ヴォルデモートとハリーとの戦いも終盤に迫る映画『ハリーポッターと死の秘宝パート1』。この『死の秘宝1』で吊るされている人が序盤に登場しますが、その存在が気になった方も多いでしょう。
吊るされている人はセブルス・スネイプ先生に助けを求めるところから、ホグワーツ魔法学校の先生のようです。服装などから女性に見えますが、この吊るされている人に見覚えはあまりありません。一体誰なのでしょうか。今回は、
- 『ハリー・ポッターと死の秘宝1』で吊るされてる人は誰なのか
- 『ハリー・ポッターと死の秘宝1』で吊るされている先生はなぜ捕まってしまったのか
- セブルス・スネイプはなぜ吊るされている人を助けなかったのか
ということを調べてみました。『ハリーポッターと死の秘宝パート1』のネタバレ要素を含みますので、まだ内容を知りたくない方はご注意ください!
『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1』の吊るされてる人は誰?
『死の秘宝1』で吊るされている人は誰?
我が君以外全員遅刻につきチャリティバーベッジとなってきます pic.twitter.com/15V6aYC6fe
— たいまい (@04_maimai_LS) September 2, 2023
『死の秘宝1』の序盤で、ヴォルデモート卿とデスイーターたちが会議を開くシーンがあります。このシーンではテーブルの上にぷかぷかと吊るされていた人物がおり、はじめは気絶している様子でした。
髪の毛の色味や女性ということから、占い学のトレローニー先生にも見えますが違います。『死の秘宝1』で吊るされている人は、
ホグワーツ魔法学校でマグル学を教えるチャリティ・バーべッジ先生
です。マグル学は、マグルが魔法を使わないでどのように生活をしているのかなどを教える学問のようです。チャリティ先生は、これまでの『ハリーポッター』シリーズではあまり登場しないので、ピンと来なくても仕方ありません。
2月8日は #ニーハイの日 ですが、#ハリーポッター では映画1~3章の音楽を手掛けたジョン・ウィリアムズ、『炎のゴブレット』でクラウチ氏を演じた故ロジャー・ロイド・パックさんと『死の秘宝 PART1』のバーベッジ先生役キャロリン・ピックルズの #誕生日🎂 おめでとう!🎁https://t.co/4oQf0BQY0x pic.twitter.com/5RI3OMSmkt
— ポッターマニア (@pottermaniajp) February 8, 2018
ちなみに、チャリティ・バーベッジ先生役を演じたのは、キャロリン・ピックルズというイギリス出身の俳優です。ドラマなどに数多く出演しています。
『死の秘宝1』で吊るされている先生はなぜ捕まってしまったの?
#CaptureTheUnwritten#HogwartsLegacy
— ホグワーツレガシースクショをうpするだけのらびっとへっど (@screenshotageag) January 8, 2025
マグル学の教室。
個人的にはマグル学の授業は是非受けたい。彼らがマグルの文明をどのように捉えているか正直かなり興味があるし、論文があるなら浴びるように読み耽りたい。 pic.twitter.com/Tjall0gwpw
チャリティ先生が『死の秘宝1』で吊るされてしまうことになった理由は、
日刊予言者新聞でマグル出身の魔法使いたちを擁護する記事を書いた
からだと考えられます。というのも、チャリティ先生は日刊預言者新聞に「マグルと魔法使いとは同じ人間である」という趣旨の内容を投稿しました。
しかし、ヴォルデモート卿をはじめとするデスイーターたちは純血思想を持っています。彼らからしてみれば、魔法が使えないマグルと自分たちが同じ人間であるとは到底考えたくないことでしょう。これ以上、マグルを擁護する人間は排除したいと考えるのは当然かもしれません。
その結果、チャリティ先生は、デスイーターたちに誘拐。ヴォルデモート卿のいるデスイーターたちの会議で吊るされ、命を失うことになってしまうのでした…。
セブルス・スネイプはなぜ助けてくれなかったの?
今日はハリポタ死の秘宝1を鑑賞予定(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑ワインで眠いけど頑張らな!セブルスが待ってるwww高めのワインはやっぱクセあんのかな…今日飲みきらない(^◇^;) pic.twitter.com/KUDCyPHOhB
— 咲哉@theGazettE証跡全通🤟 (@pmofmofq) January 1, 2017
『死の秘宝1』で吊るされていた先生、チャリティ・バーベッジは、ヴォルデモート卿にやられる前に、セブルス・スネイプに助けを求めます。「セブルス……助けてお願い……友達でしょう?」とチャリティがセブルスに声をかけるシーンは何度見てもつらいものがあります…。
チャリティから助けを求められたセブルス・スネイプは、表情も崩さずに何もしませんでした。なぜセブルスが助けなかったのかというと、
セブルス・スネイプは二重スパイをしており、絶対にヴォルデモート卿にばれてはいけない状況にあった
のです。ヴォルデモート卿への忠誠心というよりは、このときはなんとしてでも自分の使命を成すため、デスイーターとして振舞わなくてはいけなかったのです…。セブルス・スネイプはこれまでも何度かスパイなのではと疑われたことがあります。
- ヴォルデモート卿復活の時にすぐに駆け付けなかった
- ヴォルデモート卿の敵であるダンブルドアのそばにずっといた
- ハリーポッターの近くにいるのに、ハリーポッターを倒さない
このような理由からデスイーターたちからもヴォルデモート卿からもセブルス・スネイプは疑われていました。忠誠心を疑われている中で、
セブルス・スネイプがチャリティを助けてしまえば、セブルスの命さえ危なかった
ことでしょう。この後、チャリティ先生はヴォルデモート卿の魔法により命を失います。そして、ヴォルデモート卿の蛇・ナギニに食べられてしまうのでした。結果として、セブルス・スネイプはヴォルデモート卿の信頼を得ることができましたが、苦しい思いをしていたことでしょう。
まとめ
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝1』の吊るされてる人は、マグル学のチャリティ・バーベッジ先生であるということがわかりました。チャリティ先生はマグルも魔法使いも同じ人間であると主張し、日刊予言者新聞にマグル出身の魔法使いを擁護するような記事を投稿。このことがヴォルデモート卿の怒りを買い、デスイーターたちに誘拐されてしまうのでした。
そして、ヴォルデモート卿をはじめとするデスイーターたちの前で吊るされ、先生は命を奪われてしまうことになるのでした…。最後にチャリティ先生が助けを求めたのは、同僚であるセブルス・スネイプ。しかし、セブルス・スネイプは二重スパイとしての使命があり、チャリティを助けることはできませんでした。
『死の秘宝1』では吊るされている先生を助けることはできず、苦しい思いをすることになったセブルスにも注目です。セブルスの立場になって観ると、また違った面も見えてくるかもしれません。