魔法界の命運をかけた壮大な物語が、ついに完結の時を迎えます!J.K.ローリングの世界的ベストセラー小説を原作とする「ハリー・ポッター」シリーズ。その集大成となる『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』は、10年に及ぶ映画シリーズの有終の美を飾るにふさわしい、息をのむような展開の連続です。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人組が、最強の闇の魔法使いヴォルデモート卿との最終決戦に挑む姿は、まさに圧巻。魔法学校ホグワーツを舞台に繰り広げられる壮絶な戦いの行方に、世界中のファンが熱狂しました。
果たして、ハリーたちは魔法界の平和を取り戻すことができるのでしょうか?そして、シリーズを通じて謎に包まれていた数々の伏線は、どのように回収されるのでしょうか?さあ、魔法の世界へ最後の冒険に出かけましょう!
映画『 ハリー・ポッター』を見ると、ハリー・ポッターの世界についてもっと知りたくなりますね♪
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『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』のあらすじ
シェル・コテージでの静かな時間
物語は、前作『ハリー・ポッターと死の秘宝Part1』の続きから始まります。ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、ビル・ウィーズリーとフラー・デラクールの家であるシェル・コテージで身を隠しています。彼らは、ヴォルデモートの不死の秘密である「分霊箱」を探し続けていますが、その手がかりはなかなか見つかりません。
しかし、ここで重要な情報を得ることになります。捕虜から救出したゴブリンのグリップフックから、ベラトリックス・レストレンジの金庫に分霊箱が隠されているかもしれないという情報を聞き出したのです。これは大きな前進です!
グリンゴッツ銀行への潜入作戦
さあ、いよいよ行動の時です!ハリーたちは、魔法界最大の銀行であるグリンゴッツに潜入することを決意します。ここで、ハーマイオニーの変身術の腕前が光ります。彼女はベラトリックスに変身し、他のメンバーも姿を変えて銀行に乗り込みます。
緊張感漂う潜入シーンは、まるでスパイ映画のよう!しかし、ゴブリンたちの鋭い目をごまかすのは簡単ではありません。ハラハラドキドキの展開の中、彼らはなんとか金庫にたどり着きます。
そして、ついに分霊箱を発見!それは、ハッフルパフの創始者ヘルガ・ハッフルパフの遺品である黄金のカップでした。しかし、ここで思わぬ困難に直面します。金庫内の宝物に触れると、それらが無限に増殖していくのです!
龍との大脱出
ピンチに陥った3人組を救ったのは、意外にも銀行の地下に繋がれていた龍でした。彼らは龍の背中に乗って、銀行から大脱出を図ります。空を飛ぶ龍の背中からロンドンの街を見下ろすシーンは、壮大で息をのむような美しさです!
しかし、この脱出劇によって、彼らの行動がヴォルデモートに察知されてしまいます。時間との戦いが始まったのです。
ホグワーツへの帰還
次なる目的地は、彼らの第二の故郷とも言えるホグワーツ魔法魔術学校です。ハリーは、残りの分霊箱がホグワーツにあるという直感を得たのです。
ホグメード村を通ってひっそりと学校に忍び込む3人。しかし、そこで彼らを待っていたのは、想像を絶する光景でした。かつての温かく楽しい学び舎は、今や死喰い人たちに支配され、恐怖に満ちた場所と化していたのです。
分霊箱探しと仲間との再会
ホグワーツに潜入したハリーたちは、レイブンクロー寮の創始者ロウェナ・レイブンクローの失われた冠「ダイアデム」が分霊箱である可能性に気づきます。しかし、その場所を特定するのは容易ではありません。
ここで、DA(ダンブルドア軍団)のメンバーたちとの感動の再会が待っています!ネビル・ロングボトム、ルーナ・ラブグッド、ジニー・ウィーズリーたちが、ハリーたちの帰還を歓迎してくれるのです。彼らの成長した姿に、観客の胸も熱くなることでしょう。
ホグワーツの戦い勃発
ハリーの帰還を知ったヴォルデモートは、ホグワーツに大軍を差し向けます。ここから、映画は壮絶な戦闘シーンの連続となります。
魔法使いたちの杖から放たれる呪文の光、巨人や魔法生物たちの激しい戦い、崩れ落ちる城の壁…。CGを駆使した迫力満点の映像は、観る者を圧倒します!
