天使にラブソングをのあらすじをネタバレ解説!最後の結末と感想がヤバい!

映画『天使にラブソングを』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

主人公の女性が自分の生き方や主張を貫き通す力強いキャラクターが魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

目次

映画『天使にラブソングを』作品情報

『天使にラブソングを』基本情報

『天使にラブソングを』の基本情報を押さえていきましょう。

  • 作品名:天使にラブソングを
  • 公開日: 1993年4月17日
  • 上映時間:100分
  • 監督:エミール・アルドリーノ
  • 脚本:ジョセフ・ハワード
  • キャスト:ウーピー・ゴールドバーグ、ハーヴェイ・カイテル、
         マギー・スミス、ウェンディ・マッケナ、ほか

『天使にラブソングを』は、1992年に公開されたメリカ映画です。殺人事件の現場を目撃したしがないクラブ歌手が、かくまわれた修道院で巻き起こす騒動を描いたコメディー作品になっています。

『天使にラブソングを』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

ネバダ州リノのクラブ『ムーンライトラウンジ』で歌う黒人クラブ歌手デロリスは、ネバダ一帯に縄張りを持つマフィアのボス、ヴィンスの愛人でした。

度重なる離婚の要求を受け入れてもらえないことにしびれを切らした彼女は、ヴィンスと別れて町を出ようと決心し、別れ話を切り出すためにヴィンスの部屋に乗り込むものの、折悪く彼が裏切り者を殺す現場を見てしまいます

一目散に警察に駆け込んだ彼女は、ヴィンス関連の裁判を有利に進めたい警察の思惑により証人保護プログラムの適用を受けてサンフラシスコの女子修道院に匿われることになります。

そして、「シスター・メアリー・クラレンス」の名で尼僧としての振る舞いを余儀なくされます。

『天使にラブソングを』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

ヴィンスの射殺を目撃したデロリス

デロリスは、ネヴァダ州リノにあるカジノに、毎晩出演しているクラブシンガーです。

ですが、カジノの客はデロリスの歌を全く聞いておらず、デロリスは自身のショーに全く手ごたえを感じていません。

また、デロリスはカジノのオーナーであるヴィンスと愛人関係にありましたが、いつまでたっても離婚に踏み切らないヴィンスに苛立ちを感じています。

ある時デロリスは、ヴィンスからプレゼントされた毛皮がヴィンスの奥さんの物である事を知り激怒します。

デロリスは、ヴィンスの事務所に怒鳴り込みますが、そこで目の当たりにしたのは自分の運転手を射殺するヴィンスの姿でした。

デロリスは、その場から逃げ出し警察に駆け込みます。

修道院で身を潜めるデロリス

警察に逃げ込んだデロリスは、長年ヴィンスを追いかけているサウザー警部補からヴィンスがあらゆる犯罪に手を染めている危険人物である事を聞きます。

デロリスは、重要参考人として保護されサウザー警部補に身を潜める場所として修道院に連れて行かれます。

デロリスは、幼少期にカトリック系の学校へ通っていましたが反抗的な態度を取り続けた問題児で修道院に身を隠す事を拒否します。

ですが、ヴィンスがデロリスに賞金をかけている事を知り、身の危険を感じたデロリスは修道院に隠れる事を決意します。

修道院で、デロリスの世話をする事になった修道院長は、厳格な性格でデロリスの事を最初から嫌がっており高圧的な態度で接してきます。

逆にシスター・パトリックやシスター・ロバーツらの若いシスターは、デロリスを好意的に迎え入れますが修道院を毛嫌いし、自分の生き方を変えないデロリスとそれを認めない修道院長はやがて激突するようになります。

修道院が抱える問題

デロリスが身を潜めている修道院では、ある問題を抱えていました。

それは、修道院の聖歌隊の歌唱レベルが低く、礼拝に訪れる人達の人数が減っているという事です。

デロリスも実際に聖歌隊の歌を聞きましたが、それぞれがバラバラに歌っており聞くに堪えないものでした。

退屈な修道院の生活に限界を感じたデロリスは、修道院を抜け出して向かいにあるバーに行きます。

バーの中は、屈強でガラの悪い男たちが集まっていましたが、デロリスは男たちを退けてお酒を飲もうとします。

ですが、デロリスを追いかけて来たシスター・パトリックとシスター・ロバーツらもバーに入って来た為、デロリスは2人を連れて修道院に戻ります。

バーから帰宅した所を修道院長に見つかってしまい、デロリスは謹慎を言い渡されます。

聖歌隊に入るデロリス

数日後、修道院で問題を起こし続けるデロリスに呆れた修道院長は、デロリスが歌手である事から聖歌隊での活動を言い渡します。

レベルの低い聖歌隊に入る事をデロリスは拒みますが、修道院長の圧力に屈し、聖歌隊に入ったデロリスは聖歌隊を根本から変える為、メンバーを音域別に分け基本的な発生練習などを行います。

