ハリーポッターの父親ジェームズ・ポッターは、ヴォルデモートに立ち向かった勇敢な魔法使いの一人として有名ですが、同時に「嫌な奴」「いじめっ子」「クズ」「最低」「性格悪い」とも言われています。
本当に嫌な奴でいじめっ子だったのでしょうか?
そして、スネイプをいじめたという過去もあるようなので、真相を確かめました!
『ハリーポッター』シリーズのネタバレになるので、ご注意ください!
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▼ジェームズ・ポッターのクズ疑惑については、こちらで生い立ちから解説していますので面白いですよ!
ハリーポッターの父親は嫌な奴で性格悪いクズ?
ジェームズ・ポッターはどんな人?
ハリーポッターの父親である、ジェームズ・ポッターは、
勇猛果敢でスポーツも学業も優秀だったが、悪戯好きで暗い人間を見下す所があり(いわゆる体育会系)
引用元:https://harrypotter.fandom.com/ja/wiki/ジェームズポッター1世
という風に表現されます。つまり簡単に言うと、
- 勇猛果敢
- スポーツできる
- 勉強できる
- 純血の魔法使い
- お金持ち
という、女性にもてる要素をすべて持ち合わせる人ですが、一方で、
- いたずら好き
- 暗い人間を見下す
特に、「闇の魔術」に心酔する人を毛嫌い
という悪い一面も持っていたようです。
お金持ちの「ボンボン」によくある設定かもしれません(^^;
お金も時間も持て余して、集団で寄ってたかって弱い者いじめしちゃうタイプ…。こんな父親がハリーポッターの父親でいいのか、と思ってしまいますが、それはそれで「人間味」があると言えばあるのですが。
スネイプいじめの真相
スネイプ先生好きです!!!
先生の生涯が悲しすぎりゅ… pic.twitter.com/scy0MzgiO0— トモ (@TOMO_GE) June 4, 2021
いじめっ子だったというのは事実のようです。
というのも、映画では5作目の「ハリーポッターの不死鳥の騎士団」にそのシーンが描かれています。もともと親友シリウス・ブラックといたずらをしては問題になっていたようですが、なかでも目の敵にしていじめたのが「セブルス・スネイプ」。
なんと、そのいじめ行為は、
- シリウスとつるんでスネイプを木から吊り下げ
- 大衆の面前で
- パンツ姿にさせた
という、卑劣極まりない行為。今こんなこと学校ですると、大問題ですよね。。。きっとスネイプは一生言えない傷を心に負ったはずです…。
たしかに「クズ」「嫌な奴」と言われても仕方がない気がします。なぜそこまでいじめたのかというと、スネイプが
- 闇の魔術に傾倒
- マグル(魔法使いではない一般人)への差別的態度
- リリーと幼馴染で親しくしている!
という理由があったからなのです。
なかでも、ジェームズ・ポッターはリリーに対して入学当初から好意を抱いていたので、幼馴染として仲良くするスネイプに対して嫉妬心があったものと思われます。
木から宙づり事件に関しては、見かねたリリーが止めに入ったので事なきを得たのですが、さすがにこれは行き過ぎた行為。追い込まれたスネイプが八つ当たりでリリーを「穢れた血」と呼んでしまいます。
その結果、リリーとスネイプの関係は断絶。これをきっかけにスネイプはジェームズ・ポッターを一生恨むわけです。。。そりゃあそうですよね。ジェームズやりすぎ。
またリリーは、幼馴染のスネイプをいじめるジェームズに対しても快く思っていませんでした。
三角関係がこじれた結果がこれです。学生時代の恋愛って難しいですね。
ジェームズ・ポッターは二面性のある人間
今日は、ハリーの父、ジェームズ・ポッターのお誕生日です☺
おめでとうございます!! pic.twitter.com/TEuk7JRWV5— Emma&Watson (@tarakoramune) March 27, 2015
性格が悪いこととクズであることは、スネイプへのいじめでかなり明らかになっています。
しかし、ジェームズが主席に選ばれた7年生のときに改心し、スネイプと疎遠になっていたリリーと交際を始め、やがては結婚することになります。
お互い18歳で結婚してます。若いですね。
結局のところ、リリーも闇の魔術に対しては嫌悪感があったようで、ジェームズとのほうがスネイプよりも価値観が合った、ということなのでしょう。
その後は、ホグワーツを卒業してからのジェームズ・ポッターは莫大なポッター家の財産を相続し、定職に就かず闇払い活動に従事します。
特にヴォルデモート卿と死喰い人(デスイーター)に対抗する組織「不死鳥の騎士団」を結成し、魔法戦争に参戦します。最後はヴォルデモート卿に力及ばず、息子ハリーを命を張って守り通し、ジェームズとリリーは21歳で非業の死を遂げてしまいます。
その活躍は伝説的に讃えられていました。
ジェームズ・ポッターは、性格が悪くてクズな一面もある一方で、やはり偉大な魔法使いとして名前を残したヒーローでもあったのですね。完璧な人間などいないというメッセージのようにも思えます。
まとめ
ハリーポッターの父親、ジェームズ・ポッターは
- 優秀である一方で、いじめっ子で嫌な奴で性格の悪いクズだった
- 特に、闇の魔術に傾倒するスネイプをいじめた
- いじめた理由の一つは、スネイプは、好意をもっていたリリーと幼馴染で仲良くしていたのに嫉妬した
ということがわかりました。
のちに改心したとはいうものの、父親のこんな姿をハリーポッターはあまり見たくなかったかもしれません。。。とはいえ、どんな人にも後ろ暗い過去はあるものですよね。