【考察】おおかみこどもの雨と雪のその後!草平と雪は原作小説・漫画ではどうなった?

細田守監督の映画『おおかみこどもの雨と雪』のその後について、気になる方が多いですよね!

確かに、その後の雨と雪や、雪と草平、一人ぼっちになった花について、どうなったのか、気になります。

この『おおかみこどもの雨と雪』には原作となる小説と漫画が存在しますので、小説と漫画ではその後の話が描かれているのかどうかも調べました!

早速見ていきましょう♪

目次

【原作小説・漫画】草平と雪のその後

『おおかみこどもの雨と雪』には、原作となる細田守監督書き下ろしの原作小説とマンガ(コミック版)があります。

しかし、

原作小説や漫画にも、雪と草平のその後は描かれていません。

残念ながら、映画と同じように、

  • 学校にお迎えが来ず2人取り残されてしまった
  • 雪は寮生活ができる中学校に入学するため家を出た

というところの情報までしかないのです。

【考察】草平と雪のその後

原作にも描写がないため、雪と草平の映画のその後について考察していきたいと思います。

中学時代の草平と雪

雪は、幼少期こそオオカミらしい活発な女の子でしたが、小学校に上がり同年代の女の子や異性と出会う頃により、人間社会に馴染みたいという思いが強く出てきました。

結果として最後、実家近くに中学校もないことから、自学から通える範囲に中学校がないため親元を離れて寮生活をしているということが語られましたね。

雪は母親である花のもとに、写真と手紙が送り、中学校の学校生活を楽しんでいる様子を伝えているようでしたね。

実はちゃっかり、雪が花に送った写真に草平が写っていることに気づきましたか?

雪を含む女子3人の背後に草平が…!

草平の映画のその後については全く触れられていませんでしたが、草平は母親が再婚し再婚相手の子どもが生まれたら「(母親には)自分は要らなくなる」という発言をしていました。

母親は再婚相手とその子供に夢中で、草平には見向きもしなくなったと考えられます。

そう考えると、草平にとっても実家から離れた、寮生活のできる学校の方が都合がよかったと思われます。

草平と雪は、お互い親元から離れたところで寮から中学校に通っているのですね。

大人になった草平と雪

同郷で幼馴染と言ってもいい間柄ですし、『おおかみこどもの雨と雪』を観た人が望むのは、

草平と雪が結婚すること

ですよね!

なぜなら草平は、

  • 雪がおおかみこどもであることを知っていて受け入れてくれている
  • 親とも疎遠で干渉されなさそう

という理由から、雪の結婚相手にぴったりではないか!とファンからは熱い要望があります。

2人が結婚すると、花をヒステリックに責めまくった強気の草平の母親が、雪の義理の母親になるわけですが、すでに草平と母親は疎遠になっていそうなので、たとえ2人の間におおかみこどもが生まれても干渉されなさそうですよね。

これほど都合のいいことはありません!ぜひ結婚してほしい…!

きっと花も、草平が結婚相手ならよろこんで迎え入れてくれそうです。

2人の間のおおかみこどもも、あの山奥の実家でのびのびと暮らせるのではないでしょうか(*´ω`*)

草平と雪には最後まで小学校に迎えが来なかった?

草平と雪の姿が確認できる最後のシーンは、大雨の日の小学校で、親が迎えに来ず取り残されてしまっているところで終わりましたね。

結局2人はその後どうなったのかが描かれていません。

草平は、雪にも明かしているように母親がどうやら再婚相手と現(うつつ)を抜かしているようですので、なかなか草平に目が向かないのでしょう。

学校から迎えに来るよう連絡が来ていても無視、または忘れている、等々の理由で草平の母親は結局迎えに来なかったのではないかと思います。

一方、雪の母親である花は、雪が小学校で迎えを待っている間、雨を探しに山に入りボロボロになって倒れており、オオカミになった雨が花を救出し、花も意識を取り戻しますが、そのころには朝だったようにも見えました。

つまり、

雪にも草平にも迎えが来ないまま、
2人は小学校で一晩過ごして朝を迎えた

という可能性があるなと考察しました。

これはこれでロマンチックではないですか?小

学校で一晩明かした仲なんて、相当強い絆で結ばれたに違いありません!

【考察】雨のその後

雨は、最後にオオカミの遠吠えをして終わりましたね。

花が「しっかり生きて!」とオオカミになった雨にエールを送った答えとしての遠吠えでした。

雨は、山の動物たちのリーダー、山の主、という存在を担っていたアカギツネ「先生」の役割を継ぐために、オオカミとして生きることを選択し、山に入ったきり、もう戻ってこないのでしょう。

最後の遠吠えは、

「もう自分は大人だから大丈夫。心配しないで」

と言っているように聞こえました。

とはいえ、実家近くの山ですから、たまにオオカミの姿で(もしかしたら人間の姿にもなって)ふらっと実家に寄って花の様子を見に来たりすることはあるかもしれません。

というか、それくらいしないと、花は寂しいだろうなと思います。

また、もしかすると、雪に子どもができたら、その子たちも雨のようにオオカミとして山で生きる決断をする子がいるかもしれません。そうなったら、今度は雨が指導者としてオオカミの生き方をいろいろ教える番です。

すると、

山の主の役割は、代々おおかみこどもたちに受け継がれていくのかも

しれませんね。

【考察】花のその後

さて、雪は寮生活を始めるために家を出て、雨は山でオオカミとして暮らすために家を出て、最後に花は、大きな家に一人ぼっちになってしまいました。

寂しいエンディングではありましたが、花はとても満足そうにも見えました。

だって、たった10年かそこらでしたが、おおかみこどもを2人育て上げたのですからね。

あの家にいれば、直接姿は見えなくても、たまに雨の遠吠えを聴くことがあるかもしれません。そうすると、元気でやってるんだな、と、少しでも雨の存在を近くに感じることができます。

また、雪も長期休みには実家に戻ってくるでしょう。

仮に草平と結婚して子供ができるということになれば、なおさら実家に戻ってくる可能性も高いです。そうなれば、再びおおかみこどもを育てる花の知識と経験が活かされるタイミングがきますね。

そうやって、花はどんな状況であっても、笑顔で、乗り切っていくでしょう。

まとめ:『おおかみこどもの雨と雪』のその後

『おおかみこどもの雨と雪』のその後について、特に草平と雪は原作小説や漫画でどうなったのか、について調べて考察してきました。結論としては、

  • 草平と雪含め、『おおかみこどもの雨と雪』のその後は、
    原作小説や漫画でも描かれていない
  • 草平と雪は同じ中学校に進学していた。結婚もあるかも…
  • 雨は、オオカミとして生きる決断をしたので、もう山から戻ってこない可能性あり
  • 花は、家で一人だが、きっとなんでも笑顔で乗り切れる

というふうに考察してきました。

考察しがいのある映画なので、何度でも見て感動したくなる作品ですね!

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