【ルパン考察】マモーの正体は何者?最後は宇宙で何がしたかった?

ルパン三世の記念すべき劇場第一作『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』は1978年に公開されて以来、ファンに長く愛される不朽の名作です。

当時の社会情勢や最先端科学を取り入れた本作に登場する「マモー」は不気味なルックスもさることながら、絶大なる権力と戦力でルパンを窮地に陥れます。

マモーとは、一体何者なのでしょうか?目的はなんだったのでしょうか?

そこで今回は、

  • ルパンvs複製人間のマモーの正体は何者?
  • マモーの目的は何?最後は宇宙で何がしたかった?
  • マモーの脳みそがでかい理由は?

について考察していきます。ネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。

目次

ルパンvs複製人間のマモーの正体は何者?

マモーの正体は、クローン技術を駆使して不老不死を手に入れた大富豪です。

その正体はもはや人間ではありません。

マモーは表向きはハワードロックという大富豪として知られています。

ハワードロックは世界的規模で会社を経営しており、その財産は世界中の約3割であるという超がつく大金持ちです。

ですが、マモーの真の顔は、なんと1万年近く生きているクローンだったのです。

マモーの本体はもはや消滅し、巨大な脳みそが培養液に浸かった状態で存在しているという、なんとも恐ろしいものです。

このシーンはかなりのトラウマシーンで、夜怖くて眠れなかったことを思い出しちゃいます。

今見ても相当にショッキングなシーンであることは間違いなく、ルパンが対峙した敵の中で最も恐ろしくグロテスクな敵キャラだったと言えます。

マモーの目的は何?最後は宇宙で何がしたかった?

マモーの真の目的は神になることでした。

マモーは自分自身をコピーしクローンの身体を取り換え続け、いつでも新しい体に成熟した精神で、1万年生き続けているのです。

神として全人類の頂点に君臨し、世界を支配しようと考えていたと思います。

クローンの身体はルパンに倒されたものの、マモーは脳みそだけ宇宙に逃れ、生き延びようとします。

しかし、宇宙船にはルパンが爆弾を仕込んでおり、宇宙空間に飛び出した瞬間にマモーは船もろとも爆発してしまいます。

ルパンは「感謝しなマモー、やっと死ねたんだ」とつぶやいたのが印象的でした。

ルパンは不老不死に執着しモンスターになってしまったマモーに同情していたのかもしれませんね。

マモーの脳みそがでかい理由は?

マモーの脳みそが大きい理由は、1万年分の知識を詰め込んでいるため大きくなったと考えます。

あくまでイメージだとは思いますが、1万年生きたとしても人間の脳みそは大きくなるわけではありません。

ですが、人類を支配しようとする神をイメージして、脳みそを大きく描いたのではないかと考えます。

あくまで個人的な意見ですが、普通サイズより、巨大な脳みその方がより不気味に感じませんか?

巨大な脳みその禍々しい姿はルパン史上最も怖いシーンに数えられると思います。

『ルパン三世/ルパンvs複製人間』
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まとめ

今回は、【ルパン考察】マモーの正体は何者?最後は宇宙で何がしたかった?と題して考察してきました。

結論として、

  • マモーの正体は、クローン技術を駆使して不老不死を手に入れた大富豪
  • マモーの真の目的は神になること
  • マモーの脳みそが大きい理由は、1万年分の知識を詰め込んでいるため大きくなった(演出上大きくした可能性)

ということがわかりました。

古い作品ながら、今でも十分に通用する斬新なストーリーと最強の敵が登場する『ルパン三世 ルパンVS複製人間』は、映像や演出もスタイリッシュで、まるで映画を見ているような錯覚に陥ります。

初代ルパン役の山田康雄さんの吹き替えも深みがあってたまらない作品です。今回の考察をもとに『ルパン三世 ルパンVS複製人間』をご覧になってみてはいかがでしょうか?

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