すずめの戸締まりですずめにはなぜミミズが見えた?場所はどこなのかも解説!

すずめの戸締まり すずめ なぜミミズが見えた 場所 どこ 解説

災いをもたらすというミミズの姿が見えるのは、登場人物の中で鈴芽と草太だけでした。

閉じ師である草太ならまだしも、なぜ普通の女子高生である鈴芽に見えたのでしょうか?

そこで今回は、

  • なぜ鈴芽はミミズが見えた?
  • ミミズが現れた後ろ戸の場所はどこ?

について解説していこうと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

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この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

目次

『すずめの戸締り』なぜ鈴芽はミミズが見えた?

映画の冒頭、登校中の鈴芽は草太とすれ違うのですが、どうしても彼が気になった鈴芽は後を追ったのでした。

草太が向かった先は廃れたリゾート地のような場所で、鈴芽は水たまりの中にある不思議な扉を見つけます。

学校に戻った鈴芽でしたが、お昼を食べようとしていた際、煙のようなものが山を覆っていくのを目撃。

その場でそれを見ることができたのは、鈴芽だけだったのです。

鈴芽は過去に後ろ戸を通っていたから

鈴芽がミミズを見ることができた理由は、過去に後ろ戸を通っていたからです。

実は鈴芽は東日本大震災で被災しており、実の母親を亡くしています。

震災当時、幼いながらも母親を探して回った鈴芽は、その時に偶然後ろ戸を通っていました。

私はてっきり霊感があるかないかのようなものだと思っていましたが、後ろ戸を通った経験によるものだったのですね。

ということは、閉じ師の家系に育っている草太も元々ミミズが見えるわけではなく、過去に後ろ戸を通ったという可能性もあります。

そもそも後ろ戸に遭遇することは稀なので、見える人はやっぱり少ないのでしょうね。

そもそも後ろ戸とは?

まだ映画『すずめの戸締り』を見ていないという方は、『後ろ戸って何?』と思っているでしょう。

解説すると、

人の営みが途絶えた廃墟に顕現する扉(後ろ戸)。扉の向こうは常世に通じておりそこから災いがもたらされる。

引用元:wikipedia

常世(とこよ)とは、この世の裏側の世界のことです。いわゆる黄泉の世界も常世にあるとされています。

人々がたくさん集まり栄えている場所は、集まる人々の想いがその土地を鎮めているとも言われ、誰もいなくなり鎮めるものがなくなった土地から不吉なものが出てくるようになるのだそう。

草太は閉じ師として日本各地を回りながら、災いが起こらぬように後ろ戸を閉めていたのです。

神話の世界のような話ですが、後ろ戸の元ネタは『能楽』に出てくる『神や精霊の世界に通じる扉』とのこと。

古くから神々を信仰してきた日本らしい考え方だと思いますし、神秘的な内容が現代に生きる私たちには大変興味深く感じますよね。

ミミズが現れた後ろ戸の場所はどこ?

鈴芽は宮崎で要石を抜いてしまい、要石だったダイジンを自由にしてしまいました。

2本刺さっていた要石が1本になってしまったことで、封印が緩み日本各地にミミズが現れるようになってしまいます。

ミミズはどこに現れたのでしょうか?

愛媛にある中学校の廃墟

まず鈴芽と草太が向かった先は愛媛県でした。

愛媛県で千果と出会った鈴芽は、ミミズを目撃しており、千果の助けで廃墟となった学校にある後ろ戸を閉めることに成功しています。

兵庫・神戸の遊園地の廃墟

ルミのおかげで神戸にやってくることができた鈴芽と草太。

鈴芽はルミのスナックでダイジンを目撃し、追いかけていくとミミズを目撃したのです。

そしてたどり着いた廃墟の遊園地で後ろ戸を閉めることに成功しました。

東京都心

東京にやってきた鈴芽と草太は、ミミズに関することを調べ始めますが、またもダイジンの誘導によりミミズを目撃!

ここでダイジンは草太を要石にしてしまい、鈴芽は仕方なく要石となった草太を突き刺しています。

東京都心でしたが、やはり後ろ戸があったのは人気のない場所でしたね。

三陸の津波被害があった廃墟

最後に向かったのは、鈴芽の実家があった東日本大震災の被災地でした。

鈴芽はそこで自身の書いていた日記を見つけ、黒く塗りつぶされていた日記の最後には扉が描かれていたのです。

ダイジンはずっと後ろ戸のある場所を案内してくれており、古ぼけていた後ろ戸を見つけることができました。

この後ろ戸に迷い込んだことがあったため、鈴芽はミミズが見えたのです。

まとめ

鈴芽はなぜミミズが見えたのか、ミミズが現れた後ろ戸の場所はどこなのかを解説してきました。

結論とすると、

  • 鈴芽がミミズを見ることができたのは後ろ戸を通ったことがあるから
  • 後ろ戸があった場所は宮崎県のリゾート廃墟、愛媛の中学校の廃墟、兵庫の遊園地の廃墟、東京都心、三陸の津波被害があった廃墟

ということになります。

誰もいなくなった場所から不吉なものが出てくるというのは、現実世界でもあり得そうなことでリアルに思えますね。

映画『すずめの戸締り』は、日本が古くから地震などの災害をどうやって鎮めようとしてきたのかを知ることができますし、学びの多い作品だと感じました。

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