シンデレラのフェアリーゴッドマザーの正体を考察!なぜシンデレラを助けた?

映画「シンデレラ」の中でも重要なカギを握るフェアリーゴッドマザー。シンデレラを見守り、不思議な力を使ってシンデレラを助けるフェアリーゴッドマザーとはいったい何者なのでしょうか。

• フェアリーゴッドマザーの正体は？
• なぜフェアリーゴッドマザーはシンデレラを助けたの？

謎の多いフェアリーゴッドマザーの正体やシンデレラを助けた理由について詳しく調べてみました。

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シンデレラのフェアリーゴッドマザーの正体は何?

フェアリーゴッドマザーの正体は、単純に言うと

魔法使い

です。

背中に翼を持っていますが、妖精ではなく、魔法使いです。ドレスが破れ舞踏会に参加できず落ち込むシンデレラの前に現れたフェアリーゴッドマザーは様々な魔法を繰り出します。この魔法を使ったシーンは非常に幻想的です！

もともとは妖精の名付け親だった

シンデレラ以外のおとぎ話を調べると、フェアリーゴッドマザーは、妖精の名付け親という役割を持っており、親代わりとして名前を付けた人物を見守ることもしばしばあります。

また、妖精や動物、幽霊の姿で描かれることもあるようです。ただ、不思議な力を持っているという点は共通しているようです。

アニメ版と実写版では見た目が違う

でも、「シンデレラ」の魔女…フェアリー・ゴッドマザーは、悪くないので、めっちゃおばちゃんである…。悪い魔女じゃないと、おばちゃんになってしまうのだ…。 pic.twitter.com/hiKDhJO7Wo

— ちおね@長崎 2nd (@1970Chione) June 22, 2023

アニメ版では、フェアリーゴッドマザーはふくよかな女性。髪も白髪で、服装は紫色のローブ。60代くらいのおばあちゃんという印象のあるキャラクターでした。

しかし、2015年の実写版映画ではゴージャスな白いドレスを着た若々しい女性の姿をしています。華やかな見た目だけど、ちょっとそそっかしい面もあり、とてもチャーミングです。

『シンデレラ』のアニメ版と実写版には違いがたくさんあるようです。

フェアリーゴッドマザーはなぜシンデレラを助けた?

フェアリーゴッドマザーはなぜシンデレラを助けたの？

『それほど酷くはないのよ。私よりもっと辛い人はいるはずだし。いつでも、勇気と優しさを忘れずに生きないと。そうでしょ？』エラ／シンデレラ（ケネス・ブラナー『シンデレラ』より）; © Disney, All Rights Reserved pic.twitter.com/PFMRCGQkwB

— 失敗者bot (@shippaisya) March 11, 2023

本作品の中で、フェアリーゴッドマザーは「誰にでも魔法を使うわけではない」と言っています。それなのに、魔法を使ったのは、

シンデレラが勇気と優しさを持っていたから

です。

勇気と優しさをシンデレラに教えたのは、シンデレラの母親です。病気でなくなる間際、母親はどんな時でも勇気と優しさを持ち続けるようにとシンデレラに約束します。

乞食に化けていたのは誰？

舞踏会に行くためのドレスを継母に破かれてしまったことで、シンデレラは希望を見失ってしまいます。そんな時に「牛乳でもチーズでもなんでもいいから恵んでくれないか」と乞食から声を掛けられました。

この乞食こそがフェアリーゴッドマザー

落ちこんでいるときに突然声かけられたら、叫んでもおかしくない状況ですよね。しかも、暗い夜。周辺と同化しているように見えるので、怪しさいっぱいでした。

落ちこんでいても人助けするシンデレラ

乞食に声を掛けられたシンデレラは、「急いで何か探してあげる」とすぐに行動に出ます。少し前まで、シンデレラは希望を見失っていのに、見ず知らずの人を助けようとするのです。

