沈黙のパレード(映画)のあらすじをネタバレ!原作との違いは?

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映画『沈黙のパレード(映画)』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

関係者の思惑が重なった見ごたえのある推理が魅力の本作は、何度観ても楽しめます。小説の原作との違いもきになりますね!

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
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▶ガリレオシリーズの最新作『沈黙のパレード』を観る前に、そもそもガリレオシリーズってどんなんだったっけ?という方は、こちらの動画でさくっとのおさらいをするのがおすすめです!

目次

『沈黙のパレード(映画)』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

失踪した少女の遺体

なみきや食堂の看板娘、並木佐織という少女がいました。佐織は歌が上手く、容姿も美しい人気者でした。

佐織が町内で開催されたのど自慢大会に参加すると、審査員を務めていた音楽プロデューサー新倉直紀・留美夫妻は佐織の才能を見抜きます。

佐織は歌手デビューを目標にレッスンをつけてもらうことになり、高垣という恋人もできて幸せな人生を歩み始めました。

ところが、ある日突然、佐織は皆に前から姿を消してしまいます。

3年後、静岡県にある民家で火事が起きました。焼け落ちた家の中から二人の遺体が発見されます。

一人は家主である蓮沼芳恵という老女であり、もう一人は行方不明になっていた佐織であることが分かりました。

焼失した民家は、15年前に少女の命を奪って逮捕された過去のある蓮沼寛一の実家でした。蓮沼は逮捕されながらも黙秘を続け、最終的には無罪となって釈放されています。

15年前の事件を担当していた草薙警部が佐織の事件の担当になり、再び蓮沼を逮捕しました。しかし蓮沼はここでも黙秘を続けて釈放されます。

警視庁捜査一課の内海は、天才物理学者の湯川学に事件のことを話し、捜査協力を依頼しました。

パレード当日の事件

湯川は佐織の父親が営むなみきや食堂を訪れました。そこで、夏祭りにパレードが開催されるという話を聞きます。

そんな折、証拠不十分として釈放された蓮沼も店にやって来ました。蓮沼は佐織の父親に賠償金の請求をし始め、2人は言い合いになります。

パレード当日。湯川も佐織の妹の夏美と一緒にパレードに参加しました。しかし、なみきや食堂でお客が倒れたという連絡が入り、夏美は店に戻っていきました。

その後、湯川のもとに蓮沼が亡くなったという知らせが入ります。

湯川は草薙らと共に捜査に加わりました。関係者全員にアリバイがあり、原因の特定も難しい状況でした。

一行は、第一発見者の増村に話を聞きました。増村は蓮沼の元同僚であり、現在蓮沼と同居しています。同居場所である住居内で蓮沼は息絶えていたといいます。

犯行の再現実験

湯川は蓮沼が亡くなった現場を調べました。そして、扉の取っ手に四角い穴が開いているのを見つけます。

湯川は、犯人は取っ手に細工した穴から液体窒素を部屋に送り込んで蓮沼を窒息させたのだと推理しました。さらに、犯行は複数人が手を組んで行われたのではないかと考えます。

犯行に使われた液体窒素は、並木の親友が経営する食品会社の社長・戸島から仕入れたものだと分かりました。その後、高垣がパレードの最中に液体窒素を運んだことを認めました。

これらは佐織の父と戸島によって計画されたものでした。蓮沼を脅かして自供させるために企てたと言います。命まで奪うつもりはなかった様子です。

戸島は取り調べに対して、警察を信じられないと言って強く反発を示しました。

新倉直紀の自供

しばらくして新倉直紀が出頭してきました。新倉直紀は自分が真犯人だと打ち明けます。

並木の話では、パレード当日に店で客が倒れたことで計画は中止されたはずでした。並木は「沈黙してくれている人々に顔向けできない」と言って、頑なに計画を実行したであろう人物の名を言いませんでした。

パレード当日、直紀は液体窒素を神輿に入れる役割を担っていました。計画中止を知った後も蓮沼に対して怒りが湧き、蓮沼に自白させる最後の機会だと思って一人で計画を実行したと言います。

直紀は、蓮沼は息絶える間際、自分が公園で佐織を捕まえて命を奪ったと自供したと言います。

湯川は、あっけない事件の結末に違和感を感じました。そして真実が別にある可能性を考えます。

湯川学の推理

湯川は「蓮沼が公園で佐織を捕まえた」という情報を、直紀が元々知っていたのではないかと考えました。

湯川は直紀の妻である留美のもとを訪ねました。そして、自分の推理する真相を留美に伝えました。

それは、佐織の命を奪ったのは蓮沼以外の人物だったのではないか、というものでした。だからこそ蓮沼は沈黙を突き通し、真犯人は口封じのために蓮沼の命を奪ったのではないか、と湯川は推理します。

湯川は、佐織の命を奪った真犯人が立ち去った後に、蓮沼が遺体を持ち帰って実家に隠したのだと語ります。

蓮沼は誰にもそのことを言わずに身を潜め、死体遺棄罪の時効が成立した後に実家ごと佐織を燃やし、自分の血のついた服を現場に残して真犯人へメッセージを送っていたのではないかと、続けて推理しました。

