2022年4月に公開された『劇場版名探偵コナン/ハロウィンの花嫁』。
高木刑事と佐藤刑事の恋の行方や、降谷零をはじめとする警察学校組の過去が描かれた本作は、ファンの間で公開前から話題となりました。
興行収入も97.8億円を突破し、2019年公開の『劇場版名探偵コナン/紺青の拳(フィスト)』を打ち破り、歴代最高記録を樹立しました。
そんな中、本作の犯人である「プラーミャ」という人物が、注目を集めました。
ストーリーが非常に込み合っており、「プラーミャの目的って何だったの?」「プラーミャって何がしたかったの?」という疑問の声が多く見受けられました。
そこで今回は、以下のことについて解説・考察します。
- そもそもプラーミャとはどんな人物なのか?
- プラーミャの犯行動機は?
この記事の内容は、一部本作のネタバレが含まれます。
物語の核心に触れないように記載をしますが、視聴前に事前情報を知りたくない方はご注意ください。
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結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
プラーミャとは?
探偵たちの鎮魂歌で犯人役だった
— グレイ💍 (@verisai4869hrri) May 28, 2022
古谷徹さん、平野文さん。
水平線上の陰謀で犯人役だった
山寺宏一さん。
後に名探偵コナンで大変重要な役を務めていらっしゃるので、これまでの劇場版犯人役の方々は今後出てくる、、、?え、プラーミャ?#名探偵コナン #ハロウィンの花嫁 pic.twitter.com/FYfeU1NCVj
プラーミャとは、
『名探偵コナン/ハロウィンの花嫁』における犯人
です。
黒いコートに死神のガスマスクをつけた姿が印象的なプラーミャ。
液体火薬を使いこなす殺し屋で、性別・年齢・国籍などその人物像は謎に包まれている人物です。降谷零に非常に執着しており、作中で過去に何かしらの因縁があることを匂わせています。
ちなみに、「プラーミャ」とはロシア語で「炎」を意味するそうです。本作では、このプラーミャの正体を暴くストーリーとなっています。
その正体は、ぜひ映画を見て確かめてみてくださいね。
プラーミャの犯行動機と目的は何?
🎬『#劇場版名探偵コナン #ハロウィンの花嫁』STORY➍
— 東宝映画情報【公式】 (@toho_movie) May 4, 2022
安室が潜伏している地下シェルターを訪れたコナンは、3年前に今は亡き警察学校時代の同期メンバー達と正体不明の仮装爆弾犯「プラーミャ」と渋谷で遭遇した事件の話を聞く。
やがて、捜査を進めるコナン達を狙う不穏な影が。 pic.twitter.com/QCpnkeZ6Xy
プラーミャの犯行動機は、主に次の3つと考えられます。
- 警察学校組への復讐
- 『ナーダ・ウニチトージティ』の壊滅
- 自分の正体を知る人物の抹殺
順に確認していきましょう!
警察学校組への復讐
1つめの動機が、警察学校組への復讐
です。
プラーミャは、『ハロウィンの花嫁』の3年前に爆破事件を起こそうとしていますが、未遂に終わっています。
降谷零・松田陣平・伊達航・諸伏景光の警察学校組によって阻止されたのです。
今まで誰にも解体されたことのなかった自作の爆弾を、松田陣平に初めて解体され、さらに諸伏景光に右肩を銃撃され、思うように右肩が上がらなくなるという後遺症を負いました。
右肩にはまだ弾丸は残っていましたが、摘出手術をすると、神経が傷つき右手が思うように動けなくリスクがありました。
精密な爆弾を作るには、精巧な手さばきが必要不可欠です。そのためプラーミャは、手術を行わず、右肩の後遺症を背負うことになりました。さらに、プラーミャは異常なまでの完璧主義者です。
緻密な計画を完璧にこなすことに美学を感じるプラーミャは、自分の計画を阻止されたことにも強い怒りを覚えました。
プラーミャはやがて警察学校組を恨むようになり、復讐を決意するようになったのです。
『ナーダ・ウニチトージティ』の壊滅
2つめの動機と思われるのが、
『ナーダ・ウニチトージティ』という組織の壊滅
です。
ナーダ・ウニチトージティとは、かつてプラーミャによって家族や大切な人を奪われた人が集まって作られた民間組織です。
ナーダ・ウニチトージティのメンバーは、プラーミャに対して強い復讐心を感じていて、かなり執着しています。
プラーミャにとって邪魔な組織であるため、壊滅させるためにわざと日本の渋谷におびき寄せたと思われます。
自分の正体を知る人物の抹殺
3つめのプラーミャの動機は、
自分の正体を知る人物を抹殺すること
です。
殺し屋である以上、自分の正体や事件の証拠を抹消する必要があります。
作中でも「私の正体を知る者は、誰一人生かすことはできない」とプラーミャは語っています。
そのため、自分の正体を知っていても不思議ではない警察学校組の人物や、ナーダ・ウニチトージティのメンバーなどは抹殺しなければなりません。
そのため、このような大きな事件を計画したと考えられます。
プラーミャが強いのはなぜ?
映画を観ると一目瞭然なのですが、過去に登場した悪役の中でもおそらくベスト5に入るほど強いんです!プラーミャはなぜそれほど強いのでしょうか?
『ハロウィンの花嫁』
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まとめ
劇場版名探偵コナン
— ななすけ@趣味(。-∀-) (@order_laugh) November 13, 2022
『ハロウィンの花嫁』
連続爆弾犯 プラーミャ#許しがたい映画の登場人物 #ハロウィンの花嫁 #名探偵コナン pic.twitter.com/VxuACSjXQI
今回は『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の犯人プラーミャの犯行動機ついて考察しました。
今回の記事をまとめると、次のようになります。
- プラーミャは警察学校組に強い恨みを感じ、復讐を考えていた。
- プラーミャは敵対組織「ナーダ・ウニチトージティ」の壊滅を計画していた。
- プラーミャは異常なまでの完璧主義で、証拠隠滅のため殺人事件を計画した。
プラーミャのことが分かると、『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』がさらに楽しくなりますよ。
最後までハラハラドキドキの本作、気になる方はぜひご視聴してみてくださいね♪