そして、デロリスが聖歌隊に入って最初の礼拝の日、デロリスの指導を受けた聖歌隊は見違えるほどの見事な歌声を披露します。

ですが、調子に乗ったデロリスにより賛美歌に手拍子を交えたゴスペル風のアレンジも披露し、修道院長の怒りを買います。

修道院長はデロリスを聖歌隊から外そうとしますが、修道院のオハラ司教が聖歌隊のパフォーマンスを絶賛した事で修道院長は何も言えなくなります。

その後、デロリスが指導した賛美歌にアレンジを加えた聖歌隊のパフォーマンスは話題になり、礼拝には多くの人が訪れるようになります。

聖歌隊の活動が活発になる

これまで修道院長に「外の世界は危険」と教え込まれていたシスター達は、デロリスの影響で活発になり、積極的に外へ出て、街での奉仕活動を始めるようになります。

シスター達の奉仕活動は話題になり、デロリスはテレビ出演をしてしまいサウザー警部補から厳重注意を受けます。

聖歌隊のパフォーマンスは、ローマ法王の耳にも入りローマ法王が礼拝に訪れる事になります。

ローマ法王の訪問を「光栄な事」と喜ぶ修道院長は、厳格で神聖な通常通りの讃美歌を歌う事を求めますが、聖歌隊はデロリスがアレンジを加えた讃美歌を披露する事を希望します。

修道院長は、聖歌隊の希望を受け入れますが「保守的な思想の自分は、この修道院には不要」と感じ、修道院を去る事を決意します。

『天使にラブソングを』の最後と結末

ヴィンスに居場所がバレてしまうデロリス

また、デロリスがテレビに出演した事でヴィンスに居所がバレてしまう事を危惧したサウザー警部補は、裁判の時期を早め48時間後にデロリスは、修道院を立ち去る事になりました。

修道院を去る事になったデロリスは、修道院長には残る事を望みますが修道院長は拒否します。

サウザー警部補は、デロリスの裁判出廷の準備を進めていましたが、警察署の中にヴィンスへの内通者がいた事で、デロリスの居場所がバレてしまいます。

サウザー警部補は、デロリスの身柄保護の為に修道院に向かいます。

デロリスは聖歌隊の指導を続ける為に、サウザー警部補から逃げ出し修道院に残ろうとしますが、ヴィンスの部下2人に連れ去られてしまい、現場を目撃したシスター・ロバーツも捕まります。

ヴィンスの部下2人の隙をついて、デロリスはシスター・ロバーツだけ助け出します。

ヴィンスに捕まったデロリス

修道院に戻ったシスター・ロバーツは、デロリスが連れ去られた事を報告し、修道院長は全員で救出に行く事を決意します。

デロリスはリノにあるカジノに拘束されており、ヴィンスは部下2人にデロリスの射殺を命じますが、部下2人はシスターを射殺する事を拒否します。

デロリスはヴィンスと部下が揉めている間に逃げ出して、カジノの中に逃げ込み、デロリスを助けに来たシスター達と合流します。

シスター達はデロリスを守ろうとしますが、ヴィンスがデロリスへ拳銃を向けます。その時、サウザー警部補がヴィンスの肩を打ち抜き、デロリスを救います。

助かったデロリスは、修道院長と抱き合い、お互いの価値観を認め合います。

数日後、ローマ法王の前でパフォーマンスを披露した聖歌隊は大歓声を受け、デロリスは充実した笑顔を見せました。

『天使にラブソングを』感想まとめ

映画『天使にラブソングを』の感想をまとめました!

なんだかんだ歌うシーンは見てるこっちも楽しくなる!
これがこの映画の良さだなと感じた!

歌のシーンは本当に最高だった!
とてもいい映画だった!

デロリスのキャラ、周りの修道女のキャラも大好き!
さすがコメディー映画って感じでおもしろかった!

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まとめ

映画『天使にラブソングを』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、コメディーなので楽しく観れたり、いろんなシーンで多様な価値観を認めるというメッセージが込められた映画でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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