そして釈放後、真犯人である留美に接触したのだと言います。

『沈黙のパレード(映画)』の最後と結末

留美の語る真実

湯川の話を聞いて、留美は真実を語り始めました

直紀と留美は佐織の才能に期待して、歌手デビューに向けて熱心に教育を与えました。

しかし、デビューを目前にして、佐織は高垣との間の子を妊娠します。佐織は歌手になるのを辞めると留美に告げました。

留美は、直紀の夢を叶えたい一心で佐織を説得しました。ところが佐織は「夢を押し付けないで」「留美は自分に嫉妬している」と言って反発します。

それを聞いた留美は佐織のことを突き飛ばしてしまいました。

佐織が動かなくなったのを見ると、留美は思わず逃げ出してしまいます。戻ってきたときには佐織の姿は消えていました。

数年後、留美は蓮沼から脅迫されるようになりました。そして直紀からパレードの日の計画を聞くと、全てのことを告白しました。

直紀はパレードの計画を利用して蓮沼の命を奪うことを決めました。なみきや食堂で倒れた客は直紀が雇った人物であり、直紀は最初から一人で計画を実行するつもりだったのでした。

本当の真相

湯川は留美の話を聞くと、一つの仮説を話し始めました。それは、留美が佐織を突き飛ばした直後、まだ佐織は生きていたのではないかというものでした。

蓮沼の車に乗せられた佐織は、一度意識を取り戻していたのではないかと湯川は言います。その後、蓮沼に後頭部を殴られたことが致命傷になって息絶えた、というのが湯川の仮説でした。

公園で留美が拾った佐織のバレッタには血痕が付いていなかったことから、仮説が正しい可能性が強く示されました。

湯川は草薙に、直紀に事実を自白させるように言います。草薙は直紀に、佐織の命を直接奪った犯人は蓮沼である可能性が高いこと、直紀が本当の動機を認めれば留美を苦しみから救えることなどを伝えました。

草薙は、蓮沼の罪を必ず立証すると約束します。直紀は大きく息を吐きました。

その後、直紀は罪を認めました。留美も送検され、増村は幇助罪を検討されました。他の町人たちが送検されることはありませんでした。

『沈黙のパレード』の映画と原作の違いはどこ?

映画『沈黙のパレード』の原作は東野圭吾さんの同名小説です。さて、原作と映画の違いがあるのかどうか、あるならどの部分なのか、について気になるところですが、

映画と原作に大きな違いはない

と言われています。

とはいえ、原作小説では蓮沼殺害に関わる人たちの関わりや心情について詳細に描写されている一方、映画では時間の関係上どうしてもそういった人間関係や心情の描写については圧縮せざるを得なくなっています。

なかでも原作小説のファンの方からは、『容疑者Xの献身』とのつながりをもう少し明確に描いてほしかったという意見が上がっているようです。

というのも、湯川が「あの時と同じことを繰り返したくはない」というセリフを言うシーンがあるのですが、「あの時」というのは『容疑者Xの献身』での友人、石神の真実を暴いたときのことを指していると思われます。

この『容疑者Xの献身』での石神と湯川の出来事があってこその『沈黙のパレード』なのですが、その関連性が映画ではあまり明確に描かれていないことがファンとしては残念に思う点のようですね。確かに、せっかくシリーズとして映画化されているので、繋がりが描かれているほうがファンとしては売れしいように思います…!

映画『沈黙のパレード(映画)』作品情報

『沈黙のパレード(映画)』基本情報

『沈黙のパレード(映画)』の基本情報を押さえてきましょう。

  • 作品名:沈黙のパレード(映画)
  • 公開日:2022/9/16
  • 上映時間:130分
  • 監督:西谷弘
  • 脚本:福田靖
  • キャスト:福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、飯尾和樹、ほか

東野圭吾原作のミステリー小説「ガリレオ」シリーズの劇場場第3弾です。

椎名桔平、檀れい、吉田羊ら豪華俳優陣が出演しています。

『沈黙のパレード(映画)』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

天才物理学者・湯川学のもとに事件の捜査依頼が来ました。依頼主は警視庁捜査一課の刑事・内海薫です。

行方不明になっていた少女が火災現場で遺体となって発見された事件についての捜査依頼でした。

容疑者の蓮沼は、以前に少女の命を奪ったとして逮捕されたものの、黙秘を貫いて無罪釈放となった過去があります。蓮沼は今回の事件にも関わっている可能性が高いとされていました。

蓮沼は、被害者の家族や恋人など多くの人から恨みを向けられながら、平然と過ごしています。

夏祭りのパレード当日、蓮沼への憎悪の感情が満ちた町で悲惨な事件が発生しました。

関係者全員にアリバイがあり、全員が何かを黙秘する状況で、湯川は真実の答えに辿り着くことができるのでしょうか。

『沈黙のパレード(映画)』感想まとめ

映画『沈黙のパレード(映画)』の感想をまとめました!

出演者が豪華だった!
全員が怪しくて誰が犯人か分からなかった

穏やかさがありながら、最後はしっかり泣けた
やりきれない結末に胸が締め付けられた

シリーズ通して安定感のある見ごたえ
役者陣の息の合った演技が良かった!

まとめ

映画『沈黙のパレード(映画)』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、最後まで真相が分からない謎解きに見入ってしまう映画でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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