【聲の形】結弦が死骸写真を撮影する理由は?性同一性障害説についても考察!

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『聲の形』は10代の不安定な心が描かれた作品です。過去の出来事から人間不信になった石田将也や聴覚障害を持つ西宮硝子をはじめ、様々な人物が登場します。

その中でもいつもカメラを持ち歩き、動物や虫の死骸を撮影している硝子の妹・結弦も個性的な人物です。また結弦の一人称は俺。中性的な見た目でもあるので、一見すると男の子のようにも見えます。

なので、今回はこの結弦について深く調べていきたいと思います。多くの方が気になる

  • 『聲の形』の結弦が死骸写真を撮るのか?
  • 『聲の形』のゆずるは性同一性障害なのか?

ということを調べてみました。『聲の形』のネタバレ要素も含みますので、ご注意ください。

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この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

目次

『聲の形』の結弦はなぜ動物や虫の死骸写真ばかり撮っていた?

なぜ『聲の形』の結弦は死骸写真を撮るの?

『聲の形』の結弦は写真が趣味です。カメラを常に持ち歩き、写真撮影をしている様子もたびたび見かけます。

ただ、結弦が撮影する対象は動物や虫の死骸ばかり…。ちょっと怖いですよね。でも、部屋にも結弦が撮影した写真が貼られており、結弦がこだわって撮影しているということが伝わります。

なぜ結弦が死骸にこだわっているのかというと、それは

姉・硝子が自ら命を絶つことを止めたい

という気持ちからでした。

映画では、結弦が死骸写真を撮る理由まで語られていませんが、原作漫画では説明されていますので、解説していきますね!

理由①なんとか姉を思いとどまらせたい

原作漫画『聲の形』では、硝子が結弦に命を絶ちたいという気持ちをこぼすシーンがあります。結弦が8~9歳のころです。結弦にとってはとてもショックでしょう。

それまでも、姉に偏見の目を向ける人やイジメる人を結弦は見てきました。姉の気持ちを知った結弦としては、ショックですが、姉の気持ちも理解できるのかもしれません。それでも、結弦はなんとしてでも硝子が命を絶つことを止めたい気持ちは強く、写真という方法で止めようとするのです。

理由②気持ち悪がる姉を見て安心したい

結弦の写真は

  • 命の終わりを映したもの
  • 気持ち悪い、怖い印象

です。こういった写真を見せることで、硝子は気持ち悪がる様子を見せます。この硝子の様子を確認することで、結弦は安心を得ていたのかもしれませんね。

結弦が使っているカメラは何?

結弦が使用しているカメラは、

ニコンのD3300

という一眼レフを使用しています。祖母が結弦へと贈ってくれたものです。

価格はだいたい3~4万円程度。小学生、中学生にとってはなかなか良いカメラを使っているようですね。

結弦の写真の腕前は?

結弦はいつもカメラを持ち歩き、写真を撮影しています。撮影対象は死骸ばかりですが、その腕前はかなりのものです。物語の中でも、結弦は

フォトコンテストの学生部門で優秀賞を受賞

しています!ちなみにこの時の写真は、死骸ではありません。鳥がなくなった後、クローバーが茂る様子を撮影した作品でした。これまでとは違い、生を感じる作品だったのは、物語の流れ的にも意味があるように感じました。

結弦の性別は何?性同一性障害?

『聲の形』の結弦の性別は?

結弦は、

  • ボーイッシュな恰好をしている
  • 言葉遣いがぶっきらぼう
  • 一人称が俺

なので、男の子だと勘違いしてしまう人も多いです。石田も初めて結弦に会ったときは、男の子だと勘違いしていましたね。しかし、結弦の

性別は女の子

です。これは硝子を守るために敢えて結弦がしていることです。敢えてボーイッシュな恰好や言葉遣いをすることによって、硝子を傷つける存在から守ろうとしているのです。

『聲の形』のゆずるは性同一性障害?

結論から言えば、『聲の形』のゆずるは

性同一性障害ではありません。

性同一性障害は、

  • 自らの性別を嫌悪あるいは忌避する
  • 反対の性別に対する強い持続的な同一感を抱く
  • 反対の性別としての性別役割を果たそうとする

という特徴があります。結弦の場合、

女性であることを忌避しているわけではありません。

また昔はロングヘアをしており、ずっとボーイッシュな恰好をしているわけではありません。中学の制服もスカートを着用しており、女性の格好を嫌がるシーンはありませんでした。

結弦は、

  • 姉を守りたい
  • 姉が傷つくことがないようにしたい

という気持ちから服装や言葉遣いを変えているだけです。男性への憧れや女性であることを否定しているわけでないので、ゆずるは性同一性障害ではないと言い切れます。

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まとめ

今回は『聲の形』に登場する西宮硝子の妹・結弦について詳しく調べていきました。『聲の形』の結弦は写真が趣味で、コンテストでも賞を取るほどの実力者。

ただ、写真の対象は動物や虫の死骸が多いです。なぜ結弦が死骸写真ばかり撮るのかというと、それは姉の硝子が命を絶つのを留まらせたいという気持ちが強いからと分かりました。

また、見た目がボーイッシュで、言葉遣いもぶっきらぼうなので、結弦は男の子だと思われることもありますが、間違いなく女の子です。『聲の形』のゆずるは性同一性障害では?という声もありますが、これも間違いです。

結弦は姉を守りたいからこそ、見た目や言葉遣いで強く見せようとしているのです。結弦は硝子が傷つく姿を多く見てきたからこそ、このような守る方法を実行しているのでした。

個性的なキャラクターの結弦について知ると、姉妹愛の強さを感じることができました。一度観たことがある方も、結弦に注目して再度観てはいかがでしょうか。

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