トイストーリー2の小西博物館は実在?モデルはどこか考察!

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映画「トイストーリー2」の中で、「小西おもちゃ博物館」という日本の施設っぽい名前が登場しましたね。

本作品をご覧になった方の中には「小西おもちゃ博物館って何?」と疑問を持った人もいるでしょう。

そこで今回は、

  • 小西おもちゃ博物館は実在するのか?
  • 小西おもちゃ博物館のモデルになった施設とは?

の2点を考察したいと思います!

目次

【トイストーリー2】小西おもちゃ博物館は実在する?

「小西おもちゃ博物館」という名前の施設は実在しませんが、モデルになった施設は日本にあります。

小西おもちゃ博物館のモデルは「ブリキのおもちゃ博物館」

トイストーリー2に登場する「小西おもちゃ博物館」のモデルとなっているのは、神奈川県横浜市にある「ブリキのおもちゃ博物館」です。

1800年代から1900年代に製造されたおもちゃが、なんと3000点近く展示されています。

ジョン・ラセター監督は、トイストーリーの前身である「TIN TOY」を制作するにあたり、1987年にこちらのお店を訪問しています。

トイストーリーがヒットしたあと、ジョン・ラセター監督はお礼に「ウッディ人形」を寄贈したそうです。

実際に贈られたものは、「ブリキのおもちゃ博物館」に展示してありますよ。

ところで、モデルとなった「ブリキのおもちゃ博物館」は横浜にあるのに、なぜ「小西おもちゃ博物館」の所在地を東京にしたのでしょうか?

おそらくアメリカの人には「YOKOHAMA」より「TOKYO」の方が、馴染み深いと考えたからでしょう。

「ミスター・コニシ」のモデルになった人物は日本にいた!

アルが電話で話していた、小西おもちゃ博物館のオーナー「ミスター・コニシ」。

実は、彼のモデルも日本に実在したんです。

その人物とは「ブリキのおもちゃ博物館」のオーナー、北原照久さんです。

トイストーリーの生みの親であるジョン・ラセターは、北原さんが書いた本にインスピレーションを受け、トイストーリーの前身となる短編アニメ「TIN TOY」(1988年)を制作したんだとか。

つまり、北原さんがいなかったらトイストーリーが生まれることはなかったということに…。

ものすごい影響力ですね!

そんな北原さんですが、実はテレビ東京の人気番組「なんでも鑑定団」のレギュラー鑑定士でもあります。

1994年の放送開始からずっと出演されているので、ご存じの方も多いかもしれませんね。

ちなみに「ミスター・コニシ」という名前は、ピクサーの日本人スタッフ「小西園子」さんから名付けたそうです。

小西園子さんは現在ピクサーのテクニカルディレクターとして活躍されていて、2006年公開の映画「カーズ」では、日本出身の女性自動車チュキの声優も務めています(英語版のみ)。

【トイストーリー2】小西博物館のモデルになった「ブリキのおもちゃ博物館」を紹介!

小西おもちゃ博物館のモデルになった「ブリキのおもちゃ博物館」は、1986年にオープンした施設です。

古い洋館をリノベーションした店内には、北原さんが1973年頃から収集したコレクションが約3000点も展示されています。

展示されているのは、おもに1890年代から1960年代に作られたブリキ製のおもちゃたち。

とても大切に保管されていて、今でもちゃんと動くそうですよ。

北原さんのYouTubeチャンネルを拝見すると、「おもちゃへの愛情が深いんだな~」と感じます。

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