スネイプの真実
戦いの最中、ハリーはスネイプの記憶を目にする機会を得ます。そこで明かされるのは、スネイプの驚くべき真実。
実は彼は、ハリーの母親リリーを深く愛していたのです。そして、リリーを守るためにダンブルドアの指示の下、二重スパイとして行動していたことが明らかになります。スネイプの複雑な心情と、彼の勇気ある行動に、多くの観客が涙することでしょう。
ハリーの決断
そして、ハリーは衝撃の事実を知ります。彼自身が、知らぬ間にヴォルデモートの分霊箱になっていたのです。つまり、ヴォルデモートを倒すためには、ハリー自身が死ななければならないという残酷な運命が待っていたのです。
ハリーは、仲間たちのために自らの命を捧げる決意をします。彼の勇気ある姿に、観客の胸は締め付けられるはずです。
死の森での対決
ヴォルデモートとの最終決戦の舞台となったのは、禁じられた森。ハリーは、両親やシリウス、ルーピンたちの霊に見守られながら、ヴォルデモートの前に立ちます。
ヴォルデモートの放った死の呪文。しかし、ハリーは死なず、奇妙な中間世界のような場所に迷い込みます。そこで彼は、ダンブルドアの霊と対話をし、自分の運命について理解を深めるのです。
最後の決戦
ハリーが蘇ったことで、戦いは新たな局面を迎えます。ネビルが勇気を振り絞ってナギーニ(ヴォルデモートの蛇)を倒し、最後の分霊箱を破壊。これにより、ヴォルデモートは完全に滅ぼすことができる状態になったのです。
ハリーとヴォルデモートの最後の対決。両者の放った呪文がぶつかり合い、激しい光を放ちます。そして、ついに…。
『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』の結末・ラストシーン
ヴォルデモートの最期
ハリーとヴォルデモートの決闘の結果、ヴォルデモートの呪文が跳ね返り、彼自身に当たってしまいます。こうして、長年魔法界を恐怖に陥れてきた闇の帝王は、ついに滅びたのです。
ヴォルデモートの体が灰となって風に舞う様子は、彼の虚しい野望を象徴しているかのようです。
戦いの後の静けさ
戦いが終わった後のホグワーツは、静寂に包まれています。破壊された城の様子が映し出され、戦いの激しさを物語っています。しかし、その中にも希望の光が見えます。生き残った人々が互いを慰め合い、新たな未来への一歩を踏み出そうとしているのです。
エピローグ:19年後
物語は、その19年後の様子を描いて幕を閉じます。
キングス・クロス駅の9と3/4番線ホーム。そこには、大人になったハリー、ジニー、ロン、ハーマイオニーの姿があります。彼らは自分たちの子供たちを、ホグワーツ特急に乗せて送り出すのです。
ハリーの息子アルバス・セブルス・ポッターは、ホグワーツでの生活に不安を感じています。しかし、ハリーは優しく息子を励まします。「もし君がスリザリンに入っても、スリザリンは素晴らしい生徒を得ることになるだろう」という言葉に、ハリーの成長と、新しい時代の幕開けを感じることができます。
最後に映し出されるのは、ホグワーツ特急が霧の中に消えていく姿。10年に渡る壮大な物語は、こうして幕を閉じるのです。
『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』の作品情報
- 公開日:2011年7月15日(日本では同年8月13日)
- 監督:デイビッド・イェーツ
- 脚本:スティーブ・クローブス
- 原作:J.K.ローリング
- 主要キャスト:
- ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター役)
- ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー役)
- エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー役)
- レイフ・ファインズ(ヴォルデモート卿役)
- アラン・リックマン(セブルス・スネイプ役)
- 音楽:アレクサンドル・デスプラ
- 製作費:約2億5000万ドル
- 興行収入:全世界で約14億ドル
『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』の感想
