2022年に月9枠にて放送されたドラマ「ミステリという勿れ」。
2023年9月に映画も公開され、大ヒットとなりました。
そんな映画版に登場した鬼について正体はなんだったのかという方もいると思います。
今回は、映画「ミステリという勿れ」に登場した鬼は外国人だったのか、その正体について考察していきます。
また、鬼と狩集家の秘密にも関係しているのかも紹介します。
それでは、見ていきましょう!
映画やドラマの『ミステリと言う勿れ』を観ると、原作漫画が気になりますよね。
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ミステリという勿れの鬼とは何か?
【決定】映画『ミステリと言う勿れ』1月に地上波で初放送!連ドラも全話再放送https://t.co/7IiodkkkaT
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 21, 2024
映画版では、原作ファンの間でも人気の高いエピソード、通称“広島編”が描かれる。2025年1月4日ノーカットで放送。加えて、連ドラ全話を1月2日から3日間にわたって放送する(※関東ローカル)。 pic.twitter.com/5ce2yDBSzw
まず、ミステリという勿れで登場する「鬼」とはどんなものなのでしょうか?
映画における鬼とは・・・
狩集家の歴史に根付いた伝承であり、家族を支配する象徴的な存在
となっています。
さらに、「鬼」は単なる物語のキャラクターではなく、狩集家の家族間の恐怖と抑圧を具現化したものとして描かれています。
では、「鬼」の伝承とはどんなものなのか見ていきましょう。
「鬼」の伝承とは
映画の展開で重要ともいえる「鬼」の伝承とはどんなものなのでしょうか
結論を言いますと…
「鬼」は幕末の動乱期に狩集家を乗っ取り、一族に掟を課しました。
という内容となっています。
その掟が、色白で天然パーマの特徴を持つものを排除するという異常な内容です。
今回の作品においても、事件の犯人もこの「鬼」の伝承を利用した事件となっており、狩集家にとってとても重要な役割を担っているのです。
鬼の正体は外国人なのか?
🎬️今日の映画
— 大の字 -DAINOZI- (@dainozi_season1) September 25, 2023
「ミステリと言う勿れ」
星4.5★★★★☆
・テレビドラマの劇場版。
・ミステリー。
・テレビは所々観てなかったけど、映画楽しめた、というか最高。
・自分的には、犯人分かりやすい(笑)
・作中の鬼の話怖くて好き。
・油断してたら最後まんまと泣かされた(笑)#ミステリと言う勿れ pic.twitter.com/cxxYljeY5t
では、その「鬼」の正体は外国人なのでしょうか?
映画の中で主人公の整は、「鬼」は比喩であり、狩集家で起きた実話をもとに作られたのではないかと予想しています。
そう…
「鬼」は、実際には存在していない架空のものだったのです。
では、なぜ「鬼」は外国人なのかという疑問が視聴者の中で浮かび上がったのでしょうか?
実は、映画の中にその可能性があるヒントが三つ含まれていました。
①見た目や言動の特徴
②背景設定
⓷作者の意図
この三つがヒントとなっています。
一つずつ見ていきましょう。
1.見た目や言動の特徴
1つ目のヒントは、「鬼」の見た目や言動の特徴です。
映画の中での「鬼」と呼ばれた人物は、通常の日本人とは異なる特徴を持っています。
例えば、映画内で起きた事件はすべて「事故死」となっていたり、朗読劇で描かれた「鬼」が私たちが想像している鬼とは少し異なる姿をしていました。
その特徴から「鬼」の正体は外国人ではないかという視聴者の疑問が浮かんできたのです。
2.背景設定
1つ目のヒントでお伝えした朗読劇で登場する「鬼」の伝承のお話。
舞台は幕末の動乱期に人間のふりをした鬼とその従者二人がその家の若妻に変装し、当主や使用人たちを殺し家を奪い取ったという内容でしたね。
作品の中では、日本文化や風習、歴史的背景が物語の鍵になる場面が多く、異国の文化や、異国の視点が関与している可能性も否定できないのです。
3.作者の意図
3つ目のヒントは、作者の意図です。
ミステリという勿れの作者である田村由美先生。
田村先生の作品では、社会問題や人間関係の深層を掘り下げることが特徴です。
「鬼」の設定が単なる外国人という表面的なものではなく、より深いテーマを象徴している可能性も高いのです。
鬼と狩集家の秘密は関係があるのか?
『ミステリと言う勿れ』を見る。原作自体が面白いからなのは大前提として、莫大な財産贈与と癖のある親族達、殺し合い疑惑の過去と映画にぴったりな題材がそれこそビシッと嵌った娯楽作だと思う。男性社会にしっかり物申す主人公の言葉も奥深い。漫画よりも楽しめたかもしれない。Netflix民、見るべし pic.twitter.com/TnabLp4TnK
— ろろ・そぜ (@rorosoze) October 16, 2024
最後に、「鬼」と狩集家の秘密は関係があるのか考えていきます。
まず、狩集家の秘密とは…
150年前に起きた「鬼」の伝承
これが狩集家の秘密であり、映画での重要な役割を持っています。
そのため、実際に存在しなくても「鬼」と狩集家の秘密は大きく関係していることが分かります。
作中でも犯人は「鬼」の伝承を利用し、掟のターゲットである「色白で天然パーマの特徴を持つもの」のみ殺していましたよね。
犯人の狙いは掟を守ること、この一つのみだったのです。
この伝承があるために起きた事件だと考えると、加害者や被害者もどちらも可哀想に感じますね(´・ω・`)
映画やドラマの『ミステリと言う勿れ』を観ると、原作漫画が気になりますよね。
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まとめ
今回は、「ミステリという勿れ」に登場する鬼の正体について考察しました。
結論としては…
「鬼」は伝承をもとに犯人に利用された架空の存在である
ということが分かりました。
作品の解釈にもよるかもしれませんが、架空の存在であっても恐怖を植え付けることが出来る役割があるのはとてもすごいと感じました。
今後の謎解きや事件に注目が集まる作品でした。