人気アニメ映画『ミラベルと魔法だらけの家』ですが、主人公ミラベルはマドリガル家の中で唯一ギフト(魔法)がもらえなかったことになっています。
しかし、実はミラベルがアルマ(おばあちゃん)からギフトをもらっていたと考えられないでしょうか?
そこで今回は、
- ミラベルがもらったギフト(魔法)を考察!
- ミラベルがギフト(魔法)をもらえなかった理由は?
について考察していこうと思います。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
ミラベルがもらったギフト(魔法)を考察!
『ミラベルと魔法だらけの家✨️』
— ✨️Yuri ✨️ (@EgyRavmoon9) November 2, 2023
観たの🪄︎︎✨✩⋆*॰¨̮⋆
なにか特別に優れてるから
なにか出来るからではなく
初めから全ての存在は美しく尊く
愛されるべき存在よね🌹✩࿐⋆*
きっと大切なのは
『普通』に生きるということより
『愛と思いやり』に基づいて
自分らしく生きるということ✨️ pic.twitter.com/guY6HTRYa0
『ミラベルと魔法だらけの家』では、ミラベルが魔法を使えない理由がはっきりと明らかにされていません。
ミラベルだけがなぜギフトがもらえなかったのだろうと不思議に思った人も多かったのではないでしょうか?
ギフトはマドリガル家の長であるアルマから授けられますが、アルマ自身はギフトを持っていません。
そこにヒントがあるような気がしています!
ミラベルのギフトは魔法を授けること!
「ミラベルと魔法だらけの家」のアルマおばあちゃんってディズニーランドのペニーアーケードにいる占いをしてくれるグランマに似てない?笑 pic.twitter.com/XPvxPjZF5s
— ちゃんどゅ (@Ta_Disney__) December 11, 2021
ミラベル以外の家族がギフトを得ている中で、一家の長であるアルマはギフトを持っていません。
その理由は、アルマはギフトを授ける側で、マドリガル家をひとつにまとめるという役割を担っています。したがって、
ミラベルには魔法というギフトではなく、
みんなをひとつにしていくという『長』としての資質がギフト
だったのではないでしょうか。
冷静に考えるとギフトが魔法だけとは言い切れませんが、マドリガル家では魔法を授かることが最重要のように思え、魔法以外がギフトだと考えられなかったのかもしれません。
マドリガル家の人々が魔法を授かるようになったのはアルマの子供たちからで、ミラベルはアルマの孫という立場。
必然的に世代交代の時期が必ずやってきますよね。
一族の中心であるアルマにもしものことがあっても、ミラベルならマドリガル家をうまくまとめていってくれるような気がします。
ミラベルには寄り添う優しさがある
ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』に登場するマドリガル家は見ての通りの大家族ですが、共同監督のジャレッド・ブッシュ氏によるとこの家族の暮らす家であるカシータにはなんと【お風呂が一個】しかないそうです。12人もいるのに嘘でしょ!?いつか彼らの日常をアニメシリーズにしてほしい。 pic.twitter.com/QrBmTbvCxR
— メルチェ (@melchencanto) July 27, 2023
アルマは力強くみんなを引っ張っていくタイプですが、ミラベルは真逆のタイプに見えませんか?
ミラベルはみんなの悩みを聞いて寄り添い、ギフトがなくても価値があるということを伝えています。
アルマのようなタイプのリーダーは、どちらかというと古いタイプのリーダーに思えましたが、
ミラベルのようにみんなの本音に寄り添えるのは、現代的なリーダー
だと感じました。
ミラベルならマドリガル家の長として、みんなを正しい道に導いてくれると思えますね。
ミラベルがギフト(魔法)をもらえなかった理由は?
本日 12/31 22時30分26秒から「ENCANTO / ミラベルと魔法だらけの家」を再生しはじめると
— westergaard🏳️🌈🏳️⚧️❄️🌵 (@westergaard2319) December 31, 2022
年越しと同時にミラベルがカシータを生き返らせます🚪✨ pic.twitter.com/guhQ6en3F0
ミラベルはアルマの後継者という存在だと考察しましたが、なぜミラベルは5歳の時にギフトがもらえなかったのでしょうか?
