ファインディング・ニモのドリーは発達障害という病気?

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『ファインディング・ニモ』に登場するドリーは、ニモの親友で明るく前向きな性格の持ち主です。ドリーは誰かに会うと必ず「私ドリー。すぐ忘れちゃうの。」といい、言葉の通り少し前に話したことをすぐに忘れてしまいます。ドリーは忘れっぽいのが特徴で、興味があると何にでも飛びついてしまう癖もあります。

そんなドリーの行動を見た方は、もしかしてドリーは発達障害なのではないかという声があるそうです。果たして本当にそうなのでしょうか。そして「ファインディング・ニモ」にはシリーズがありますので、見る順番もご紹介いたします。

今回は、

  • ファインディング・ニモのドリーは発達障害という病気?
  • ニモ映画シリーズの時系列をご紹介!

について考察していきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

ファインディング・ニモのドリーは発達障害という病気?

ドリーが発達障害といわれる理由は?

相手の気持を考えることができず、空気が読めないから

ドリーは相手の気持ちを汲み取ることが難しく、その場の空気を読むことも苦手なようです。あるシーンでドリーはお父さんを起こしに行くのですが、まだ早い時間のため「まだ早いよ」といわれます。ですがドリーはそんな言葉をすぐ忘れてしまい、またお父さんを起こしてしまうのです。

なぜ朝早くに起こしに行ったのかおそらく自分でも理解できておらず、自分の行動も制御できていないように感じます。ですがドリーには全く悪気があるようには思えませんよね。

同じことを何度も聞くから

もう一つは同じことを何度も聞いてしまうことです。ニモのお父さんであるマーリンに何度も同じことを聞いてしまった時、マーリンは「どうせ忘れるのだから、あっちに行って」と言葉を強く言ってしまいます。このように周りもドリーに対して面倒くさそうな態度をとってしまっているシーンもありました。

ですがドリーは好きで忘れているのではなく、自分の意志とは裏腹に忘れてしまったり、思ってもない行動をしてしまっているだけなのです。

このような特徴があることから、ドリーは発達障害なのではないかといわれているのですね。

ドリーは発達障害なの?

ドリーは発達障害なのかという疑問に対して、『ファインディング・ニモ』の監督であるアンドリュー・スタントンは

ドリーが忘れっぽいのは発達障害ではなく、個性として描いている

とのことでした。

ニモのお父さんであるマーリンはアンドリュー・スタントン自身がモデルにされているそうです。また、物語の内容も自身の体験談をもとに描かれている部分もあるとのことでした。マーリンはニモのことを必要以上に心配していますが、監督自身も子供に過保護になってしまったことがあったそうです。

あまり人の話を聞かず、何事にも好奇心旺盛なのが子供ですが、ドリーのように人よりも忘れっぽかったり、行動が多動であったりという個性を持つ子供もいると思います。

込められたメッセージの真相は分かりませんが、さまざまな障害や個性を持つ人が現実世界でも障害は重たいものではなく、その人の個性であると感じることができたらいい、というメッセージも込められているのではないかなと感じました。

ニモ映画シリーズの時系列をご紹介!

『ファインディング・ニモ』は2023年現在で公開されている作品は2作あります。

  • ファインディング・ニモ(2003)
  • ファインディング・ドリー(2016)

時系列的にはまず『ファインディング・ニモ』を視聴することをおすすめします。重要なキャラクターが1作目から引き続き2作目に登場していますので、必ず1作目を観ておきましょう!

そしてシリーズ3作目についてアンドリュー・スタントン監督は言及しているそうで、新しいキャラクターが登場し、新しい物語が誕生する可能性があるとのことです!

どんな物語になるのか、今からすごく楽しみですよね!

『ファインディング・ニモ』
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まとめ

今回は「ファインディング・ニモのドリーは発達障害という病気?」について考察してきました。結果として、

  • ドリーは発達障害ではなく個性があるだけ
  • 『ファインディング・ニモ』を視聴してから『ファインディング・ドリー』を観るのがおすすめ
  • シリーズ3作目について監督は新しい物語が誕生する可能性があると言及している

という結果でした。

年代問わず楽しめて、多くのメッセージ性がある作品です。

皆さまも『ファインディング・ニモ』シリーズをご覧になってみてはいかがでしょうか。

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