スパイダーマン/ノーウェイホームで、エレクトロの襲撃からピーターを助けてくれたサンドマン。
好意的だったサンドマンですが、ピーターを裏切ってボックスを奪おうとしたのです。
そこで今回は、
- サンドマンは味方だったのになぜ裏切った?
- サンドマンの映像は使い回しだった?
について解説していきたいと思います。
ネタバレを含みますので、ご注意下さい。
サンドマンは味方だったのになぜ裏切った?
ノーウェイホームが当初はスパイダーマンvsストレンジという情報以外伏せたまま公開予定だったと知ってからこのポスター見ると
— 匿名マン (@amefig_9836) October 29, 2023
「ポスターにヴィラン追加しろだって!」
「納品まであと30分ですよ!?無理ですって」
「手持ちの素材でなんとかするしかない」
みたいなクソガイアの夜明け幻視しちゃう pic.twitter.com/P7iISC2H6y
サンドマンとは?
サンドマンは『スパイダーマン3』に登場したキャラクターで、ピーターの伯父であるベン・パーカーを殺害したフリント・マルコが素粒子分解装置に入り込んでしまい、身体の分子が砂状になってしまったのです。
強盗や殺人で服役したので、極悪キャラなのかと思いきや実は娘想いな一面があるサンドマン。
なぜサンドマンはピーターを裏切ったのでしょうか?
不信感が原因だった?
スパイダーマン ノーウェイホーム
— ダーマン (@skywalker_thx7) January 19, 2022
サンドマンの戦う理由が不明瞭だったけど「早く帰りたい」「箱はどこだ」って発言から他ヴィランの治療は諦めて箱を起動する事が目的みたい
仲間の様に並び立ったりしてたけど動機は別
エレクトロが「お前は帰れない」と煽ってサンドマンにクレーン倒したりしてたし pic.twitter.com/4ENwKUyzLd
MCUのスパイダーマン/ノーウェイホームは、サンドマンが登場した『スパイダーマン3』とは別世界の物語です。
サンドマンは、かつてのスパイダーマンシリーズに登場した悪役たち同様にMCUの世界に迷い込んできました。
したがって、
サンドマンが知るピーター・パーカー/スパイダーマン/ドビー・マグワイアだったのです。
MCU版のピーター・パーカー/スパイダーマン/トム・ホランドは全くの別人の感覚。
明らかに違う人物だったので、サンドマンの混乱する気持ちもとてもよくわかりますよね。
もし自分がサンドマンの立場だったら、『あんた誰?』状態ですし、説明されても話を飲み込むまで時間がかかってしまいそうです。
そして、
スパイダーマン3の世界とMCUのスパイダーマンの世界は全く違い、それもサンドマンにとって不信感が増していく原因だったのです。
さらにサンドマンには、
病気の娘がおり、娘の治療費のために仕方なく強盗していたという過去があります。
決して家族のために強盗などしてはいけませんが、娘を想うあまり突っ走ってしまう性格。
スパイダーマン/ノーウェイホームにおいても最初はピーターの味方のように思えましたが、
早く自分のいた世界に戻り娘に会いたいという気持ちが増していったため、スパイダーマンを裏切ってしまった
のです。サンドマンの性格のせい、と言えそうですね。なんだか切ない…。
サンドマンの映像は使い回しだった?
スパイダーマン3のサンドマンってシリーズで唯一ピーターと和解したキャラで根っこからの悪人ではなかったけどそこに行くまでの展開が唐突過ぎでなんで彼が謝罪の行動を取ろうとしたのか良くわからんからなんにも感情移入が出来んのよ。ピーターが許すって言った所を見てなんで?って正直思ったし。 pic.twitter.com/7I8uzrvD2c
— タクマ 映画垢🎬 (@taisadon) March 6, 2022
サンドマンは過去作の使い回し映像?
サンドマンが元の姿(フリント・マルコ)に戻った映像が、過去に撮影されたものだという意見があります。
真相を調べてみたところ、
スパイダーマン/ノーウェイホームを担当したVFXアーティストのケリー・ポートさんは、『撮影できなかったため、以前の映画の映像を使用することになった』
と、明かしています。
サンドマンの再利用したシーンは、スパイダーマン3で下水道に落ちて体が崩れるシーンを使ったそう。
『スパイダーマン3』は2007年公開された映画なので、スパイダーマン/ノーウェイホーム制作時にはすでに15年ほどが経過していました。
15年前の映像ににも関わらず、最先端のVFX技術で何の違和感もなく仕上げてくるのが純粋にすごいとしか言えませんよね。
サンドマンは声のみの出演?
キンプリの中に1人スパイダーマン3でサンドマンやったトーマス・ヘイデン・チャーチいません? pic.twitter.com/wt53BplDOl
— おかぴ (@okamochimen) March 27, 2019
サンドマン役の俳優は、
アメリカ人俳優のトーマス・ヘイデン・チャーチさんが演じています。
1960年6月17日にアメリカ・テキサス州で生まれ、2004年公開の映画『サイドウェイ』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、その演技に注目されました。
『サイドウェイ』出演によって、スパイダーマン3のサンドマン役を射止めたと言われています。
スパイダーマン/ノーウェイホームでは、
スケジュールの都合などで過去作品の映像で出演となってしまいましたが、声だけは新しく録音したそう。
そして、トーマス・ヘイデン・チャーチさんがインタビューで明かした内容が気になるものでした!
『スパイダーマン/ノーウェイホームの中で、フリント・マルコと娘のストーリーが詳しく描かれる予定だった』と明かし、『今後もっと充実したストーリーを扱うかもしれない』とも話しています。
それは今後制作されるマーベル映画において、サンドマンがどこかしらに出てくる可能性はゼロではないということになります。
しかし、スパイダーマン/ノーウェイホームで人間に戻ったはずのフリント・マルコなので、人間としての出演になるのか再びサンドマンに戻ってしまうのかはお楽しみのひとつですね!
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まとめ
この場面が「"稲妻"から"砂塵"がスパイダーマンを守っているように見える」とかいう深読みも
— 匿名マン (@amefig_9836) August 25, 2021
スパイダーマンを憎んだままのエレクトロ from 『アメスパ2』
vs
改心したサンドマン from『スパイダーマン3』
である可能性が5パーセントくらいはある。 pic.twitter.com/8ePIFFBS5I
スパイダーマン/ノーウェイホームのサンドマンがなぜ裏切ったのか、映像が使い回しだったことについて解説してきました。
結論とすると、
- サンドマンはスパイダーマンが別人、別世界に来てしまったことで混乱した不信感で裏切ってしまった
- サンドマンは娘に会いたい一心で元の世界に戻ろうとピーターを裏切ってしまった
- スパイダーマン/ノーウェイホームではスパイダーマン3の映像を再利用している
- スパイダーマン/ノーウェイホームでは声のみ出演している
となります。
スパイダーマン/ノーウェイホームでは再利用した映像とのことですが、新たなマーベル映画でサンドマンが登場することも期待したいですね。
VFX技術に期待して、スパイダーマン/ノーウェイホームのサンドマン登場シーンをぜひチェックしてみて下さい!