映画『ベイマックス』は2014年に公開されたディズニー製作の劇場版アニメーションです。ディズニースタジオの製作では初めてマーベルヒーローが主人公となったことや、東京をモチーフとした都市が舞台となっていることなどから、日本での人気の非常に高い作品です。
今回は
- 『ベイマックス』の火事の原因は何?
- 兄のタダシは実は生きてる?
について考察していきたいと思います。
ベイマックスのネタバレを含みますのでご注意ください。
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『ベイマックス』の火事の原因は何?
考えられる火事の原因2つ
メリークリスマス!#ベイマックス pic.twitter.com/YR5MzEsP3K
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) December 25, 2014
『ベイマックス』でタダシが亡くなった火事の原因が語られませんでしたが、原因は
ストーリー上の都合という説と、
キャラハン教授が原因という説
があります。
主人公であるヒロは類まれな科学の才能があり、飛び級で高校を卒業するほど頭がよかったのですが、自分の夢を持つことが出来ず、暇つぶしに非合法のロボットファイトをするなど、せっかくの頭の良さを持て余していました。
そんな自堕落な生活を見かねた兄のタダシは自身が通う工科大学に弟のヒロを連れていき、夢を探す手伝いをします。
工科大学でヒロは、タダシの仲間である科学オタク達に出会い刺激を受けます。
また、尊敬してやまないキャラハン教授とも出会い、科学の夢の追及のために工科大学へ入学することを決意します。
飛び級である為工科大学への入学のハードルが高く、尊敬するキャラハン教授を納得させる発明を大学で発表する必要がありました。
しかし兄のタダシや科学オタクの仲間達から協力を得ながら、一つ一つは指先ほどのサイズのロボットでありながら人間が操ることであらゆる形状に変化できるマイクロボットを開発し、無事発表が行われキャラハン教授じきじきに入学許可を与えられました。
しかし発表会の直後、会場で大規模な火事が発生しました。
キャラハン教授が会場内に取り残されていることを知ったタダシは自分の危険を顧みず会場に向かい、帰らぬ人となってしまいました。
愛した兄と自身の最高の発明品を同時に失ったヒロは、失意に暮れてしまいました。
①ストーリー上の都合説
これからの金曜ロードショー
— TUKUNE (@tukune_tabetai_) August 23, 2024
今日:トトロ
8/30:ラピュタ
9/6:ベイマックス
ベイマックスは当時全然期待せずに観たけどストーリーがめちゃくちゃ良かったのと、とにかく背景の街が良かった
架空都市サンフランソウキョウ、名前のまんまサンフランシスコと東京がごっちゃになったような街 pic.twitter.com/2kanbZKHYa
ストーリーの進行のため火事という出来事が起きたという説です。
タダシは非常に有能で、ベイマックスを開発した張本人でもあります。
また心優しい青年であり、弟のヒロを常に気にかけています。
ベイマックスのストーリーの骨格はヒロの成長物語であるため、有能かつ心優しい兄であるタダシが存在しているとヒロが成長することができず、脚本として問題が出てきてしまいます。
そういった理由から、火事ということにしてタダシを帰らぬ人にすることによって、ヒロの成長譚をスムーズに作劇することに成功しています。
キャラハン教授が原因説
キャラハン教授の策略という説です。
物語の後半、亡くなったはずのキャラハン教授が生きていたことが判明します。
自身の娘がクレイテックという技術会社の実験事故により亡くなってしまったと考えており、その復讐のためヒロの開発したマイクロボットを利用して、暗躍していました。
自身の存在を無くしたほうが復讐のために動きやすくなること、マイクロボットを利用して復讐しようとすることなどから、会場に自ら放火し自分を亡くなったことにすることにより、マイクロボットを獲得しながら雲隠れしようという計画だったのではないかと考察しました。
劇中でもタダシが助けに来たことを余計な事などと表現しており、おそらくそういった意思が働いていたことは確実だと思います。
兄のタダシは実は生きてる?
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兄のタダシは実は生きてる?
生きていてほしいという希望を持ちたいですが…
兄のタダシは火事で亡くなりました。
工科大学でのヒロの発表後の火事でタダシとキャラハン教授は亡くなってしまいました。
しかし、キャラハン教授はマイクロボットを利用して生き延びていました。
こうなるとタダシも生き残っていたのではないか?という希望が湧いてきますが、劇中では最後まで生きている姿で現れることはありませんでした。
タダシは亡くなってしまいましたが、その想いはタダシの開発したベイマックスに宿っていました。
物語の後半、ベイマックスに内蔵されていた動画が流れ始めます。
それはタダシがベイマックスを開発していた時の記録映像でした。
何度もベイマックスの開発に挑戦し失敗を繰り返すタダシの姿。
失敗を繰り返しても何度も何度もベイマックスの開発に挑戦するタダシの姿がその映像には映し出されていました。
ついに完成したベイマックスにタダシは、みんなの役に立つんだぞという言葉を投げかけていました。
その映像を見たヒロは、タダシの言葉と諦めない心に胸を打たれ、敵に立ち向かっていくのでした。
タダシは亡くなってしまっていましたが、ベイマックスやヒロの心の中にいつまでも生き続けているのだということが表現されていました。
タダシってどんな人?
『#ベイマックス』
— ドラゴン士 (@eigarunner) December 23, 2016
サンフランソウキョウの裏設定
サンフランシスコと東京の文化や建物が入り混じるこの架空の街ができた背景は、1906年に起きたサンフランシスコ大地震の後、移民としてやってきた日本人が復興に手を貸した際に、文化が混ざり合って今に至る。
つまりパラレルワールド。 pic.twitter.com/k5hDAEuIDx
タダシは、
ヒロの兄でベイマックスを開発した
物語のキーとなるキャラクターです。
発明家としても優秀であり、工科大学の学生ながらベイマックスを開発しました。
また、非常に心優しくヒロの為に様々な手を尽くしてくれ、工科大学へも招待しました。
尊敬するキャラハン教授が火事の建物に取り残されてると知ると、燃え盛る火の中を助けに行くような勇敢さもあわせもっています。
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まとめ
今回は『ベイマックス』の火事の原因は何?兄のタダシは実は生きてる?について考察してきました。
内容をまとめると次の通りです。
- 『ベイマックス』の火事の原因はは複数の説があるが、キャラハン教授が原因である説。
- 兄のタダシは亡くなっているが、非常に重要な場面で映像として出てくる。
ベイマックスのキャラクターデザインが非常に可愛く、それだけで見る価値があるくらいの作品ですので、ぜひご覧ください。