シンデレラは、父親の訃報を聞いた時ですら、知らせに来た人をいたわる言葉をかけています。人だけでなく動物にも優しく、決して人を憎んだり妬むようなこともしません。

一方で継母は夫の訃報を聞いた直後、これからどうやって生きていくの⁉と怒りを表現していましたね。不測の事態でも相手を気遣うことができるシンデレラに継母が嫉妬するのも、無理ありません…。

母親と約束した通り、どんな時でも勇気と優しさを持ち続けるシンデレラ。だからこそ、フェアリーゴッドマザーは助けたのでしょうね。

シンデレラの母親とフェアリーゴッドマザーの関係

シンデレラの母親はフェアリーゴッドマザーを信じていた

秘密を教えてあげる。
人生のどんな試練も乗り越えることができる、とても大きな秘密よ。
これだけは必ず覚えておいて。
“勇気と優しさを忘れないこと”。
(シンデレラ) pic.twitter.com/7GxfpvsB0O

— 洋画台詞＆シーンbotアペンド (@yougaserifubot2) March 10, 2023

シンデレラが幼いときにシンデレラの母親は、「フェアリーゴッドマザーはいる」とよく話していました。このことからも母親はフェアリーゴッドマザーの存在を信じていたことがわかります。

だからこそ、シンデレラの母親は勇気と優しさを持つことが大切だとシンデレラに話していたのかもしれませんね。

また、フェアリーゴッドマザーも、シンデレラの母親が自分の存在を信じていたことを知っていました。

シンデレラの母親がフェアリーゴッドマザーにお願いをしていた？

シンデレラの母親は彼女が病気で亡くなります。病気だった母親が、今後のシンデレラのことを思って、フェアリーゴッドマザーに何かお願いをしていたなら、フェアリーゴッドマザーがシンデレラを助けたことも自然に思えます。

しかし、映画の中では、そのようなシーンはありません。

つまり、

• 母親はフェアリーゴッドマザーがいるとシンデレラに話していた
• フェアリーゴッドマザーと母親が会っているシーンはない

ということなので、フェアリーゴッドマザーは、姿は見えなくてもシンデレラを近くで見守っていたのかもしれませんね。手を貸した理由も、あくまでシンデレラが魔法を使って助けるに値する人物だったからこそだったのでしょう。

フェアリーゴッドマザーは誰が演じている？

#シンデレラ#ヘレナ・ボナム・カーター
ハリーポッターでは”悪の権化 ベラトリックス”なヘレナも
シンデレラでは”陽気なゴッドマザー”！ pic.twitter.com/mjJpqOxieA

— 滝番晟 (@takibansei7) June 9, 2019

本作品でフェアリーゴッドマザーを演じているのは、

ヘレナ・ボナム＝カーター 

様々な作品で活躍している名女優ですが、特に有名な役は、ハリーポッターシリーズのベラトリックス・レストレンジではないでしょうか。

ベラトリックスとフェアリーゴッドマザーは同じ魔法使いという役どころですが、全く違う印象です。ベラトリックスは悪に落ちた魔法使い。フェアリーゴッドマザーは陽気で明るい魔法使いなので、この全く違った印象も見どころだと思います。

本作品で、老女から美しい女性へ変身するシーンも注目です。また、魔法でかぼちゃを馬車に変えたときのフェアリーゴッドマザーの満足げな表情もチャーミングでした。

まとめ

2015年に公開された「シンデレラ」に登場するフェアリーゴッドマザーの正体は、キュートでチャーミングな女性魔法使いでした。

劇中、フェアリーゴッドマザーがシンデレラを助けた理由は、

• 誰にでも魔法を使って助けるわけではない
• どんな時でも勇気と優しさを持つシンデレラだったから助けた

ということが分かりました。

乞食に変身していたフェアリーゴッドマザーは、いつも近くでシンデレラを見守っていたのでしょう。本作品では、名女優、ヘレナ・ボトム＝カーターが演じており、乞食から魔法使いに戻るシーンは見どころの一つです。フェアリーゴッドマザーの魔法はシンデレラのカギを握っているので、ぜひ注目してみてください。