『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』は、10年に渡る壮大なシリーズの集大成として、非常に高い評価を受けました。
まず、物語の展開の速さと緊張感は圧巻です。前作の『Part1』が比較的ゆっくりとしたペースだったのに対し、『Part2』はその反動かのように、息つく暇もないほどの展開の連続です。グリンゴッツ銀行への潜入から始まり、ホグワーツでの大決戦まで、観客を飽きさせない構成となっています。
視覚効果も素晴らしいの一言です!特に、ホグワーツでの戦闘シーンは圧巻。魔法の光や爆発、崩れ落ちる城壁など、まるでその場にいるかのような臨場感があります。ドラゴンとの空中戦や、ヴォルデモートとの最終決戦など、CGを駆使したシーンの数々は、観る者を魔法の世界に引き込んでしまいます。
キャラクターの描写も秀逸です。主人公ハリーの成長はもちろんのこと、脇を固める仲間たちの活躍も光ります。特に、ネビル・ロングボトムの勇気ある行動には胸が熱くなりますし、スネイプの過去が明かされるシーンは多くの観客の涙を誘ったことでしょう。
また、シリーズを通じて張り巡らされていた伏線の回収も見事です。スネイプの真の姿、ダンブルドアの計画、そしてハリー自身が分霊箱だったという衝撃の事実。これらの謎が明かされることで、シリーズ全体の物語全体に深みが増し、満足感が高まります。
音楽も素晴らしく、アレクサンドル・デスプラによる壮大なスコアは、物語の展開に完璧にマッチしています。特に最終決戦のシーンでの音楽は、緊張感と感動を高める重要な要素となっています。
一方で、原作ファンからは、いくつかの重要なエピソードが省略されていることへの不満の声も聞かれました。例えば、ダンブルドアの過去についての詳細な説明や、ルーピンとトンクスの最期のシーンなどです。しかし、映画の時間的制約を考えると、やむを得ない選択だったとも言えるでしょう。
エピローグの19年後のシーンについては、賛否両論がありました。キャラクターの老け顔メイクが不自然だという指摘もありましたが、シリーズの締めくくりとして、希望に満ちた未来を示す重要なシーンだったと言えます。
総じて、『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』は、長年に渡るファンの期待に十分に応える作品となりました。アクション、ドラマ、感動、そして魔法の世界の魅力が詰まった、まさに集大成にふさわしい傑作と言えるでしょう。
まとめ
『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』は、魔法界の命運をかけた壮大な物語の完結編として、見事な成功を収めました。ハリー、ロン、ハーマイオニーの成長した姿、迫力満点の戦闘シーン、そして感動的な結末。これらすべてが、10年に渡る映画シリーズの集大成として、観客を魅了しました。
物語は、グリンゴッツ銀行への潜入から始まり、ホグワーツでの最終決戦へと続きます。途中、スネイプの真実が明かされたり、ハリー自身が分霊箱だったことが判明したりと、驚きの展開の連続です。そして、ヴォルデモートとの最後の対決。ハリーの勇気と友情の力が、最終的に闇の帝王を打ち倒すのです。
19年後を描いたエピローグは、新たな世代へと魔法の物語が受け継がれていくことを示唆し、ファンに希望を与えるラストシーンとなりました。
『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』は、単なるファンタジー映画を超えた作品です。友情、勇気、愛、そして自己犠牲といった普遍的なテーマを、魔法という独特の世界観を通して描き出すことに成功しています。
この作品は、子供から大人まで幅広い層に愛され、世界中で大ヒットを記録しました。それは、J.K.ローリングが創造した魔法の世界の魅力と、それを見事に映像化したスタッフ・キャストの努力の賜物と言えるでしょう。
『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』は、魔法映画の金字塔として、長く人々の記憶に残り続けることでしょう。そして、これからも多くの人々を魔法の世界へと誘い続けることでしょう。さあ、あなたも魔法の世界への旅に出かけてみませんか?きっと、忘れられない冒険が待っていますよ!