魔法という形でなくてもアルマの後継者という証のようなものがあれば、ミラベルは10年も苦しまずに済んだのではと思ってしまったのも事実です。
ミラベルには時間が必要だった!
このシーンって、ミラベルがもう一度ギフトをもらえるチャンスをくださいって歌った後に無事ゲットできてみんなが喜んでるっていうシーンのミラベルの妄想なんだよね。そう思うとマジでミラベルと魔法だらけの家の話の内容重いし悲しいし好きが止まらない🫶🫶🫶🫶🫶🫶🫶🫶 pic.twitter.com/QFa28pTT2j
— みと (@Baymax_0091) October 10, 2023
ミラベルのいいところは、周囲をよく見ているところです。
5歳の時にギフトをもらえなかったミラベルは、辛い思いを抱えていましたが、その分心の優しい子に育ちました。
ルイーサがプレッシャーを感じていたら声をかけて緊張をほぐしてあげていましたし、変わり者扱いされていたブルーノにも『あなたを変だと思わない』とはっきり伝えています。
このように周囲のケアをするには、5歳の子供には不可能ですよね。
ミラベルのように『ギフトをもらえなかった』ことと向き合い、長い年月をかけて自分のできることや存在価値を考えてきた人間は、人に寄り添えるようになるのです。
もし5歳の時にミラベルがアルマの後継者だと伝えられていたら、ミラベルは違った10年を過ごしていたのかもしれません。
マドリガル家の長になるという事実にあぐらをかいでしまう可能性もないとは言い切れないですよね。
悩み苦しむ時間があったからこそ、ミラベルには人に寄り添う優しさが備わったのだと思います。
ミラベルが魔法の元となる
ミラベルと魔法だらけの家、吹替で観てきました!映像も音楽も素敵🌸吹替キャストさん方の歌上手すぎて感動!字幕版も観たくなりました✨
— マミっち⚙ (@mamitti0415) November 28, 2021
どのキャラも観ていくうちに好きになるんだけどカシータが特にお気に入りかも。#ミラベルと魔法だらけの家 #ミラベル期待感想キャンペーン pic.twitter.com/yunzOyYonD
物語終盤、マドリガル家の魔法の力が弱まり、ロウソクの火が今にも消えてしまいそうなほど弱まっていきます。
崩壊しつつあるカシータから、ミラベルは間一髪ロウソクを守りましたが、その時はすでにロウソクは消えてしまっていたのです。
その後、悲しんでいたミラベルをアルマが見つけ、険悪だった2人は和解し、ブルーノもマドリガル家に戻ってきました。
地域の人々と協力し、カシータを再建、再び魔法の力は戻ったのです。
これらのことから、魔法の力が宿っているのはロウソクではなく、ミラベル自身なのではと
と思いました。
マドリガル家の魔法の力を守るには、ミラベルが中心となり家族仲良く平和に過ごすことなのです。
優しさで人々の心を繋いだミラベルなら、きっと家族に素敵なギフトを贈れるのではないでしょうか。
\『ミラベルと魔法だらけの家』/
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まとめ
結局…『怪物』が観られるところなくて…
— 藤本 伸江☆劇団うりんこ☆ (@nobue1125) November 4, 2023
『ミラベルと魔法だらけ家』を観る。
「期待」。人から向けられるもの…自分が自分に向けるもの…。
「完璧」。完璧じゃない人の不器用な魅力を感じる時…私はとても素敵だと思うのに…自分は完璧を求めてしまって…そんなもの壊してしまいたいね。 pic.twitter.com/ZxUkzWAyt9
ミラベルがもらったギフト(魔法)やもらえなかった理由について考察してきました。
結論とすると、
- ミラベルはマドリガル家の長としての資質がギフトだった
- ミラベルは悲しみや苦しみと向き合い、人に寄り添えるようになるための時間が必要だった
- ロウソクの火ではなくミラベル自身に魔法の力が宿っている
ということになります。
ミラベルの優しさで家族の不和が解消し、カシータも魔法も元に戻り爽やかな気分でエンディングを迎えられました。
自分が何の才能も持っていないと悩む方は多いかもしれませんが、ミラベルのように前向きに生きられるようになれるといいですよね。