「トイ・ストーリー」シリーズ最終章で、世界から注目を集めた作品です。そして、前作の「トイ・ストーリー3」の評価の高さからの続編で期待度も高かった作品だと言えるでしょう。
しかしその期待を上回った人もいれば、前作を超えることができなかったという人も多いでしょう。そして、少しおかしなシーンもあったと言われています。
そこで今回は
- トイストーリー4のバズの様子が変でおかしい?
- なぜウッディはバズと別れた?
の2点について考察していきます。
トイストーリー4のバズがおかしい変!
映画「トイ・ストーリー4」の全米公開が2019年7月21日に決定しました✨日本での公開日はまだ未定です。
— ディズニーニュース (@orange_disney1) October 5, 2018
同作の監督はトイ・ストーリーの初作と2を担当したジョン・ラセター氏で、ウッディやバズたちの新章が描かれます! pic.twitter.com/3PwyMbSHR6
「トイストーリー4」ではバズが今までと何か違うという意見が多く上がっています。その理由はいくつかあるでしょう。
①スペースレンジャーに戻ってしまったかのような行動
ウッディがバズに向かって「内なる声を聞け」というシーンがありますが、バズはこの言葉を聞いて
自分に内蔵されている音声ボタンを押し、聞いた言葉通りに行動
していきます。
「トイ・ストーリー2」では連れ去られてしまったウッディを助けるために、あらゆる手段を使い、率先して行動していたバズと同一人物だとは思い難い行動ですよね。
内なる声の意味を勘違いしてしまったにしても、自分の意思を持っていないかのようで、今までの作品を通してもどこか違和感を感じます。
②ウッディの手助けをしない
「トイ・ストーリー4」から新しい仲間としてやってくるフォーキーですが、自分をおもちゃだと自覚しておらず、いつものようにウッディが素敵なおもちゃであると自覚させようとします。
しかし、一筋縄では行かないフォーキーに手こずるウッディ。以前ならバズが一緒になって手伝ってくれそうな場面ですが、
バズを含めた他の仲間達もウッディに手を貸そうとはしない
のです。
そして、疲れきっているウッディを見てやっと声を掛けるのです。
思いやりがあって仲間想いのバズのはずですが、やはり何かが変ですよね。
トイストーリー4はウッディはバズとなぜ別れた?
『トイ・ストーリー4』
— おすし (@osushi_cinemaa) June 14, 2022
「あの無くしたおもちゃもウッディのような選択をしたのかな」と想像が膨らんだし、おもちゃの現実が強調されたストーリーは好きだった。ただ、前三作のテーマからブレてしまったように思えた。3の続きというよりスピンオフ感があり、全く別物として観たほうが面白い pic.twitter.com/TBnE8ccTn4
最後にウッディはバズや今までの仲間達と別れて、ボー・ピープと一緒に暮らす道を選びます。
しかし一体なぜ今までの仲間と別れてまでボー・ピープと一緒に居たかったのでしょうか?
理由①ボー・ピープのことが好きだから
まず1番の理由は
ウッディがボー・ピープのことを好き
だということでしょう。
また、トイ・ストーリー1、2の時点でもお互いに想い合っていることが描かれていますよね。
そして3ではアンディの家から他の家へと移されていたため、出てこなかったことが4の中で明かされます。
思いもよらなかった別れから、ボー・ピープのことが忘れられなかったウッディは本作で再会し、今度こそは愛する人と一緒に居たいという想いを募らせたのではないでしょうか。
理由②バズからの後押し
また、
親友であるバズからの後押しがあったこと
も理由の1つでしょう。
ウッディは元々、バズ達とボニーの元へ帰る予定でしたが、何か足取りが重いウッディの姿を見たバズが「心の声に従うべきだ」ということを伝えます。
その言葉を聞き、ウッディはボー・ピープと残ることを決めます。
今までは仲間をまとめるリーダー的存在で、自分よりも仲間を優先するようなキャラクターでしたよね。そのため、仲間のためではなく、自分の人生を生きていくことを選んだウッディの勇気を見ることができるシーンです。
ウッディの迷いを後押ししたのが戦友であり親友のバズだったというのがとてもいいですよね♪
まとめ
ここまで、トイストーリー4でバズがおかしいし変になってしまった理由とウッディがバズと別れる決断をした理由について考察してきました。
その結果
- バズがスペースレンジャーに戻ったかのような言動をしたり、
仲間であるウッディの手助けをしなかったりと
今までの姿と比べるとおかしくて変 - ウッディは、バズからの後押しもあり、
好きな人であるボー・ピープと一緒に生きる道を選んだため、
バズと別れた
ということがわかりました。
賛否両論ある作品ですが、今まで自分を犠牲にしてきたウッディのことを思うと、ウッディにとっては最高のエンディングにはなったのでしょうか。