の意味は?

すずめが言った「行ってきます」の意味は?

過去の自分の呪縛から旅立つという意味です。

すずめは常世で過去の自分と出会い、その時自分が抱いていた思いや葛藤を大人になった目線から感じました。

すずめは震災で亡くしてしまった母への思いやもう会えなくなってしまった悲しみなど様々な感情を子供のころから抱いていました。

過去の自分と対面することにより、それらの感情に整理をつけることができるようになり、色々な思いから旅立ち未来へと進んでいく決意を込めて「いってきます」という言葉を言いました。

主人公のすずめの思いが込められているシーンですが、個人的には震災や災害以外にも過去の自分の思いや後悔などを引きずってしまっている人はこのシーンを見て、前を向けるようになるとてもいいシーンではないかと思いました。

「行ってきます」は母に対して言った?

母親ともう会えないことに向き合い、いってきますと言ったと考察しました。

すずめは大好きだった母を震災で亡くしてしまってから、もう母親と会えないことを直視できずにいました。

母親が作ってくれた椅子を大事にしながらもきちんと手入れができていませんでした。

これは母親を思っているから椅子を手放すことができず、かといってきちんと手入れをしようとすると母親が亡くなってしまった事実に目を向けなければならず、それがつらかったんだろうと推測できます。

すずめは常世で過去の自分と向き合ったことで、母親とはもう会えないことをきちんと見つめました。

そしてその母親へ向けてこれから頑張って生きていくよという意味で「行ってきます」と言ったのではないかと考えました。

最後のシーンですずめが「おかえり」と言った意味は?

すずめが「おかえり」と言った意味は?

旅をしてきた草太に対してねぎらいの気持ち。

物語のエンディングですずめは要石になってしまった草太を無事に人間の姿へ戻すことに成功します。

草太が戻り大団円になるかと思いきや、草太は各地の扉を閉めながら一人で帰ると言い、そこで二人はまた別れることになります。

季節がめぐりすずめと草太は初めて出会った場所でまた再会しますが、そこですずめが「おかえり」と声を掛けます。

大変な仕事をしてきたであろう草太に対してお疲れ様という意味を込めて言ったのだと思われます。

「おかえり」に込められた思いは?

無事に帰ってきてくれてありがとうという思いが込められています。

「いってきます」は無事を願う祈りの言葉であり、「おかえり」は今日も無事に帰ってきてくれた感謝の言葉です。

作中で非常に重要なシーンとして、各地の扉を閉めていきミミズを封じる際に、その土地の人々がどんな生活をしていたのかを想像するシーンがあります。

廃墟と化してしまった場所で、過去に人々がどのような生活をしていたのかを想像しながら扉を封じていきます。

その土地には人々の思いが詰まっており、その思いを受け止めながら扉を閉じていきました。

母親を震災で亡くしてしまったすずめは、母親に対して「おかえり」という言葉を言うことが出来ませんでした。

その後悔を抱えて生きてきたすずめが草太と出会い様々な困難に立ち向かい、いつしかすずめにとって草太は母親と同じくらい大切な存在になっていきます。

そんな草太と別れる時、おそらく震災で亡くしてしまい二度と会えなくなってしまった母親と重なってしまい、非常に苦しい選択だったと思います。

危険な旅を続けてきたであろう草太は無事に帰ってきました。

その草太に対して無事に帰ってきてくれてありがとうという気持ちを込めて「おかえり」と伝えました。

それは震災で亡くしてしまった母親に言えなかったへの思いも重なっているのだと思います。

まとめ

今回は「『すずめの戸締まり』ですずめが言った「行ってきます」の意味は?」「最後のシーンですずめが「おかえり」と言った意味は?」について考察しました。

内容をまとめると次の通りです。

  • すずめは過去の自分の呪縛から旅立ち、母親との別れを受け止めて行ってきますと言った。
  • 最後のシーンですずめが「おかえり」と言ったのは草太に対するねぎらいの気持ちと無事に帰ってきてくれた感謝の気持ち

「いってきます」と「おかえり」という日常に溢れている言葉にこんなに意味が込められているとても深い映画でした。

ぜひともご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次