エヴァンゲリオン新劇場版は大人気なので、子供に見せてもいいものか気になる人は多いかもしれませんね!
保護者から見て安全な映画なのか…不安なところも多いはず。
そこで、ヱヴァンゲリヲン新劇場版の、序、破、Q、シンエヴァそれぞれの年齢制限を調べました!
【日本】エヴァンゲリオン新劇場版の年齢制限は?
新劇場版のエヴァンゲリオンは、4つあります。
- ヱヴァンゲリヲン:序(2007年公開)
- ヱヴァンゲリヲン:破(2009年公開)
- ヱヴァンゲリヲン:Q(2012年公開)
- シン・エヴァンゲリオン(2021年公開)
日本でのエヴァンゲリオン新劇場版の年齢制限、つまりレイティングは全て「G]となっています。つまり、
全ての年齢層が鑑賞可能
となります。
実際にテレビシリーズの「新世紀エヴァンゲリオン」や旧劇場版(「REVIVAL OF EVANGELION DEATH(TRUE)²/Air/まごころを、君に」)、新劇場版を見たことがある人からすると、
全年齢に見せるのは注意が必要!
と、声を大にして言いたいです。
特に、小学生、中学生くらいまでは、保護者の皆さんは見せてもよいものか一度検討してからにしてほしいです。
その理由について見ていきます。
【海外】エヴァンゲリオン新劇場版の年齢制限
海外でのエヴァンゲリオン新劇場版の年齢制限を確認してみると、アメリカでは、
- PG-13
となっています。意味としては、
13歳未満(12歳以下)の鑑賞は、成人(保護者)の厳重な注意が必要
という制限内容です。
つまり、13歳未満が鑑賞できないわけではありませんが、保護者が注意して一緒に見てあげて、必要であれば補足説明もしてあげる、みたいな感じですよね。
アメリカはバイオレンスに対しては厳しいため、制限がつくのはわかりますが、それにしても全く制限のない日本のレイティングは、どうなんでしょうか…。
エヴァンゲリオンシリーズに限らず、日本の映画のレイティングは、他の諸外国に比べて緩めですので、その点踏まえてお子さんに見せてもよいか、検討いただけると嬉しいです。
【ファンの意見】エヴァンゲリオン新劇場版の年齢制限
ここで考えたいのですが、エヴァンゲリオンに年齢制限がない点について、ファンからは
年齢制限がないのは大丈夫なのか、おかしい!
といった意見がありますね。確かに、新劇場版のエヴァンゲリオンでは、
- 血が飛び散る
というような若干グロいシーンがありますので、注意が必要です。ただ、テレビシリーズや旧劇場版にあるような性描写はあまりないですね。
いずれにしても、小学生にはあまり見せないほうがいいと思います。
【監督の思い】エヴァンゲリオン新劇場版の年齢制限
庵野秀明監督の思いを伝えてフォローをしておくと、新劇場版は全て中高生向けに作られています。
庵野監督は、新劇場版の作成にあたり所信表明を発表しており、一部をご紹介すると、
本来アニメーションを支えるファン層であるべき中高生のアニメ離れが加速していく中、彼らに向けた作品が必要だと感じます。
現状のアニメーションの役に少しでも立ちたいと考え、再びこのタイトル作品に触れることを決心しました。
引用元:https://eva-fan.com/blog-entry-26.html
ということで、中高生には優しい内容にはなっているはずです。
しかしやはり、小学生は微妙なところですね…。
まとめ
エヴァンゲリオン新劇場版(序、破、Q、シン・エヴァ)の年齢制限について調べてきました。その結果、
- 日本は「G」(全年齢が鑑賞可能)
- アメリカは「PG- 13」(13歳未満は保護者の厳重な注意が必要)
- ファンからも「年齢制限ないのはおかしい」との意見あり
- 庵野監督は新劇場版を「中高生向け」で制作した
ということがわかりました。
結論としては、「小学生以下に見せるのはかなり注意」という感じです。
日本の映画のレイティングは甘すぎる、と感じることが最近は多いです…。表現の自由も大事ですが、子ども、保護者への配慮もしてほしいものです。